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ハイキング|島本から京都西山連峰を保津峡まで歩く

近畿地方が梅雨入りした6月中旬
午後からの雨降りは確実やったけど
歩きたい欲が抑えることができず
飛び出した週末ハイク🍃

今回歩いたルートは
最近では珍しく東海自然歩道でも
近畿一周ルート、登りたい山でもなく
ただただ気になる稜線ルートでした😁

記事を書きながら歩いた道のりが
京都西山連峰だと知りタイトルに引用

ちなみに気になるきっかけは
昨年2月の東海自然歩道2回目
ポンポン山から嵐山への道中
麓から見えた稜線を歩いたら
どこへ行けるんやろう🙄と思ったこと

詳細ルートは後述しますが
今回は東海自然歩道2回目ルートと
ほぼ並行してました🗺️

気になる道を歩く|京都西山連峰で保津峡へ


歩きたいのはポンポン山から
北へ延びる稜線やったけど
そこへ至る道のりも結構長い💨

ポンポン山は何度か登ってて
過去登った道だと面白みないので
今回は初ルートで目指してみました♪

京都府境に面する島本町
阪急水無瀬駅を起点にしました

恒例のモーニングは大阪市内の
喫茶を狙うが撃沈して😨
朝マックしてここに至る💨

若山神社

駅から約2kmは市街地で
経路上にある学校や球場への
学生さんの列に紛れながら歩く😅

市街地から山間へ…
車道経由でも行けたけど
日陰を求めて神社経由の道へ

ここまでじんわり汗やったけど
急階段で汗が噴き出してきた💦

階段登りきると木漏れ日道
近所の方が散歩に来てた

若山神社本殿

建築年代は1807年(江戸時代後期)で、建築年代が明らかな北摂地域の優れた神社建築の一つであり、向唐破風を備える貴重な神社本殿として登録有形文化財に指定されている。

現地の看板より
尺代集落

若山神社から山沿いに歩き
水無瀬川上流の集落に一旦下山

静かな集落内の道を歩く…
空家っぽいけどモザイクタイルの
タバコがレトロで良い感じ✨

👈標識に従い左へ

狙ったわけではないけど
起点からポンポン山までは
おおさか環状自然歩道だそうで…
標識が整備されてました🙌

環状と名乗ってますが
整備されてるのは一部らしく
実際には環状になってないみたい💨

林道を川沿いに登る
坂の角度が…😱

日陰で川沿いで涼しいが
急な舗装路続きで飽きる道…

やっと山道🙌

山道登りきりギロバチ峠を越える
凄い名前…と思い由来を調べると
キイロスズメバチが訛った説と
蜂にギロリと睨まれた説…🐝
どっちにせよ蜂絡みなんが怖い💦

峠越えて少し下り
再び車道に出た🙌

ポンポン山東尾根へ

ポンポン山への経路としては
マイナーなので道はつぎはぎ…
車道、林道、山道色々歩く😁

山登り目的ならお勧めできんけど
道歩き目的なら面白いルート♪

再び川沿いに登る

日陰から日向に出て初夏を実感💦
雨降り前なので蒸し暑かった

👈左の階段へ…

本格的な登りに突入
つづら折りに標高を上げる💨

府境稜線のメイン道と合流
ギンリョウソウを発見🙌

花の様な見た目をしてるけど
それとは違う特徴を持つそう

ギンリョウソウ腐生ふせい植物として有名なものの一つ。腐生植物とは、植物体に光合成で自活する能力がなく、菌根を形成し生存に必要な有機物を菌類から得ることで生活するものを指す。これらの植物はほとんど、ないしは全く葉緑体を持たないため、全株が真っ白、真っ黒のものもある。

Wikipediaより
1年半前に歩いた自然歩道と合流🍃

自然歩道と合流後100mで
目指す東尾根が分岐😆
起点から9km以上歩いて
やっと本来歩きたい道に入る♪

歩きやすい道
京都市内が見える

東尾根コースもまた
メインルートではないけど
登ってきた道よりは歩きやすい♪

基本下り基調やったのも
快適に感じた要因やったけど
油断した頃に地面に落ちてた
棘付き枯木に絡まれて流血😨
テンションダダ下がり⤵⤵

森の案内所に下山して
併設されたトイレで血を流す…

暑さに負けず大暑山

しばし休憩して再び山へ

今回のハイキングは山塊ごとに
車道に下山するので縦走というより
山をはしごしてる感じ…

山自体は低山ばかりやけど
1回1回登って下るので累積は高くなり
足の負担もかなりでした💦

急やないけど中盤の辛さ…
鉄柱左がポンポン山

眺望の良い鉄塔下で見返ると
ポンポン山が望めました

再びギンリョウソウを発見♪
大原野西嶺上領おおはらののにしのみねのえのみささぎ

小塩山の三角点を目指すも
淳和じゅんな天皇陵にたどり着く🙏

山頂行っても眺望無さそうやし
先も長いので諦めて次の山へ

車道と山道を繰り返す

舗装路から再び分岐して
怪しげな道に入る😅

暑いけど暑いと口にすると
暑さ倍増しそうで避けてたのに…
なんていう山名なんやろう(-_-;)

炎天下ではないからマシやけど
赤看板も相まって暑く感じる🥵

下山すると球場の脇で

野球の練習する子供たち横目に
フェンス沿いの道を歩く
(道あってるか不安でした😑)

