シナトラ

チェスプロブレムや音楽、詰将棋に関する記事を書いています。趣味は音楽鑑賞・相撲観戦・お笑い鑑賞など。

シナトラ

チェスプロブレムや音楽、詰将棋に関する記事を書いています。趣味は音楽鑑賞・相撲観戦・お笑い鑑賞など。

マガジン

  • Uri Avner関連

    ①イスラエルの大作家・Uri Avnerの作品集から、目に留まった作品をOrthodox6回・Selfmate6回・Fairy3回に分けて紹介。 ②John RiceがThe Problemistに掲載したUri Avnerについての論考を日本語訳したもの。

  • 旅行記

  • 読書感想文

    上田吉一フェアリー作品集『極光Ⅱ』、『チェスプロブレム入門』を読んだ感想記事です。その先は未定。

  • The Problemistを読む

    イギリスのプロブレム専門誌『The Problemist』に掲載(≠発表)されていたプロブレムの紹介です。中級者向け。

  • Zivko Janevski傑作選

    名手JanevskiによるHelpmateの好作、傑作が盛り沢山!初級〜中級者向け

最近の記事

固定された記事

2021年自作ベスト5

2021年も終わりですね〜。年末の恒例、自作ベスト5です。まだ結果稿が出てない作の解答を先にnoteで書くのもどうかと思うので、今年結果稿が出た作品(→発表は主に2020/10〜2021/9)に限って振り返ります。去年のベスト5も一緒にマガジンに纏めておくので、ご覧になってない方はそちらも是非。 今年の最大のトピックはチェスプロブレムの本を大量に貰ったことでした。また、プロパラの担当業務、「The Problemist」への作品投稿、YCCCへの参加、「The Hopper

スキ
10
    • Uri Avner傑作選(9)

      (16) Uri Avner Prize L'Echiquier Belge 1992 #3 (16)では、黒のクリティカルムーブが豊かなバッテリープレイを導く。 1.Rg4 (2.Sc4+ Kxf6/Bxc4 3.h8=Q/Kc2#) 1...Rb8 2.Bb7+ d5/Kxf6 3.Kb4/Qg5# 1...Bxh7 2.Be4+ d5 3.Kc2# 1...Qh3 2.Bf3+ d5 3.Kxd3# 1...Rh2 2.Bg2+ d5 3.Kxd2# 1...Rf

      • Uri Avner傑作選(8)

        (14) Uri Avner 3rd Place 3rd WCCT/G 1984-88 #3 Circe 作家としてのキャリアが進むにつれ、Uriはフェアリーチェスとその無限の可能性にますます魅了されていった。(14)では、wKがb6にいる間は2.Sxd6+[Pd7] Sxd6 3.Rxc5[c7]というthreatは実行できない。 1.Ka5! 1...f2 2.Qxa2[Pa7]+ Bxa2[Qd1] 3.Qxg4[Ra8]# 1...Bf2 2.Qxc3[Pc7]

        スキ
        2
        • Uri Avner傑作選(7)

          (12) Uri Avner 1st place 3rd WCCT/F 1984-88 (version Variantim 1988) S#3 WCCTで連続して同一部門1位を獲得した作家は少ないが、(12)は(10)に続いてUriにその栄誉をもたらした。白は3.Sb2とする前にRd6とBh7をそれぞれ封じなければならない。シャットオフの方法の違いが、作者の技量を物語っている。 1.Bh7 zz 1...Qxg2 2.Sd5+ Qe4 3.Sb2+ 1...Bxc3 

          スキ
          1

        マガジン

        マガジンをすべて見る すべて見る
        • Uri Avner関連
          シナトラ
        • 旅行記
          シナトラ
        • 読書感想文
          シナトラ
        • The Problemistを読む
          シナトラ
        • Zivko Janevski傑作選
          シナトラ
        • 大相撲関連
          シナトラ

        記事

        記事をすべて見る すべて見る

          Uri Avner傑作選(6)

          (10) Uri Avner 1st Prize Israel Ring Tourney 1981 S#3 アルバムの審査は厳しいため、12点満点を獲得することはかなり珍しいが、(10)は2×4のLacnyでこの栄誉を手にした。  Set  1...Rxb3 2.Rd6+(A) Kf5 3.Se3+ 1...Rc2 2.Qc3+(B) bxc3 3.f8=Q+ 1...Sxb3 2.Se4+(C) Ke6 3.Sc5+ 1...Sc2 2.Ra6+(D) Ke7 3.Q

          スキ
          1

          東京2泊3日(2)

          【9月19日】 朝7時前に起床。いま起床と打ったら紀章と変換されてしまった。私は黒田紀章ファンなのだろうか? 今日は角さん・小泉さん・相馬さんが来る日だ。えらく早起きしてしまったなぁと思っていたら敏樹さんも早めに起きて、やはりトーク開始。 ○好きな詰パラの担当者っている? ○宗看・看寿の意識の高さ ○最近の相馬慎一作品 ○今回のキッズチャレンジについて ○Peter Rehmはやり過ぎ感あり? ○Johandlのセンスの良さ ○Garaiのユーモア ○Helpの歴史に欠

          スキ
          6

          『チェス・プロブレム入門』感想⑥

          今回からはこのセクション。 【フェアリー(Fairy)】 執筆者はまたもや若島正さん。 F01:セルフと類似したルール。まず1.Rc1+?はBxc1とされ、ここで手待ちができないので逃れ。また1.Rg1?には1...Bh6!の返し技がある。よってRの最遠移動が登場。エッセンスだけ。 F02:この設定と駒数では新作にならないだろう。作者はこういうのを大量に発表しているイメージ。 F03:白Rを取ってしまう。過不足ない構成。 F04:『極光Ⅱ』でも見たような石取り遊び

