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BTSにハマりすぎて韓国食材を食レポする2

前回の記事では、韓国インスタント麺を中心に食レポをしたが、今回はそれ以外の食材・食品を紹介していきたい。

前回は日本でも人気のあるものが多かったが、今回はあえてクセの強すぎる食品も是非紹介していきたい。


チャパゲティ

韓国人の友人においしいと薦められたのだが、結論からいうと自分はダメだった。
というか、これはたぶん日本人には厳しいんじゃないかな…。
友人には悪いが、やはり日本人とは味の感じ方が違うのだと思う。
外国人が、納豆を苦手とするように。
焦げた味というか匂いがする。
webのレビューを読むと、「不思議な味」とか「今まで食べたことがない味」とか書かれているが、料理をするひとだったら、反射的に「失敗して焦がしたときの味だ!」となるはずだ。
鶏肉やチャーハンなどを、焼きすぎた匂いなのだ。
下記に紹介する「スンデ」と一位二位を争う問題児だと思うが、この記事を書いていたら、なぜかもう一度食べたくなってきた。
コーヒーのような中毒性があるのかも知れない。
韓国食材全般に言えるのだが、とにかく一口目のインパクトがあり、パンチがきいている。
キムチ文化で辛いものばかり食べていたら、これくらいのパンチがないとダメなのかもしれないとも思うが、それがまたクセになるのも事実だ。

しかし、黒い。
粉末ソースの色なのだが、やっぱり焦がして作るのではなかろうか。
ちなみにチャパゲティとノグリを混ぜた、チャパグリというものも存在する。

自分で調理して混ぜる場合もあれば、チャパグリという商品として売っている場合もある。
チャパグリは映画『パラサイト 半地下の家族』に出てきて、大富豪も食べるインスタント麺ということで話題になっていた。

映画『パラサイト 半地下の家族』より

もちろん映画もおすすめだ。
社会派でもあり、コメディであり、サスペンスでもあるという、韓流作品らしいエンターテイメント作品だ。


スンデ

パッケージには日本語で「市場豚足スンデ」と書いてあるが、普通は「スンデ」と呼び、韓国では庶民的な食材らしい。
BTSのアプリのストーリーに一瞬名前だけ出ている。
豚の腸に春雨や餅米や豚足がつめてある腸詰、いわゆる韓国版のソーセージだ。

しかし、この通り、見た目がグロい。
味は美味しいが、八角やシナモンで強めに香り付けしてあるので、香りが苦手な人はダメかもしれない。
辛くはないので、なんとなく中華食材っぽい味だ。

レンジであっためて切るだけで食べられるが、サラダに入れてもにあいそうだった。
ソーセージやサラミのような味を想像していたが、春雨が多く入っているからか、サラダっぽい味にも感じる。
これだけ食べていたら、味に飽きたのでマヨネーズをつけてみたら美味しかった。
いろいろとアレンジできそうだ。
スンデも香料とニンニクのせいでパンチが効いた味で、見た目と相まって、日本人には馴染みにくそうだ。
韓国食材の中でも、キムチや韓国海苔など、日本で人気があるものはやはり日本人に食べやすく、しかも、日本人の舌にあわせて改良してあるのだと思う。


カクテキ

味は前回のキムチとほぼ同じで、酸味が強めだ。
大根の歯応えがしっかりあって美味しい。
辛さはそこそこ。
あと例に漏れずニンニクの匂いが強い。
病みつきになるのも同じだ。

ただし発酵が進むので、開けたら、早めに食べた方がよい。


イカの塩辛

これも韓国の友人が薦めてくれたが、おいしかった。
韓国版のイカの塩辛なのだが、日本のものとは全然違い、キムチのイカ版といった感じ。
ただ、キムチよりは甘みがある。
こんな見た目だが、意外と辛くない。
日本のイカの塩辛よりも長めに切ってあって、ワタは入っていない。
そして、とにかくニンニクがきいている。
酒のつまみには最適だが、冷蔵庫がかなりニンニク臭くなることが最大の問題点だ。
韓国の家庭にはキムチ専用の冷蔵庫があるときいたことがあるが、量があるというのもあるだろうが、におい対策もあるのだろうと思う。
でないとニンニク臭がほかの食材や冷蔵庫に移り、大変なことになる。
というか、なった…。
これを冷蔵庫で保管している間、扉を開けるたびにかなり強いニンニク臭が漂ってくる。
一緒に入れてあったカクテキの匂いも破壊力を増した気がする。
家族にはかなり文句を言われた。
そして、もう冷蔵庫になくなった後も、しばらく匂いが抜けない。
助けて。


オー!カムジャ

一緒に韓国食材専門スーパーをみた日本人の友達にすすめられたスナック菓子だ。
サクサクで美味しかった。
形はマックのポテトみたいだが中心に穴が空いている。

カムジャはジャガイモのことだ。
普通においしくて、日本のお菓子だと言われてもまったく違和感がない。
もっと日本でも売り出してもいいと思う。


ダシダ

牛肉の粉末出汁のもとだ。
煮込み料理やスープに使うと美味しい。
私は、新玉ねぎの野菜スープを作った。

まるまる新玉ねぎを入れ、ベーコンまたはソーセージと冷蔵庫にある野菜を適当に圧力鍋に入れて、煮込むだけだ。
貝味などもあるのでそのうち試してみたい。
ちなみに、これにもニンニクが使われているそうで、韓国料理にニンニクは欠かせない調味料のようだ。


まとめ

ここまで色々と食べてきたが、やはり辛いものが多い。
辛さ+甘いか酸っぱいか。
でもこの辛さは、ただ刺激的というだけではなく、ほかの食材との組み合わさって、おいしい辛さになっている。
また、辛くないものでも、ニンニクは必ず入っているし、辛さの代わりに強めの香料などな使われていて、とにかくインパクトがある。
「優しい味」というのはあまりないように思える。
匂いが強かったり、味が濃いものが多いので、クセがあって日本人には違和感のある食品もある。
その中でもキムチやラーメンなど、日本人にも食べやすいものが日本で定着しているし、日本人の味覚にあわせて改良してあるようだ。
日本の懐石料理のような繊細な味というのはなさそうだが、ジャンクフードとは相性がいい。
トッポギやチーズホットグなど韓国発のジャンクフードは人気がある。

あと、インスタント麺がモチモチでおいしい。
デンプンが入っているのが韓国麺の特徴らしいが、なぜ日本のラーメンでこれをやらないのか。
モチモチの麺が食べたくて、また辛いラーメンを買ってしまう。

まだ食べられていない食材も引き続き食べていくので、また続編を書いていく予定だ。


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