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名シンガー探訪⑧ Neil Sedaka編
Neil Sedaka(1939〜)は50年代後半のロックンロール時代から、70年代にかけて多くのヒットを飛ばしたアメリカのシンガーソングライター。
楽しい歌を楽しく歌うということに非常に長けた歌手である。これはプロなら当然の技術のようで、実は非常に難しいことではないだろうか。
①Calendar Girl
私がセダカを知るきっかけになった曲。夢のような恋愛の様子を、数え歌の要領で語る。PVも
名シンガー探訪⑦ Peggy Lee編
この連載では初の女性シンガーとなるPeggy Lee(1920〜2002)を紹介しよう。妖艶な雰囲気で語りかけるように歌う(声を張り上げない)というのがこの歌手の魅力である。
今回、彼女の魅力がよく発揮された4曲を取り揃えてみた。含蓄のある歌唱を堪能してほしい。
①Why Don’t You Do Right
1930年代はビッグバンド全盛の時代だった。40年代に入って徐々に歌ものが主流とな
名シンガー探訪⑥ 藤山一郎編
藤山一郎(1911〜1993)は東京音楽学校(現在の東京藝大)を首席で卒業したエリートで、1930年代〜40年代にかけて流行歌手として大きな人気を獲得した。紅白歌合戦で長年「蛍の光」を指揮したことでも知られている。ちなみに、国民栄誉賞を受賞した歌手は美空ひばりとこの人しかいない。
今日は藤山一郎の魅力を知ってもらうために4曲紹介したい。
1.丘を越えて
1931年、藤山一郎デビューの年の作品
名シンガー探訪⑤ Billy Joel編
このままだと所謂スタンダードシンガー、つまりほとんどElvis Presley以前の人の紹介だけで終わってしまいそうだったので、思い切って若手(?)を取り上げることにした。
Billy Joel(1949〜)は日本でも人気の高いシンガーソングライターだ。ポップなメロディーと都会的なサウンドを駆使して70年代・80年代にヒット曲を連発した。”Piano Man”や”Just The Way You
名シンガー探訪④ Mel Torme編
Mel Torme(1925〜1999)はジャズボーカルのレジェンド的存在である。ポップスも歌う他のスタンダードシンガーと違い、彼はあくまでジャズにこだわり続けた。そのためセールスや認知度という意味ではSinatra達より落ちるが、ジャズヴォーカルファンには最も評価されているのだ。
Mel Tormeの歌唱技術は他の追随を許さない境地に到達している。今回は4曲紹介しよう。
1.We Got A
名シンガー探訪③ 北島三郎編
北島三郎(1936〜)は現在の演歌界で1番の大御所とされる名歌手だ。1962年にデビューして以降、「函館の女」「与作」「まつり」などヒット曲を量産し、紅白歌合戦に50回出場した。また、アニメ『おじゃる丸』の主題歌を歌うといった活動もしており、若い世代も彼の歌の1つくらいは聴いたことがあるのではないだろうか。
今回はサブちゃんのナンバーの中から、私のお気に入りを4曲紹介したい。
1.なみだ船
名シンガー探訪② Nat King Cole編
Nat King Cole(1919〜1965)は、1930年代にNat King Cole Trioとして人気を得たジャズピアニストであり、そしてその後60年代まで歌手として多くのヒット曲を世に送り出したスタンダードシンガーでもある。
彼の艶のある歌声を堪能していただける4曲を集めた。
1.When I Fall in Love
これほどゆったりと流れる3分間が他にあるだろうか。代表作の1
名シンガー探訪① Frank Sinatra編
Frank Sinatra(1915〜1998)は20世紀を代表するエンターテイナーと呼ばれている。ジャズ歌手でありポップ歌手、そしてクルーナーでありオペラのように歌い上げることも出来るという、稀有で多才なシンガーだ。
今回は彼の膨大な作品群から4曲紹介する。
1.You Make Me Feel So Young
小編成のバンドと軽快にスウィングする。元々埋もれていたこの曲は、彼が取り上げ