【詩77】存在

「お姉ちゃんだから」と我慢させられ
「姉ちゃんなのに」と叱られ
今は「ちゃん付け」で頼られる

「ちゃん付け」で付き合い
「呼び捨て」でこき使われ
「おまえ」「あんた」でお別れした

「お姉ちゃん」と呼んだ弟は
他人行儀の「お姉さん」
温度は全く感じない

「お姉ちゃん」と呼んだ妹は
「さん付け」に変わり
尤もらしく助言する

娘からの「ママすけ」は
呼びかけられることすらなく
接点ゼロを希望

息子からの「かあちゃん」は
一言も喋らず
賄い女に成り下がる

末息子からの「ママン」は
ひっそり離れ居所知らず
呼びかけれども呼ばれはしない

確かにここに居ます
名前もあります
呼びかけられると嬉しいのです


【後記】
3人きょうだいの長子
きょうだい差別で私を苦しめた毒母は認知症、都合の悪いことは覚えていない
弟にも妹にも気を使ってしまう
お別れしたのは典型的なモラ元夫
3人の子ども達とは仮面家族継続中😅
娘も息子も半分は私でできているのかと思うと責められない…

【謝辞】
きりちゃん様🍀
フォトを使わせていただきました🤗
有難うございました🙇‍♀️

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