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【休職したい】繊細さんでも周りを気にせず休職できる方法

かーわです。
今回は、休職を検討している方向けの記事です。僕自身も休職の経験がありますが、とても罪悪感を感じた経験があります。そこで、実体験に基づいて同じような経験をした方向けに、少しでも安心して休職手続きをするための記事を書きました。

休職には強烈な罪悪感を感じてしまう

僕はIT企業でSEの仕事をしていましたが、過重労働などが重なり診断書をもらう経験をしました。自分も含め、メンタル不調を経験する方の多くが、HSP気質で自己主張が後回しになってしまいがち

そして休職が必要な場合でも、無理を続けて体調を悪化させてしまう。このようなパターンに陥ってしまいます。そこで休職手続きの罪悪感を最小限にする方法について説明していきます。

まずは会社に相談

いきなり診断書を出して、周りが混乱してしまうのは、HSP気質にとって非常に辛い出来事ですよね。だからまずは信頼できる人に相談するのがベターです。

そして、できれば数回は相談した方が良いです。一度相談して状況改善が見込めなかったら相談者を変える、言い方を変えるなどして、待遇改善をしていくと良いでしょう。たとえば、上司、先輩、人事、総務などの方に。

もちろんすでに体調がかなり悪化していて、すぐに休職が必要な状況ではこの限りではありません。

自分でもできる範囲で対策を

大事にしないためには、自身でも無理のない範囲で対策をやっておくと良いです。改善項目をいくつか挙げて、行ったことや経過が分かるようにしておく。これによるメリットも多いです。

〇 対応している事が明確になる
自分の努力がアピールできる
発病を防げる可能性がある

具体的にはストレスコーピングと言いますが、詳しくはブログで解説しているので、良かったらご覧ください。

医療機関を受診して、環境調整の旨の意見書をもらう

次に有効なのが、医療機関で環境調整の旨の意見書(または診断書)をもらうこと。環境調整の意見書とは、本人のストレス原因に合わせて、医師の提言が添えられた意見書です。

環境調整には残業抑制や部署移動などがあります。どういう措置が負担軽減になるかを医師と話し合いながら方針を固めていきます。医療機関は、メンタルクリニックや心療内科、精神科などですが、念のためそういう意見書を出してくれる病院かを事前に問い合わせしておくと良いでしょう。

医師という権威性があるので、会社に相談しても解消しない場合は、解決する可能性があります。また休職診断書ほど強い措置ではないので、本人の精神的負担も軽くなります。

休職診断書が最終手段

上記の対策をしても解決できない場合、最終手段として休職診断書をもらいます。休職診断書を最終手段とすることで、「やることはやった」と心を楽にすることができます。

繰り返しになりますが、これまでの途中の段階で、すぐに休職が必要な判断が医師にされた場合は、医師判断が優先です。そういう場合でももちろん過度に責任を感じてしまう必要はありません。

ただここまで対応を尽くしても会社が改善してくれないなら、こっちも強気で対応していきましょう。会社にも「貸し」ができるので、罪悪感もかなり軽減できると思います。

「前から言っていたよね」という立場を利用し、一日も早く休職するための交渉もしていくと良いでしょう。こういう事態になるまで会社は放置している事になるので、はっきり言って会社が悪いですから。

休職手続きをスムーズにすることも、重要なメンタルケア

僕は実際にこのやり方で休職し、手続きをスムーズに進められました。

急に診断書を出すと、周りに迷惑をかけると思ってしまい、自分のメンタルも非常に辛くなってしまいますね。休職までの過程に出てくる罪悪感をいかにコントロールするかも、メンタルケアとして重要になってくると思います。






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