          スキ
          1

          東京2泊3日(1)

          9月18〜20日の3日間、東京に遊びに行った。その旅の思い出を旅行記という形で残しておくことにしよう。 【前日譚】 今回東京に行く1番の目的は、あの相馬慎一さんに会うことだった。相馬さんは私の大好きな作家なのだが、残念なことにこれまで一度しかお会いしたことがなく、それも私が高校2年生の時だったので、深い話はあまり出来なかったのである。 もともとは今年の1月のISC(チェスプロブレム解答選手権)で会えるなーと思っていたのだが、その時は相馬さんの都合が悪くて会えなかった。本来

          スキ
          6

          Uri Avner傑作選(5)

          (8) Uri Avner 3rd Prize Canadian Chess Chat 1980 #4 Uriの工房からも、post-key playに黒のanticipatory interferenceが出てくる(8)のようなmoremoverが、時折登場する。 1.Bxh6+? Kxe5 2.Bf4+ Ke4 3.Sg5+ Rxg5! 1.Bxg3+? Kxe3 2.Bf4+ Ke4 3.Sf2+ Bxf2! 1.Ba2! (2.Bg5+ Kxe5 3.Qf4+

          スキ
          1

          Uri Avner傑作選(4)

          (6) Uri Avner 1st Prize The Problemist 1980 S#4 Uriは、The Problemist誌に最高の作品(特にセルフメイト)を頻繁に送ってくれており、我々は幸運である。(6)は見事1位を獲得した。 1.Ka5 zz  1...Kc4 2.Rdxd4+(A) Sxd4 3.Se3+(B) Bxe3+ 4.Qb5+ Qxb5# 1...S~ 2.Se3+(B) Bxe3 3.Qb7+(C) Kc4+ 4.Qb5+ 1...B~ 2

          スキ
          1

          Uri Avner傑作選(3)

          (4) Uri Avner 1st Place Israel v Switzerland 1959 #3 他の多くの作家と同様、Uriもチーム戦のために創作することに喜びを感じていた。彼はまだ10代の時にdouble reciprocal changeを含むmutateの3手メイトである(4)を作り、イスラエル対スイスの試合で1位となった。 1...Sc1/Sf4/Sd4/Sg1/b3 2.Sxc1/Sxf4/Sxd4/Sxg1/bxc3 1.b3! zz 1...S

          スキ
          1

          Uri Avner傑作選(2)

          (2) Uri Avner 1st Prize problem 1957 S#2 グランドマスター(Uriもその一人)には、2つの種類がある。1つの道を究め、特定のジャンルに打ち込んでアルバムポイント70点以上を獲得する人たち。それとは対照的に、広範なジャンルに興味を持つオールラウンダー。Uriは後者のタイプに属する一人だったが、彼は長年セルフメイト作家として最もよく知られていた。(2)は初期の作品だ。 1...Sxe3/Rxe3/Sf4/Rf4 2.c4+/Bf7+/

          スキ
          2

          Uri Avner傑作選(1)

          The Problemist 2014年9月号を読んでいると、Uri AvnerについてJohn Riceが書いた記事があったので、青のKKさんのブログと同じ要領で纏めてみようと思う。翻訳のレベルが低いのはお許しいただきたい。 なお、※に続く文章は私による補足である。 The legacy of Uri Avner (1941-2014) - A personal selection by John Rice (1) Uri Avner 4th Honorable Men

          スキ
          1

          The Problemist 2014.7

          今回はSelected Problemsより。 Janos Csak 1st Prize StrateGems 2012 S#10 1.Bc2 exd5 2.Ba7+ Kxe5 3.Qh2+ Sg3 4.Rh5+ Sf5 5.Kb1 d4 6.Kc1 d3 7.Bb8+ Kd4 8.Qg1+ Se3 9.Rh4+ Se4 10.Bb1 d2# 白Kが隅に居ては詰まないので動かしたいが、黒側はexd5の1手しか指せる手がなく、このままではstalemateに陥ってしま

          スキ
          3

          Zivko Janevski - Selected Helpmates 20

          今年の1月から始まったこの連載もようやく20回! 443番 1st Prize StrateGems 1999 (FIDE ALBUM 1998-2000) H#3 b)Pd3→d4 a) 1.Sxb2 Rxe4+ 2.Kxe4 Sxd2+ 3.Kd4 Bxb2#  b) 1.Sxb3 Bxe3+ 2.Kxe3 Sxc4+ 3.Kd3 Rxb3#  黒の厚い壁がある面白い初形。白は線駒を捨ててKを左に運ばなければならない。黒の初手の意味は最終手を見れば明らかだ。双方

          スキ
          1

          『チェス・プロブレム入門』感想⑤

          ちょっと間が空いてしまいました。今回はこのセクション。 【セルフメイト(Selfmate)】 執筆者は若島正さん。 まずセルフメイトのルール説明から。「黒は抵抗する」というところが肝で、協力自玉詰ではなくて自玉詰である。抵抗する以上はvariationがいくつも存在するため、表現はHelpmateよりもDirectmateの方と似てくる。 S01:3つのvariationで白Qの使い分け。入門らしい。 S02:移動先限定のロジックを見るべき作。 S03:h-fil