小さな親切によって、コスパ良く精神的安定を手に入れられる
今日はエピソードを交えた心理学系の記事です。
ちょっとした言葉がけで自分の気分も明るくなる
先日美容院に行ってきた時のこと。
帰る際に「来月以降に店員が減って店が混み合いそうなので、可能なら次回予約を今取れますか?」と言う趣旨のお願いがあった。
その場で予約を取り、「人が減って大変ですね」と言葉を添えたところ、心なしか店員さんが明るい表情になったのを感じた。
自分はその日色々あって、体が疲れ気味だったが帰り道はなんとなく足取りが軽くなった気に。
これはなんだろうと思い、ふと「小さな親切が幸福度をあげる」という言葉を思い出す。
小さな親切は幸福度向上に役立つ
よく、日本では幸福度の低さが問題視されることが多いですよね。筆者も、仕事や人間関係で悩んでいた時は中々感じられなかった。。
幸福になるためには何が必要なのか。お金か、友人か、恋人か、あるいは人生の目標か。もちろんそれらも一理ありますが、幸福を感じるには小さな親切で良いという知見もあります。*1)
これは、カリフォルニア州立大学(米国)、ソニア・リュボマースキーの実験。お金のかからない小さな親切を週に5回 × 6週間行ったところ、幸福度が40%上がったという結果が出ているのです。
なぜ、小さな親切で幸福度が上がる?
それは「自分でも、他人に親切できるだけの余裕がある」と実感できるからだと思います。
今回紹介したエピソードを振り返った時にも、そういう心覚があります。というのも人間、自分の事で一杯になっている時に無力感を感じてしまうと思うのです。これはあくまで実体験なので、統計的データではないですが。。
例えば、頑張っているのに役不足感があると心もとないですよね。けれど小さな親切であれば、意外と簡単に役立ち感を得られます。次回更新では、自分にできる事を続けてメンタルの安定を手に入れるというテーマで記事を書きましたので、良かったらどうぞ。
*1) [現代ビジネス] 「小さな親切」をするだけで幸福感は高まる!心に余裕がない人ほど「一日一善」が必要なワケ
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