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茨城県知事選2017の分析レポート。

東海第二原発の再稼働の是非が争点となった今回の茨城県知事選。7選を目指す現職の橋本昌さん、元ドワンゴ取締役で新人の大井川和彦さん、動物保護などのNPO法人で活躍する新人の鶴田真子美さんの3名が立候補し、8月27日に投開票が行われました。投票率は前回の31.74%を大きく上回る43.38%となり、茨城県民の関心はそれほど低くなかった選挙だったと言えると思います。
結果は、自民党・公明党が推薦する新人・大井川和彦さんが初当選を果たし、24年ぶりに知事が変わることになりました。世論調査によれば、70%の人が東海第二原発の廃炉を求めていたのに、なぜ自民党・公明党が支持する大井川和彦さんが勝ったのか。なぜ庶民の暮らしに寄り添う候補者は勝てないのか。選挙ウォッチャー・ちだいが分析したレポートです。

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