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“伝える”ということ

皆さん、こんにちは。エビデンス&クリエイティブ室の水野です。今回は、私の異色?の経歴や現在のカルディオインテリデンスでの業務についてお話してみようと思います。


フリーから社員へ

社内をざっと見渡すと、いろいろな経歴を持った人たちが働いています。その中でも(自慢するわけではありませんが)私の経歴(というか経験)は、一風変わっていると言われます。
そもそも大学卒業して最初に勤めたのはメーカーで、そこでは機構設計やら外装設計のエンジニアとして働き、ある程度職歴を重ねた後にソフトウェアの開発部門でサポート窓口のチーフみたいな仕事で外部企業との付き合いが広がったところで、バブル崩壊の遅れてきた余波に巻き込まれて転職、そこでパソコン通信のシスオペなどを経験した後にフリーランスのライターに。ライターとしては、主にネットワークなどコンピューターの話から、サイエンス、軍事技術など様々な記事を商業誌や広報誌に書いてきました。ライターになりたての頃は、製品レビュー等もしていましたが、直近10年ほどはTRL(Technology Readiness Level)だと1~6、研究段階の技術を紹介する記事を多く書いてきました。

そんな私が、B2Bの医療系サービスを展開するカルディオインテリジェンスに入社するとは、本人もびっくりです。医療系の記事も書いたことはありますが、医療業界に詳しいわけではありません。入社して戸惑ったのは、薬機法などいろいろな制約があることです。いや、それは今でも変わらないかな? やはり人の命に直結しているだけあって、他の分野とは違うのでしょう。幸いなことに、カルディオインテリジェンスの社内には薬事の専門家が在籍しているので、すぐにアドバイスをもらえて助かっています。

日々の業務は?

カルディオインテリジェンスに入社して最初の大きな業務は、マニュアルの更新でした。それまでにもマニュアルは存在していましたが、機能追加などバージョンアップの内容が反映されていませんでした。マニュアルの作成はこれまでにもネットワークカメラやプリンタのようなハードウェアからセキュリティソフトのようなソフトウェアまで手掛けているので問題はありませんでしたし、何よりマニュアル作成を通じてSmartRobinという製品の隅々まで知ることができたのは良かったと思います。
マニュアルに関しては、製品に同梱する簡易マニュアルも手がけました。もちろん、製品のバージョンアップにも対応し、都度更新を行っています。その間にも、こまごました改良を加えていますが、100%満足できるものには至っていない気がします。将来的には、HTML化して完全オンラインマニュアルにしたいなと密かに考えています。

Adobeでクリエイティブ中

こんなスキルが役に立った

マニュアル以外では、Adobe Illustratorを使った作業があります。元々フリーで活動している時に撮影も行うことがあり、Adobe Photoshopを使うようになり、IllustratorやPremiere Pro、InDesign、After Effectsなどの操作を覚えていたので、それが役立った感じです。なんでもやっておくものですね。
フリーランスライターの前は、機構を設計するエンジニアをやっていてパソコンやプリンタを開発していた関係から、CAD/CAMはもちろんワープロやスプレッドシート(今でいうオフィス系ですね)も業務として使っていましたし、特許申請などで使う図やマニュアルに差し込む図も自分で作成していました。Windowsもバージョン2.11から使っていますから、同世代のなかでもソフトウェアに触れる機会は多かった方だと思います。だからなのかもしれませんがソフトウェアを使用することに抵抗感はありませんし、「“習う”より“慣れ”ろ」派なのでどんどん使って覚えています。前述のAdobe系クリエイティブツールも、ほぼ独学です。

“伝える”ということ

フリーライター時代(それ以前からかも?)からずっと念頭にあったことは、「どうすれば相手に理解してもらえるか」ということです。製品の内容だったり技術理論だったり、仕組みだったり、専門的な言葉を並べるのは簡単ですが、理解してもらうことはとても難しい。例えば「この研究内容を、高校生が理解できるように」記事にするというオーダーもありました。どうしたらわかりやすく、かみ砕いて説明するかがライターの腕の見せ所です。そもそも自分の理解が不十分だと、どんなに説明しても相手には伝わりません。
ライティングに限らず、広報活動やパンフレットなどの資材作成も同じだと思います。これからも、培ったスキルで“伝えて”いきたいと思っています。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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