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“非連続的な成長”を目指す

アラフォー社会人の大学院進学を後押しするブログを掲載しています。
noteではその経験から思ったことや考えていることを日記的に記していこうと思います。
今回は“非連続的な成長”がテーマです。

“非連続的な成長”とは?

社会人で大学院に進学することのメリットとして、
「非連続的な成長」の機会を得ることができるという点があります。
ここでいう「非連続的な成長」というのは、
これまで自分が培ってきたフィールドとは違う領域、
これまでの知識や思考、行動とは違う様式で進められる成長のことです。
変な例えですが、ボクサーからデザイナーになる、とか、
趣味を盆栽からトライアスロンにする、などでしょうか?
これがキャリアに関することなら今更それまでのキャリアを捨てて新しいことするの!?と感じるかもしれません。
確かに、それまでの経験を活かせる方が失敗や無駄は少ないでしょう。
歳を重ねてからの失敗はリカバリーに時間がかかる、
これまでの蓄積の方が、この先のことより多い(気がする)、
など考えると納得できます。
加えて社会人として働いてきて、
今更学校へ行く(新たな学歴を手に入れる)など、
決して費用対効果は高くないように見えます。
しかし、この数年、コロナ以降、
これまでの常識が覆される速度が加速している気がします。

非連続的成長のメリット・重要性は以下2点です。
①幅が広がる
②イレギュラー、社会変動に強くなる

①幅が広がる

シンプルに人生の幅が広がります。
これまでの自分の引き出しにはなかった分野で成長することで
新しい世界が見えたり、
今までと違う角度から物事を見れるようになります。
これまでの経験も新しい角度から新しい強みになったり、
今までの自分ではキャッチできなかったものを
得ることができるようになります。

②イレギュラー、社会変動に強くなる

現代の社会はVUCA
(Volatility:変動性
Uncertainty:不確実性
Complexity:複雑性
Ambiguity:曖昧性)
の社会と形容されることがあります。
行先不透明で常に変化していて
過去の成功や常識があっという間に通用しなくなる社会です。
過去の経験則が使えないので、
即行動してその先で色々対応することが戦略になるのではないでしょうか。

未経験、失敗に対して恥や抵抗がなくなる

社会人としてある程度経験を積んでいくと、
その経験の中だけで行動しようとしてしまうんですよね。
それが通用するうちはいいですが、
次第に上手くいかなかったり、
そもそも同じパターンの繰り返しに自分自身が飽きてしまって、
生活全般が無気力なものになってしまったりします。

このような惰性的な日常を強制的に変えるという意味でも、
未経験の領域に踏み込むことは有効です。
こういった経験をしたことで
まったく新しいことに対する抵抗が大分減ったと思います。
年下や学生に教えてもらったり、
彼ら彼女らより下手だったりしても
気にならなくなりました。

知らないことを恥じていたら、
未経験の自分は一歩も前に進めません。
知らない・できないことが前提、
そしたらひたすら貪欲に謙虚に周囲の人から吸収するしかないのです。
そこそこ仕事でキャリアを重ねていると、
意外とこういった素直に学ぶ姿勢を付けづらいんですよね。
過去の実績でノウハウや自分なりの流儀を確立して、
若手はあくまで指導や成長支援の対象と見なして、
たまに刺激になるのは外部の先行した成功者たち。
過去の経験やプライドが邪魔して、
泥臭く学ぶことができづらくなってしまうのかもしれません。

社会人の大学院進学は“非連続的な成長”に最適

この点で、社会人大学院生という立場は
頭をまっさらにして、
素直に学ぶ姿勢を再び身につける良い機会です。
まさに非連続的な成長が見込まれる挑戦です。
たとえ転職であっても「仕事」や「労働」の地続き・延長線上であって、連続的成長です。
多少なりとも過去の職歴や仕事のモードに影響を受けて、
大きくキャリアチェンジできない場合もあります。
学部生→大学院進学、も同じアカデミア路線のため、連続的成長です。
これまでの仕事の経験と、大学院での学術研究どちらにも相互に刺激となりながら、
まったく違う地平線を切り開くことのできる非連続的な成長があるのは、
社会人の大学院進学ならではのものです。

一歩踏み出すことを難しく考えない

今の生活に不満を感じているなら、
それは時間が解決するものではなく、
自分で動いていかないといけません。
過去の自分など役に立たないのです。

一歩踏み出すこと、
日常からすこし離れることは、
勇気や計画なんて後付けでいいと思います。
難しく考える必要はありません。

まずはやってみる。

こういった行動が
先の見えない社会で
自由に楽しくたくましく生きることに繋がるのだと思います。

おまけ 社会人の東大大学院進学のための記事公開中

社会人の大学院進学についてはこちらの記事で限定公開しています。
“ちょっとやってみようかな”という、
非連続的な成長の最初の一歩になれれば幸いです。



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