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松本旅②|美ヶ原温泉と松本城

5月21、22日で行った松本の話
1泊2日なのに濃厚すぎたので
数回に分けて書く2回目

前回は乗りたい電車に乗り
食べたいものを食べ
観たい作品と建築を巡りました🤗

今回は1日目の夕方から・・

そうだ、松本行こう‼️

旅に出たきっかけは温泉やったけど
計画中や現地で行きたいとこ見つけ
温泉へ行く前からかなり満足してました🤗

松本駅からバスで20分

長野県で温泉を探すと
これでもかというほど出てきて
いつか行きたい温泉地も多いけど
今回はアクセス重視で選択でした

松本バスターミナル

バスターミナル15:45発
31系統 美ヶ原温泉行きのバスに乗る

支払いにICカード使えない
地元の人は当たり前なんやろうけど
別地域から来たら分からないので
これを乗り場に書いてくれるん
めっちゃありがたいって感じます♪

定刻だと16:06着ですが
中心部付近で渋滞してたので
少し遅れて美ヶ原温泉BSに到着

松本駅周辺は街って感じするけど
少し移動すると山も近くて
田舎に来たなって気持ちになる
これくらいの街の大きさやと
気軽にリフレッシュできて良いな🌱

美ヶ原温泉
歴史は遠く奈良時代までさかのぼり、日本書紀に「束間の温湯」として美ヶ原温泉と思われる一節が記されています。その後、「白糸の湯」「山辺の湯」「束間の湯」という名称で呼ばれ、昭和30年代には現在の名称となりました。

国民保養温泉地とは
温泉の公共的利用増進のため、温泉利用の効果が十分期待され、かつ、健全な保養地として活用される温泉地を「温泉法」に基づき、環境大臣が指定するもの。選定は基準により行われ、全国に77箇所が指定されている。

環境省
旅館が立ち並ぶ通り

バス停から宿までは徒歩数分
歴史ある温泉の古い町並みを抜ける
この景色は松本市景観百選らしい

丸中旅館に一泊

今回お世話になったのは丸中旅館
こちら宿を選んだ理由としては
以前の記事でも書いた
評価は高いが料金が比較的お手頃なので

部屋は一般的な和室竹の間
バス無し、トイレ付き

窓からは中庭の木々や鯉が見えて
夜にはライトアップした庭も✨

宿のHPより

温泉は内湯のみですが
純粋に温泉を楽しむなら
それで十分やなと感じます😆
タイル張りのレトロな雰囲気で
熱すぎないのでのんびりつかれました

夕食は広間にて間隔を空けて👍
肉も魚も美味しくいただきましたが
昼の山賊焼きの影響で中盤から
満腹を感じてしまったのが反省点・・
(やっぱり少なめにするべきでした)

宿自家製の蕎麦 さすが長野✨
山菜の炊き込みご飯

食べ終わる頃には
苦しいくらいの満腹になったけど
脂っこいものがなかったのが幸いし
す〜っと消化された感じでした😋

空腹状態で山菜の炊き込みご飯
食べたかったな😓

夜はぐっすり寝て6時頃に起床
そのまま寝ぼけ眼で風呂へ向かう
朝風呂ってこういう時しか入れんし
夕方入った時とは違う気持ちよさがある

朝食もしっかりいただきました😋
旅先では2食付き宿以外では
喫茶で食べることが多いけど
朝から和食ってのも良いもんやな🍙

最終チェックアウトは10:00なので
ギリギリまでのんびりしたかったけど
帰る時間もあるし行きたいとこもあり
9時前に宿を出ました🌱

宿名:丸中旅館
場所:長野県松本市大字里山辺451
《楽天トラベルで予約》
評価:4.7(満点5)
プラン:1番人気【1泊2食付・スタンダードプラン】
料金:¥15,400(税込)

6月30日まで信州割SPECIAL宿泊割
により安く泊まれるプランがあるようです。
ただし、長野、埼玉、新潟、富山、山梨、群馬
石川、岐阜、静岡、福井、愛知、三重在住の方のみ

久々の国宝松本城

松本の観光地といえば松本城
っていうくらい有名な場所ですが
行ったんは初めて松本行った15年前・・

他の国宝の城に比べて遠いし
なかなか来る機会もないので
今回は久々に行ってみることにしました
美ヶ原温泉発のバスでおよそ15分

太鼓門

メインの入口は南側らしいけど
今回は市役所側(東側)の太鼓門から入城🤗
ここだけ見ると空いてるかと思ったけど
中に入ると結構混雑してました😓

門台北石垣

太鼓門は枡形門で石垣・土塀を四角に囲って内と外に門を二重に構えたものである。松本城には大手門、太鼓門、黒門の三つの枡形門があった。太鼓門は1999年(平成11年)に復元されたもの。この門の由来となった太鼓楼は門台北石垣上に置かれ、太鼓や鐘で様々な合図が発信されていました。

