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クリスマスの銀座でぱりっぱりの北京ダックを
ーおNEWのワイシャツ並みにピシッと決まった北京ダックー
今日はクリスマス。(時差投稿がすぎる・・・)
この日は東京タワーの見えるギロッポンのイタリアンでクリスマスディナーの予定があって、、、なんて言ってみたいものだが、例年通り予定のないクリスマスだったので、似たもの同士2人で銀座でちょっと背伸びをした中華ランチをすることに。
前に平野紗季子のインスタで見てから行ってみたかったギンザシックス内にある「家寳・跳龍門」へ。(カポ•チョウリュウモンと読むみたい。かわいい。)
おいしい北京ダックと飲茶を心ゆくまで食べる目的で、席だけ予約して入店!
・・・
広々とした席に案内される。
メニューを開き、さっそくおいしそうなものを片っ端から頼む。
この日のテーマは飲茶なので、がっつりしたものは頼まず、こまごましたものをたくさんというイメージ。
最初に頼んだ中国茶が来る。金木犀の香りに包まれ、一気にエキゾチックな異国ムードが漂う。
そして海老入り春巻き。お皿もかわいい。
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ザックザクで油までおいしい春巻きを、香り高い醤油につけて食べる。
中華街とか本場に近い系のお店の春巻きって、皮のザクザクさの次元が違うよね。
薄くて軽くてスッとなくなる感じ。
続いて小籠包。
![](https://assets.st-note.com/img/1716086939017-lUb0vbxcLs.jpg?width=800)
クリスマスの高揚感で、ついうっかり一口で食べてしまった。口福。禁忌を犯す。
続いて海老と韮の蒸し餃子。
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韮の香りがたっぷりで、海老もぷりっぷり。
この透明プルプルな餃子の皮、一回作ってみたいと思ってレシピ検索したことがあるんだけど、なんの粉を使うんだっけ。忘れた。
続いて鶏肉とチャーシュー入りちまき。
![](https://assets.st-note.com/img/1716087012261-OPHIdIamVI.jpg?width=800)
中華料理屋さんに行ってメニューにあるとうずうずしてくる料理ランキング第1位。
ちまきは大抵ボリュームがあるため、胃袋的に他のメニューとのバランスを考えなければいけないから簡単に頼むことができず、うずうずしてしまう。
しかし今日はメインっぽいメインを頼んでおらず、たぶん大丈夫だろう!ということでオーダー。
あつあつやわやわのちまきが登場。
![](https://assets.st-note.com/img/1716087084642-rCqvWc71rA.jpg?width=800)
あーおいしい。この世のちまき全部食べ尽くしたい。
柔らかいタケノコが入っていると思ったら、ゆで卵の白身だった。(多分)
そしてここで北京ダックが登場。
![](https://assets.st-note.com/img/1716087163354-MoN9OmvlD4.jpg?width=800)
一旦登場シーン。とにかく大きいダック!
私たちが頼んだのは「半羽」というサイズ。
お店の方が、「この後お包みしてきますが、お一人1本にしますか?2本にしますか?」と聞いてくれる。
使うダックの量は同じで、大きさをどうするかという話。
数が多い方がなんとなく幸せが長続きしそうな気がして、「2本」と頼む。
しばらくして、お着替えが終わって再登場。
![](https://assets.st-note.com/img/1716087262880-guU16IjrmG.jpg?width=800)
お、大きい!!今まで食べた北京ダックの中で1番大きいかも。
気づけば北京ダックとの出会いを振り返っていた。
初めて食べた北京ダックはバーミヤンのだったか、横浜の中華街のだったか、定かではない。
小さい頃からパリパリの香ばしい鶏の皮好きな私にとって、初めて食べた北京ダックは、鳥の皮が主役の座に君臨している驚きの食べ物だったと思う。甘い味噌につけて食べるところも子ども心をくすぐったのだろう。
それからかれこれ20年、いろいろな中華料理屋さんに行ったが、案外北京ダックがメニューにあるお店は珍しいもので、バーミヤンでなく、横浜中華街でもないお店で北京ダックを食べたのは、これが初めてだったかもしれない。
そしてこれが多分今まで食べた中で1番高級な北京ダック。(そのくせ値段は忘れた。)
私とお相手の4本分にさっきのダック半羽の皮が使われていると思うとすごい。
(肉はどこに行ってしまったんだろう。)
持ってみるとずっしり。
そして新品のワイシャツのようにピシッと決まっている皮。
それを甜麺醤につけて、がぶり。
えー!!皮がパリッパリ。
こんがり香ばしく焼かれていて、皮下脂肪まで削ぎ落とされているような薄い皮。
以前読んだエッセイで、菊地成孔という人が北京ダックについて「キャラメリゼな皮の焼き具合」と表現していたことを思い出す。
まさにそんな感じだった。
皮下脂肪がないなら意外と脂質少ないのかな?でも焼くときに油塗りたくられてそうだからそうでもないか。ってか皮下脂肪が削ぎ落とされたら皮って何?たんぱく質?なんて頭の弱いリケジョを発揮してしまった。(脳内で)
甜麺醤は甘くて八角がほどよく香って、飲みたいくらいおいしかった。
2本にしてこの大きさなんだから、1本にしていたらこの倍だったってこと?一体どうなっていたんだろう。おしぼりみたいなサイズだったりして。
そしてここで朗報が。
お相手「1本食べておなかいっぱいになったから私の1本あげる。」
えっ!?いいんですか?
遠慮せずにいただき、相手の3倍北京ダックを食べたところで私も満腹になり、大満足。
しかし別腹も忘れない。
なんたって今日はクリスマス。
カスタード餡入りまんじゅうをオーダー。
以前2人でヤウメイに行ったときに2人してハマり、ここでも食べることに。
![](https://assets.st-note.com/img/1716087346932-heyWcq86Uz.jpg?width=800)
すべっすべで、「スベスベマンジュウガニ」を思い出す。
一口食べたら中からカスタードが溢れてきた。
![](https://assets.st-note.com/img/1716087420668-axcywvcVR2.jpg?width=800)
な、何これ!?
何が起こっているのかわからない。なんでとろけちゃってるの?融点低すぎ、、。
ヤウメイのカスタードもとろけて溢れたけど、ここのはもっと流れた。
饅頭の生地がほんのり甘いのも嬉しいポイント。
お腹も心もシマってフィニッシュ。
・・・
たまに、唐突に特別感のある中華が食べたくなる時がある。
おいしい中華ならいろんなところに溢れているけど、おいしさプラスちょっとした特別感がほしいとき。自分へのご褒美がほしいとき。
そんな時はギンザシックスに来よう。
何を頼んでもおいしいお店が待っている。
今度北京ダックを頼むときは、2本じゃなくて1本にしてみよう。
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