人間関係のパワーゲームは、他者貢献で楽になる
高い目標だと幸福度を感じるまでが大変
前回は 、小さな親切の方が簡単に「役立ち感」を得られるという話をしました。
これって心理学的にも興味深いと思うのです。
一つ思考実験をしてみましょう。
高い目標を達成して、周りに貢献
自分にできる事で、周りに貢献
どっちが楽かと言ったら、後者ですよね。
前者は仕事の成功などですが、失敗する可能性もある。
けれど自分にできる程度の事なら、基本的に失敗しない。
もちろん、大きな目標を設定して頑張るのも良いです。
ドーパミンも出ますからね。
でも
身の丈にあったことで、人の役に立つ方がコスパは良い
のかもしれませんね。
小さな親切やボランティアで、意外と自分は役に立つんだなと実感できたりもします。
実際、筆者もボランティア経験があるので、その実感はあります。
自分に対する誇りの様なものも、ささやかに感じられます。
社会貢献によるメンタルの健全化は、心理学においても説明がされてきています。
なぜ、人はボランティアや地域貢献活動をするのか?ただの自己満足?【幸せの波及効果】 | 幸せなひとりビジネス (syuurourihabili.com)
「自分はできる」と思えてくる
人間、過去には色々なことを抱えていると思います。
恥ずかしいこと、情けないこと、振り返りたくないことも。
けれど過去は変えれません。
そんな時でも、今これから自分の役割を見つけていければ良いのです。
自分の必要性を実感する事で、過去の自分に対する悪いイメージを払拭できます。
それは例えば
職場で相手の良いところを会話の中でほめたり
慣れているルーティンワークの中で改善を見つけたり
家族の手伝いを少しだけしたり
もちろん、「その程度のことで良いのか」とよぎる事をありますが、助かっている人がいる以上、他者貢献であることは間違いないです。
気持ちも楽になれます。
身の丈にあった行動を意識で、人間関係も楽に
人間関係というのは、パワーゲームになるとしんどいです。
しかし、自分の存在感が感じられれば、人間関係の辛さも軽減できると思うのです。
そのヒントが親切や、自分にできる事をする事にあるのかもしれませんね。
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