【転職】求人票の要件に惑わされすぎるな!

今日は転職活動をしている方が最初に見る企業情報である「求人票」について書いていきたいと思います。
求人票には募集に関する様々な情報が書いてありますが、この求人票の情報に固執しすぎるのはよくないよ、というお話です。

▼今回のポイントは2点
①年収、残業時間などの条件面
②業務内容

【①条件面】
これは大企業、特に上場している企業であれば平均年収なども公開されていますし、給与制度・評価制度も仕組み化されていることも多いので、そこまでぶれることはありません。
(本当はそれでもぶれますが今回は割愛)

しかし、地方の中小企業を受けている方であればそうはいきません。基本的に地方の中小企業に評価制度や昇給制度がちゃんとある会社はそう多くありません。
(あったとしても実質的に機能していないことが多い)←ここ大事。

えっ!?そんな制度が整ってない会社コワイ…と思った方もいるかもしれませんが、逆に「なんとなく」で待遇を決められるということは求人の期待以上の人材であれば上振れ(求人票の上限よりも高い金額)することもあります。
応募者が多くない中小企業に取っては、「全ての応募者は個別対応」ぐらいの感覚の会社もあります。

もちろん、全ての会社がそうではないですが、年収幅だけ厳密に見て「条件当てはまってないから却下」としてしまうのは勿体ないケースもありますよ、と覚えておいて下さい。

残業時間については、残念ながら基本的にやや過少申告ぎみになります。
(辞退されたくないから少しサバ読みます)
※ブラック企業は大幅にサバ読みますw

あとは「残業代出します」と書いてあっても実際に申請できるのかどうかが実は大事(※ただし判断するのが難しい)のですが、このあたりも求人票だけ見比べただけで判断してはいけません。

【②業務内容】
業務内容についても注意が必要です。

特に、やたら難易度が高く見えた求人!
これを見て、「うわ、これは自分には無理だ!」と簡単に諦めてしまう方がいますが、実は「そのエリアでその会社にそのレベルの人材の応募があるわけがない」ということが往々にしてあります。
現実的な採用レベルは求人票よりもずっと下の場合があります。

ここについても役割分担がしっかりしている大企業であれば業務内容はある程度固まっていきますが、中小企業の場合はそうはいきません。
結局、少人数の中小企業の業務内容なんて、「その時のメンバー構成次第」だったりするんですよね。

<今日のまとめ>
中小企業の採用は結局のところ「応募者によって業務内容や条件を当初の予定から変えることがあり得る」ということです。
実際に私も転職をした時は、求人票の内容とは全く違う条件・業務内容で働いています。(それでも自分の求めていた環境だったので不満はない)

求人票を表面的に見て判断してしまうと思いがけないチャンスを逃すかもしれませんよ!

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