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ご当地グルメを食べない旅ごはん 【西日本編】
ー奄美大島で食べたガパオライスがナンバーワンー
前回の記事で書いたのが「ご当地グルメを食べない旅ごはん【東日本編】」
今回はその西日本編。
どんな内容だったかというと、普段はご当地グルメに必死になるタイプの私が、各地で出会った「どこにでもあるけど忘れられないくらいおいしかった食べ物」を紹介していく話。
では早速!
■京都府・市街地のウインナーロール
桜の季節の京都で、朝ごはんを食べるためにパン屋さん巡りをしたとき。
「グランディール」というお店の。
二条城の前のベンチに座った。
むっちりしたパンとウインナーと焦がしチーズ。
それに桜と二条城という組み合わせ。
自分の機嫌は自分で取りに行くタイプ。
あの朝の澄んだおいしさを私はいつまでも忘れない。
■香川県・小豆島の桜餅
小豆島のエンジェルロード近くにある和菓子屋さんの桜餅。
桜餅には関東風と関西風があると聞いたが、私はこっちが好き。
(これは関西風だっけ?)
葉っぱの塩気とあんこの甘さ。
この組み合わせ考えた人天才か?という月並みな感想しか出てこないが、私は桜餅が大好きだ。
そのことを再認識させてくれたここの桜餅のことはずっと頭の中に残っている。
■長崎県・ハウステンボスのピザ
ハウステンボス内にある人気レストラン「ピノキオ」
丸一日パーク内で遊んで疲れていたので、無難に1番人気のベーコンポテトピザを頼んだのだが、これがとってもおいしかった。
生地はあまり薄くなく、チーズもたっぷりで変に洒落てない。
ベーコンとポテトという組み合わせも老若男女に好かれるファミリー向けの味。
一見シンプルなものをとびきりおいしくしちゃうからすごい。
王道街道のど真ん中を堂々と歩いている眩しすぎるピザだった。
■香川県・しまなみ海道の紅茶コロネ
大三島にあるパン屋「まるまど」の紅茶コロネ
ここのパンはアレンジが効いているものが多くて、コロネだってチョコじゃなくてわざわざ紅茶にしちゃうくらいだから、いろいろなパンがおしゃれに変身している。
この紅茶コロネも見た目通り、紅茶がふわっと香るおしゃれな味だった。
■広島県・しまなみ海道のシュークリーム
こちらもしまなみ海道のお菓子屋さん「中島」
ご当地グルメのはっさく大福が有名なお店だが、私はこのときはっさく大福と一緒に食べたこのシュークリームに感動した。
まずその大きさ、そしてクッキーシューのザクザク感、そしてクリームのとろとろ加減。
理想のシュークリームが目の前に現れた瞬間だった。
■沖縄県・石垣島のポークストロガノフ
春の雨が降る石垣島で、バスもレンタカーもなく山道を歩いて辿り着いたカフェのポークストロガノフ。
ポークストロガノフってなんだっけ、、というレベルで頼んだのだけど、言葉では言い表せないようななんとも衝撃的なおいしさだった。
シチューでもないし、カレーでもない。
ホワイトソースでもないし、バターでもない。
ただ一つ言えることは、ものすごく安心する味だったということ。
寒さに震えていた体にしみ渡った。
お店の人に「おいしかったです。」と初めて言えたお店。
■鹿児島県・奄美大島のガパオライス
最後は奄美大島で食べた「コヤカフェ」のガパオライス。
奄美大島でタイ料理?
と最初は半信半疑だったが、地元の方に連れられて行ってみて、結果的にものすごく良かった。
ガパオライスは辛さ控えめで、その代わり味つけがなんかめちゃくちゃおいしい。
前代未聞だった。
ガパオライスなんだけどガパオライスじゃなくて、ガパオライスじゃないんだけどガパオライス。みたいな本当にここにしかない味で、ただただ魅了された。
今行きたい旅先のお店ランキング第1位。
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これからももっともっといろんな土地に出かけて、そこでしか食べられないものを食べていきたい。
(チェーン店を除いて、)お店で食べるということは、それがご当地グルメであるかどうかに関わらず、そこにしかないものを食べるということだ。
その出会いというものをもっともっと楽しんでいきたい。
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