現地の看板(抜粋)

太鼓門を抜けてすぐ右が二の丸で
二の丸御殿があったようです

敷地:約1,900坪(6,270㎡)
建坪:約600坪(1,980㎡)
部屋数:50室

現地の看板

図を見ても大きさはわかるけど
数値を見るとさらに実感が湧く😆

この先から有料エリア

他も巡りたいとこですが
混雑してくる前に天守閣へ・・
観覧料は大人700円でした✨

本丸からの天守閣

本丸に入ると紅白のツツジが
ほぼ満開で咲いてました
青空とツツジのおかげで
黒い城が際立ってるようにも見えました

松本城の天守内部

松本城は戦国時代の永正年間に造られた深志城が始まりで、現在の天守築造年代は1594年と考えらています。(今から400年以上前)国内の現存する天守は12城でそのうち五重天守は松本城と姫路城のみ。

松本城HP

同じ現存する五重天守の姫路城は別名白鷺しらさぎ
こちらの松本城は別名からす城と呼ばれるそうです
松本城を見たら今度は姫路城が見たくなる🤗

松本城は黒い城というイメージですが
近付いて見ると白と黒の2色でした
上部の白い部分が漆喰しっくい塗り
下部の黒い部分が黒うるし塗りの下見板
この白と黒の対比で美しく見えているそうです

天守1階

木の柱が整然と並んでますが
当時は壁で仕切られて部屋があり
食料や弾薬庫があったそうです

城の壁は分厚いとは思ってたけど
構造は今回初めて知りました👍

梁組

柱も太いけど梁はさらに太い
複雑に組まれてました

破風のとこ

現存天守の特徴でもある
急な階段を何度か登ると
最上部6階にたどり着く

階段は下階は上り降りで分かれてるけど
上階に行くとすれ違いもするので
交互通行みたいになってて混雑してました😓

本丸方面
西側の内堀と埋橋
二十六夜神

1617年松本に入封にゅうほうした戸田氏がまつったとされており、月齢26日の月を拝む信仰で、戸田氏は毎月3こく33しょう3ごう3しゃく(約500g)の米を炊いて供えたと伝えられています。今日まで松本城が火災等の災害に遭わず無事で残っているのは二十六夜神のおかげとされています。

現地の看板
桔木構造

屋根裏を見上げると太い梁が井の字の形に組まれ(井桁梁いげたばり)、四方に出て軒をつくる垂木の下にさらに太い桔木はねぎが外側に向かって放射状に配置されています。これは天守最上階の重い瓦屋根の軒先が下がらないように支えるためテコの原理を使った装置です。
参考:桔木(清水建設)

現地の看板
最上階の外観(確かに屋根重そう・・)

神社仏閣などでも構造見たときに
すごいと感じること多いけど
城郭建築はそれを超える感動がある
400年前にこんな高層の建物を木造で
想像できんくらいの苦労があったんやろな

それを700円で鑑賞できるんは
なんか得した気分😆

天守最上階から下りだすと
登ってくる人が混雑しだしてました😓
(10時以降から増えてきてた)
まだまだ見てたいけど再び外へ・・

天守を外から眺める

本丸正面からの天守

天守と一括りにすることが多いが
実は大きく2つの時代の建物に
分けることができるそうです

中央の五重が大天守、右の三重が乾小天守
大天守と乾小天守を繋ぐのが渡櫓
ここまでが戦うことを想定して
戦国時代末期に建てられた部分

大天守の左側の辰巳附櫓月見櫓
戦う備えをほとんど持たない建物で
平和な江戸時代初期建てられた部分

それを知って見ると確かに雰囲気違う
戦国時代の部分は鎧をまとった無骨な感じ
後からできたとこは欄干もあり優雅な感じ

▼ここから内堀沿いを歩いて撮った写真

黒門付近から内堀越し
券売所のある黒門
内堀に映り込む天守
埋橋と天守

埋橋うづみばしは強度不足のため
渡ることができなくなってました
最近の話かと思ったら結構昔から・・

ただ、この橋は江戸時代にはなく
後の時代にできたもののため
文化的価値がないそうです
江戸時代当時の再現をするのに
この橋を保存するか否かで意見が分かれ
現在でも渡ることができなくなってるみたい

文化的価値はなくても
松本城ってこの橋のイメージあるので
補修して残してほしいな〜🤗
ってのは個人的な意見ですが・・

松本城内の巡ったところ(Google map利用)

以上、久々に訪問した松本城でした✨
現地ではもう少しのんびりしたかったけど
人も多いんで内部はサクッと巡り
外からの眺めを満喫しました😆

現地で気になったとこを
調べながら書いてるうちに
長くなってしいました😓

この記事で巡った場所(Google map利用)

松本城を鑑賞し終わり
ランチへ向かう続きはこちら🌱


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