見出し画像

理不尽と不条理のビジネスパーソンゲームでサバイバルするための10ポイント

各年代で大活躍するためのポイント

キャリアを年代別にしたときに、VSOPといわれている。
20代はVitality、30代はSpecialty、40代はOriginality、50代はPersonalityといわれており、その年代でしっかりと特徴を出すことによって、理不尽と不条理のビジネスパーソンゲームで生き残る方法といわれています。

「年だから、できないよ」とか、「年齢が年齢だから」というように自分からそのゲームへの参加をやめてしまう人も多くいます。

各年代で活躍する人の共通のポイントとして、「自分の中の軸」がしっかりしており、自分のキャリアに対してもむやみに才能を開花させようとして、インプットしておらず、深掘りしたスキルがあるというのが特徴です。

自分が得意なこと、やりたいことに対して、自分自身でアンテナを伸ばして、興味を持つところからはじまってやっていくうちに、人に認められるようになっているのが特徴です。

弱点や弱みを強みに変更させようとがんばる人もいらっしゃいますが、弱みが強みに変わることはありません。

強みや得意なことをどんどん伸ばすことによって、さらに自分のスキルに磨きがかかるのはもちろんですが、ストレスフリーでできるため、伸びしろがハンパない。

正しい方向で正しい努力をすることによってできることであり、それには利害関係のない人からの助言であったり、自分の上司の評価などがいろいろとかかわってくることを忘れずに。

①仕事の結果にとことんコミット

自己評価、他者評価は違うものです。
自分に甘く、他人に厳しいのが人間の本来の姿です。
自分にも厳しくするためには、他人の目が必要になります。

仕事についてはチーム内の評価によって仕事量が決められたり、打席に立つことが活かされる量が決まったりする。

信用と信頼を得るためには、目の前にある仕事に集中をすることはもちろんですが、スピード感も重要になります。

また、ホウレンソウといわれる、報告、連絡、相談をこまめにして、今これをやっていて、次の3手のうち最善策を取ろうと思いますということを言っておけば、過干渉をされることはありませんし、仕事を取り上げられることもないでしょう。

うちの上司がわかってくれない!といっている人は申し訳ないけど、上司の信用と信頼を得ることができていないという仮説が成立する。

ビジネスはチームでおこなうものであり、知っている、できることが乖離していてもダメですし、正論を理論整然と正論を振りかざしても、信用と信頼がないとつぶされてしまう傾向が強くあります。

②マネジメント、スペシャリストかを選択して深掘り

年齢を重ねると管理職になるのがセオリーになってしまい、現場を離れることになるのですが、働き方改革の多様化を踏まえて、管理職にならずにスペシャリストとして生きていく方法がとられるようになってきた。

現場にこだわるために転職をする人も増えていますし、管理職になりたくないという若手実力者も増えているのが実情です。

これからのリーダー像としていわれているのが、リスクを取っても前へ進むことが求められ、失敗をするリスクを持ってでも攻める時代になってきました。

現状維持ということになると衰退を意味することになってしまうため、そちらのほうが失敗をした時のダメージが大きい。

自分の才能が開花する環境であり、自分の特徴を活かしたり、強みを活かしたりする仕事については、とことんその道を深掘りしていくことが必要な時代です。

何か1つでも〇〇といえば、××さんというようにスペシャリストとして極めることができれば、リストラの恐怖からは解放されるかもしれません。

③成長市場、なんだかよくわからない時期に飛び込む

これはこれからの時代にとってすごく大切な考え方の1つです。
成長する市場に入り込むことができるようになったら、売り上げも伸びますし、給与に反映してくるチャンスが増える。

コロナショックでセキュリティー業界、消毒薬などの衛生用品、医薬品業界などが伸びていますが、次の時代は何が伸びる業界かはわかりません。

成長市場や成長企業に入ることで年収をアップさせることができるかもしれませんし、上場を控えている企業であれば、ストックオプションで一攫千金のチャンスもある。

会社の成長度合いであったり、これから伸びるという確証があったらその会社を選択することができる。

今のソフトバンクやサイバーエージェントのような企業を誰が20年前にここまでの巨大企業に変貌するかなんていうのは誰も予想しなかったと思う。
ベンチャー企業だからすぐにつぶれるかもしれないし、やめたほうがいいとあなたの半径5メートルにいる人たちからは言われていたのだから。

④儲かる話は向こうからやってこない

いろいろなSNSを見ていると、「このSNSを利用して仕事が来ました」とか、「借金〇〇万円が一気に返せて、年商〇〇万円」とか書いていますけど、おいしい話は向こうからやってくることはありません。