ここまで約6時間歩いて
何度か車道には出たものの
自販機に出会うことができず💦

そろそろ水が枯渇するぞって時
通りでKIRINの文字見えた時は感動✨

この地区内ではBOSSとコカコーラの
自販機もありオアシスの様でした🍃

たかが自販機で…と思われそうやけど
日常生活で普通なことは
場所や状況変われば特別なこと
その感覚は忘れたらダメやなと
不便な状況になると強く感じる

行くか終えるかの葛藤

水分補給ができて勢いつくが
そろそろ天気が怪しくなりだす

とはいえ先ほどの地区で
歩き終えるには中途半端で
ひとまず街へアクセス可能な
老ノ坂を目指すことに🙌

左が亀岡市、右が京都市の
分かりやすい稜線道を歩いて
林道経由で車道に出る🙌

国道9号、老ノ坂おいのさか

ここに市街地へのバス停があり
歩き終えるならここ🚌💨

雨を避けるなら離脱が正解
けど雨を気にしないなら
日没まではまだ時間がある…

しっかり歩いたから満足やろ👼
いやまだ歩き足りんやろ👿
天使と悪魔が心の中で戦ってて
歩道橋に座りしばし考える😑

結果、バス停に背を向け
住宅地の坂道を登ってた…
どうやらドМみたいです😅

住宅地から続く舗装路を歩き終え
唐櫃からと越という古道に入る

古くから山城国と丹波国を繋ぐ道として知られる。明智光秀が本能寺に向けて進軍した3つの道の一つとされるため、本能寺の道とも言われる。

亀岡市HPより
高低差少なく歩きやすい♪

若干荒れてる場所あったけど
いつも通りな道になってきて
内心テンション上がりだす🙌

沓掛くつかけ

山頂からの眺望は南側で
歩いてきた山々が望めました

そして沓掛山で再びの葛藤💨
唐櫃越で東の上桂を目指すか
北へ分岐し保津峡目指すか…

楽なのはここまで歩き
安心感のある唐櫃越を継続
けどここでも辛いと思われる
保津峡に行きたくなる👿

難路の先、最大の難所はラスト…

沓掛山で唐櫃越の道と別れ
北へ延びる稜線道へと入る頃
予報通り雨が降りだした☔

フェンス沿いが道

難路に加え、雨も降ってきて
さらにタイムリミットも迫る💨
早足で歩きたいがそうもいかず…

藪ではないが生い茂る木々で
道が分かりにくい場所もあった

山の神様

現地で見た時は冗談かと思ったけど
後日調べたら真面目な話だったみたい😁

日本の山の神様は顔が大変酷くブスなので、自分より酷い顔をしたオコゼを見て、この世に自分より酷い存在がいると喜ぶ。

日本昔ばなしより

山の神様は女性であり、それゆえに男性器を見せると喜ぶので山で働く山の男(マタギ)は何か困ったことがあった時は自らの男性器を丸出しにして一周し、山の神様に助けを求める。

紀州 木の国・根の国物語より

上記は和歌山県の物語やけど
神様が男性器が好きで…と言う話が
他地域でも山の男に共有されてるそう

印を頼りに…
道はあるが霞始める

最終地点へ下山を開始
雨で濡れてるので慎重に…

道は明確やけど恐々な道
下ると言うより落ちる感じ💦

線路沿いまで下山して
一安心したのも束の間⚡
この後が最大の難所でした

線路下を潜る通路が
雨で濡れて滑りやすい💦

一応正規ルートらしい

ロープ掴んで慎重に進むと
滑りやすい道が急坂になり
柵無く落ちたら川にドボン😨

下から見た感じ

ロープ頼りに下るも
途中でロープが途切れてて
座って全身を擦りつけながら
滑らないように何とか下へ🙌

下りきっても油断禁物
細い堤防沿いを橋まで歩く…

まっすぐ歩くことに前集中…
最後はさらに登り坂にもなり
これでもかと追い込んでくる

右側が歩いた道(…道ではない)

なんとか橋までたどり着いて
歩いた道のり振り返りゾッとする

その後は安心感この上ない道で
最終目的地の保津峡駅を目指す

JR保津峡駅
到着🙌

緊張と集中が切れた瞬間
ドッと疲労が押し寄せてくる💨

下山後は二条駅近くの銭湯へ
至福の時間過ぎました😆

今回のルート

ルート詳細(YAMAP軌跡)

今回は東海自然歩道とほぼ並行し
京都の西山を縦走し保津峡駅まで🙌
本来歩きたかったのはポンポン山から
老ノ坂付近までやったけど
そこだけを歩くのは中途半端で
前後を追加したら長丁場になりました😅

最後はスリルありすぎたけど
ひとまず歩きたい道は1つ制覇😁

高低差(YAMAP)青字:写真無

・時間:約9時間50分、・距離:29.3km
・登り:1845m、・下り:1783m
水無瀬駅→若山神社→ギロバチ峠→釈迦岳→森の案内所→淳和天皇陵(小塩山)→大暑山→大枝山→老ノ坂BS→沓掛山→山の神様→保津峡駅

関連記事_周辺ハイク

天王山からポンポン山に登り
東海自然歩道で高槻に下山


石清水八幡宮から山崎へ入り
若山神社経由で高槻へ歩く


高槻からポンポン山に登り
京都市西部の丘陵地帯を抜け
松尾大社まで歩いた


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