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ほめればいいというわけではない。

ほめればいいというわけではない。

褒め方が大事だ。

中室牧子著『学力の経済学』にもあるように、褒め方によって学力にも差が出るという論文もある。

一言で言えば次である。

その子の能力を褒めるのではなく、過程(プロセス)、努力した点を褒めるということだ。

別の言い方をすれば、テストの点数を褒めるのではなく、努力した点を見取って褒めるということ。

これの逆をやっていることが多いのではないか。

褒め方を意識するだけで、その子の伸びは変わる。

努力した点を見取り、言語化して伝えてあげる。

過程・プロセスの大切さを説き、見取っていく。

この視点をもち、褒め方を意識することだ。

常日頃から、結果のみに固執するのではなく、プロセスを大切にしている大人であれば、その褒め方もスッと入っていくのだと思う。

大前提として次がある。

そもそも、その子にとって褒められてうれしい大人であるかどうか。

こんなやつに褒められてもうれしくない、そう思われていたらすべてにおいて効果は低減するだろう。

この人に褒められたい、そう思われる大人であることがもっとも大事なのだと思う。

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