SNSで成功をしている人たちの特徴としてあるのが、マーケティングがうまくズバッとはまっているというのが特徴です。

点を打ちまくって、それが線となり、面となってから初めてその道のプロとして流行っているということになる。

「やっています」「がんばっています」という言葉は身内に対して発信することになり、それがゆくゆくは「あっ!あの事については〇〇さん」という認識に変わっていくことになる。

そうなった段階で初めて、他人から認識をされるようになる。
そこから初めて「最近〇〇さんってよく聞くけど、知っている?」ということになって、声がかかってくることになる。

また、SNSについては各役所も検索をかけることが容易にできるため、うかつに年商〇〇万円などと書いてしまうことは、盛っている可能性が高く信用度が低くなっていることが多くある。

⑤変なプライドは捨てる

プライドが高い人は損をします。
人がアドバイスをしたとしても、自分が正しいと思いこんでしまっているため、そのことを受け入れることができないからです。

プライドは捨てたほうがいいことはよくあります。
小っちゃいプライド、過去のプライドが捨てられずに、ビジネスの第一線から消えていった人をたくさん見てきたからです。

注意してくれる人、叱ってくれる人、心配してくれる人は、年を重ねるにつれてドンドン減っていきます。

何も言わずに去っていく人もいますが、あなたに対して何か提案をしてくれる人は本当に1人でもいれば、間違った方向に進みそうになった時、ちゃんと正規のルートに戻してくれることができます。

アドバイスが腹落ちするかどうかはあなたとの人間関係ができているかどうかによって答えは変わってきます。
耳が痛いと思っても真摯に向き合うことが必要になるでしょう。

裸の王様ほど情けない人はいませんから。
あとは下り坂を一気に転げ落ちていくだけであり、スピードがどんどん加速していくことになる。

⑥20代で結果出でなくても人生100年時代。諦めないこと

他人と比べてしまったら、自己肯定感が一気になくなってしまいます。
中長期的にキャリアを描くことはもちろんですが、マーケティングをしながら自分の強み、特徴のあることに気づいて、才能を開花させることが必要になるでしょう。

人の成長については、個人差がある焦る必要もありません。
20代の早熟型、30代の普通型、40代の晩成型、50代の超晩成型というように、自分のピークがいつ来るかということはわかりません。

後世に名前が残るような仕事ができるチャンスがあるかもしれませんし、誰もが知っているプロジェクトに携わることができたりするチャンスがあるかもしれません。

20代のうちはがむしゃらに目の前の仕事に集中しながら、先輩の仕事を盗み見てほしい。
決して学校では教えてくれないことですし、いいところをどんどん盗んで、進化をさせて自分のものにしてほしい。

この体験が苦しい時、きつい時にもいい判断ができるようになるきっかけを与えてくれる。
マーケティング思考をしっかり身に着ける努力、仮説思考を身に着ける努力を忘れなければ、置かれたところで下に根っこをはやしていたら、そのうちきれいな華が咲くことになっていく。

20代のうちの失敗は取り返すことができますし、リスクを取っても勝負してほしい。

年齢を重ねると失敗することで足元をすくわれることもあるので、気を付けたいところ。
誰かが自分を失敗することを待ち、その間隙をついてくるのは間違いありません。

転職市場は年代別に戦い方がある

転職市場といっても、最近では40才前後のミドル層まで含まれるケースが多い。
業績が伸びている会社は増員をすると、新規ポストができる。
そこへ内部昇進をすることができえれば、ミドル層の転職市場には手を突っ込まない。
失われた20年と言われる時代に、新卒採用と教育研修のツケがまわってきた。
社会とは学校ではないので自分達で上を目指すか、専門家を目指すか、
それともレールから外れてしまうかの3択を常にやっていたからである。
そうすると、管理職が残業で日付が変わるまで帰れない。
部下は上司が帰るまで帰れないという日本企業の悪しき風習がそこにうまれる。
都内の夜景は残業を虐げられている人たちが頑張っているからきれいだという人もいた。
そこででてきたのが、ワークライフバランスという言葉である。
仕事についてはメリハリを付けましょうというものである。
しかしその通りにうまくいないことが多い。
名目上は残業時間が短いですよ。ワークライフバランスをうたっているが、
実情はその分、無収入で外で仕事をしていたり、こっそり土日祝日に出勤をして補っている。
理想と現実は乖離しているものであることを認識して欲しい。

