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【人物試験の教室2-1】自治研究をやったことが無い人のための始め方(地方公務員志望)

フリー面接トレーナーのnoriさんです✨

公務員志望者のための人物試験の教室です😊

今回は、自治体研究を始るための第一歩目にしてもらいたいと思います。
国家公務員と地方公務員がありますが、まずは地方公務員から始めましょう🎵

本日の授業

地方公務員志望者のための自治体研究の始め方

さて、地方公務員といっても本当に幅広くて、説明が大変ですね💦それの手助けになれば幸いです😊
ただし、具体的な仕事内容がどうとかを述べる場ではありません。
あくまでみなさん自身が調べるための手助けです。

自分の目と耳で確かめ、時には手を使い、足を運び、五感全てでその自治体の良さを見つけられるようになりましょう!

この自治体研究は2回に分けて投稿します。
量が多いことと、やり方も異なるものを分けたいと思います。

では、今回は2パターン紹介します。
ごくごく当たり前のことを書きますが、できていない人がいるという視点で書きます。

調べ方① インターンシップ

言わずもがなですね。
インターンシップは、実際に職場に訪れることでより現実的な情報が得られるのでチャンスがあればぜひともいってほしいところです。
しかし、すべての自治体が実施しているわけでもないので、希望の自治体の受け入れがあるかどうかは、要確認が必要です✔️
また、最近ではオンライン実施もあるのでリアルな体験とまではいかないかもしれません。
それでも、百聞は一見に如かず。自分の目で確かめましょう!

インターンシップ情報は、各自治体のHPや在学者であれば、キャリアセンター等で情報収集するのが良いと思います。
インターンシップ情報でよく使われるツールが、マイナビとリクナビといったナビサイトです。ただし、こちらも全ての自治体が掲載されているわけではないため、「掲載されていないから、やっていない」と早合点しないように気を付けましょう!

また、私が働く、岡山県内の情報であれば、岡山県中小企業団体中央会が運営する『きら☆おか』でも情報収集が可能です。
2022年11月30日現在で募集はかかっていませんが、岡山市、備前市、新見市等が登録されています。
https://www.kirari-okayama.jp/

注意点としては、自治体によっては、個人での応募ではなく、学校を通しての申し込みが必要な場合もあるようです。つまり学校の推薦が必要ということです。キャリアセンターや担当の教授に相談しましょう。

さらに、部署ごとでの受け入れの場合もあるので、そもそも事前にどのような仕事なのかを予習しておく必要もあります。
例)岡山県倉敷市役所

倉敷市インターンシップ受入部署 一覧表(一部)

参加に際しては、書類選考等の選考があることが多いので、日時情報を集め希望であれば、すぐにでも必要書類を準備しましょう。

調べ方② 説明会

なんと言っても説明会です。職員との座談会も開催されるところもありますので、参加は必須といってもいいでしょう!

しかし、これは、私の個人的な感覚ですが、企業を受ける方と比べて、公務員志望の方は説明会に参加される方が少ないように思います😨

それは、参加件数もそうですし、早期から情報収集をしていない方が少なくありません。

本人らに理由を聞いてみると、「筆記試験の対策が忙しい」とのことです💦
気持ちは察しますが、結局面接を受ける際に後悔をするのは自分自身です。気を付けましょう。

また、昨今では、オンライン説明会の割合が高いと思います。
感染症対策と言ってもいいですが、やはりこのオンライン説明会は運営側にとっても楽です。会場や当日の配布資料の準備に手間取ることはありませんし、当日の運営メンバーの配置も最小限で実施可能です。

また、受講者側にとっても、近所の自治体だけではなく、遠方の自治体の説明会に参加も容易です。

地元がいいと、安直な考えばかりでなく、様々な自治体を調べて、地元が良い理由を見つけましょう。

参加方法や調べ方は、インターンシップ同様です。

各自治体のホームページ、SNS、大学キャリアセンターを活用しましょう。

参考

岡山市(2022年情報)

岡山県(2022年情報)

志望動機への反映

インターンシップと説明会に参加することで、自治体研究が深まるだけでなく、志望動機に反映させることも可能です👍
そこで得られた気付き、例えば、実際に感じたやりがいや職員の話で高まったモチベーションは、借りてきた言葉の数倍威力のある話しです!!
第一志望先だけは必ず情報漏れにならないように気をつけましょう😁

補足情報 採用活動にはお金がかかる

ここで、ひとつ大人の事情を伝えておきます。

各自治体が大手のリクナビ、マイナビに掲載されてなかったり、説明会を開催していなかったりと、企業と比べても、なかなかお目にかかれる機会がないですよね。

一つは人手と予算的な問題はあると思います。

地方自治体は人員も決して多くはありませんので、ナビサイトの構築や当日の説明会の運営自体が大変です。
また、ナビサイトに掲載するのも費用がかかります。
それも1万円や2万円で掲載できるほど世の中甘くはありません。
やはりそこは市民の血税ですので、費用がかさむナビサイトや合説には出られないケースもあると思います。
そのため、ナビサイトに登録するだけという待ちの姿勢では、インターンシップも説明会情報も見過ごしてしまいます。

結局は、自分で調べる、足を運ぶ、直接聞くこと以外に最良の手段はありません。

最後に

次回はナビサイトなどの活用方法などお伝えします。
今回紹介した自治体研究は、時間もかかり、面倒な点もあります。
場合によっては、書類選考で落ちたり、予約上限で参加できないなどのリスクもあります。

その点、ネットを活用した方法は、いつでもどこでも気軽に調べられる方法として、今や当たり前の手段です。
それでも落とし穴もありますので、正しく活用できるようになりましょう✨

今回はここまで。それじゃあまたね(^o^)/~~


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