求人票の言葉には注意をしなければいけない

転職活動あるあるでもあるのですが、ちょっとみてみましょう。
1つ目は年収表記の部分について。
大抵の会社は年収表記で書いています。
そこには裏がありますから注意をしてください。
残業代実績支給とか残業代別途支給という言葉がない場合は、
その中に含まれているケースが多くあります。
そうすると現状の年収より下がってしまうケースもあるので、要注意。
残業40時間込み、60時間込みなど書いていない情報が
労働条件提示書に書かれて出てくるケースが非常に多くある。
2つ目は完全週休2日制、週休2日制との違いについてと年間休日について。
完全週休2日制については、土日が必ずおやすみということを示している。
週休2日制については、1日は固定休であり、週6日出勤の可能性もある。
代休、振休制度があるかどうかもチェックをしておこう。
職種によっては土日に出勤をすることもあるだろう。
そうした時に代休、振休があるかどうかを確認しておかないといけない。
年間休日は、次のように計算される。
年間は52週で計算をするため、52×2=104日と計算される。
夏休み、年末年始などを含めて、115日〜120日前後ある会社が多い。
祝日も15日前後あるため、119日+3日(夏休み)+5日(年末年始)だとすると127日が年間休日になる。
休日は120日以上がひとつのラインである。
多少年収が高くなるのであれば、年間休日が少ないところへの転職もいいでしょう。
3つ目が想定年収にだまされないように。
想定年収は会社で勤務をして信用貯金があって、評価された金額。
世間で言われている金額より上だの下だのいっていては転職をしないことをすすめる。
スキルアップで転職という人が多いけど、信用ゼロからなので年収のDOWN提示は否めない。
その辺は面接前に戦略を立たておかないと損をするから気をつけよう。
年収を多めにいうと、値踏みされてしまい高い年収であれば不採用になる可能性が高くなる。
年収を同等レベルでいうと、年収が下がってしまうケースがほとんどである。
逆によく考えて欲しいポイントとして上げているのが、
今の年収になるまで何年かかかるかである。
営業職などの場合はインセンティブがある会社が多いから、そこで逆転することも可能。
BackOffice系の人たちは、現状維持での転職以外、損をする可能性が高くなる。
3年で同額またはちょっと増額であれば、転職をすすめているが、
それ以外については、転職をススメない。
投資家がよくいう減価償却分も含めて計算をすることになる。
3年辛抱すれば、独立という目も出てくるし、それなりに戦うことができる。
その指針として3年と言い続けている理由はここにある。

年代別の戦い方で最高の転職を目指そうよ

25歳ぐらいまでの第二新卒枠については、ポテンシャル採用になるため、
経験値がなくても、専門性がなくても、受ければ内定をもらえる会社が多い。
育て直せばいいわけであり、3年間での減価償却を考える経営者が多くいるから。
30歳ぐらいまでの若手枠については、伸びしろがあり、専門性が問われるケースがある。
1人前として仕事をすることができるようになって、戦力化できる人材。
社畜になるぶら下がり社員はお断りであるが、やる気、前向きさで採用するケースもある。
専門性が問われてくるので、自分のキャリアをしっかりと考える必要があるのはこの時期である。
35歳ぐらいまでの中堅枠については、専門性とマネージメント力をみられている。
社会人10年戦士ともなると、専門性の知識、経験が問われることがほとんどである。
マネージメントの経験を問われるケースがほとんどである。
30〜35才になる頃から、徐々に書類選考率通過率が下がり始める頃である。
年収が高くなる時期であり、採用に慎重になる企業が増えるからである。
細かい要件定義をしており、80%以上合致しない限り採用というケースは少ない。
最近増えているのが40才前後のミドル枠である。
ココはマネージメントの経験者であり、それなりの専門性と実績を持っている人たちが揃う。
転職市場にはなかなかいないラインである。
家族を持ち、マネージメントをしていることが多いから、仕事を途中で放棄することが出来ないからである。
年収も高くなり、採用も転職も慎重になる年齢であることは間違いない。

転職する前には自己分析、キャラ設定、ストーリー性

自己分析、キャラクターを設定、ストーリー性を見つけるためには、人材紹介会社のアドバイザー、コンサルタントでは見つけることができません。
彼らは案件とマッチングさせるために、インタビューを深掘りしたり、その人の強みを理解することはありません。
60分の面談で案件紹介と本人OKをもらうためなら、30分の面談で見抜くというより、案件に合うかどうかを判断するのが精いっぱいだからである。
自分の評価を落とさないためには、行動指針をクリアすることはもちろんですが、常に売上目標をクリアしておくことが求められます。
また、未経験者の採用もしているため、質が低下していることは否めない。
そういう人に相談をしても、いい転職になることはありません。
転職活動をするにも戦略と戦術が必要になります。
2023年の新時代の幕開けに向けて、2022年はしっかりと準備をしておく時期になっています。
サードプレスとして使っていただいて構いません。
人材紹介会社やハローワークではわからないあなたの強み、本業のスキル、趣味のスキル、キャリアブロック、自己分析などを通して、戦う職務経歴書をつくってみませんか?


よろしければサポートをお願いいたします!頂いたサポートについては、製作費として使わせていただきます。