喜屋武 悠生

石垣島出身。東京の大学を卒業後、3年のひまんちゅ生活を経て、28歳ではじめての就職。2…

喜屋武 悠生

石垣島出身。東京の大学を卒業後、3年のひまんちゅ生活を経て、28歳ではじめての就職。2018年に友人と日替わり店長のソーシャルバーPORTO(ポルト)をオープン。墨田区の古民家長屋でシェアハウス→現在はひとり暮らし。大衆酒場と喫茶店とマンガが好き。曖昧さを愛してます。

マガジン

  • 自分の文章を書くために

  • キャン的な日記

    キャンによるキャンのためのキャン的な日記

  • #わたしとキャン

    2020年8月15日の誕生日祝いとして、友人・知人がキャンとの関係性を題材に書いてくれた文章、その他の表現をまとめています。 ※一部、以前別の機会に書いてもらった記事も入れてます。

最近の記事

  • 固定された記事

「ままならなさ」を受け入れる

7月が終わる。 ものすごく長かった気もするし、過ぎてみれば一瞬のようにも感じる。 どちらにしても、自分の心が、根っこの感情が、こんなにも揺さぶられたことは、これまでなかった。この文章を書いている今も、まだ、小さく揺れている。 生き方編集者のこーじさんのツイートで、あかしゆかさんの燃え殻さんインタビューを読んだ。7月24日に新刊の『すべて忘れてしまうから』が発売になったそうだ。 以下、感想ツイート。 大学2年のときにはじめて三線で作った『たびんちゅ』以来、オリジナル曲を

    • ありがたい縁が重なって、人生がどんどんおもろい方向に動いていってる最中で楽しい。去年の前半は、自分で自分の人生を面白がれなくなっていてつらかったけど、今はちゃんと面白がれてる。きっかけは外から不意にやって来たけど、その風を意識的にキャッチして、乗りこなしに行ける自分でよかった。

      • キャン的な日記 2023年12月1日〜12月6日

         小沼理さんの『みんなもっと日記を書いて売ったらいいのに』が先日届いた。タイトルを見た瞬間ピンと来て、2刷目入荷の案内が来たタイミングでポチった。「ひとはなぜ日記を書き、販売するのかを当事者の視点で考察していただければ」という編集者からの依頼を元に、雑誌に連載された文章が収められたZINE。(こちらから初回の全文が読めます。)  日記的な文章はたまにnoteで書いていたことや、最近、日記をまとめた本やZINEが書店や文フリなどで販売されているのを見聞きしていたのもあり、「人に

        • むずかしいアボカド

          最近は暇があれば自炊している。こんなに日常的に料理をするようになるとは数ヶ月前まで全く思っていなかったから、自身の変化を面白がっている。 生活コストの可視化、見直しにあたり、自炊で食費を節約しよう、という話に仲間内でなったのが、そもそものきっかけ。ただ、元来めんどくさがりで、自分のためにがんばれない性格なので、節約モチベだけだと、ここまでは続かなかったと思う。 親子丼が好きで、自分でも作ってみたいと思って試しにやってみたら意外と簡単に作れたり。料理研究家リュウジのレシピ動

        • 固定された記事

        「ままならなさ」を受け入れる

        • ありがたい縁が重なって、人生がどんどんおもろい方向に動いていってる最中で楽しい。去年の前半は、自分で自分の人生を面白がれなくなっていてつらかったけど、今はちゃんと面白がれてる。きっかけは外から不意にやって来たけど、その風を意識的にキャッチして、乗りこなしに行ける自分でよかった。

        • キャン的な日記 2023年12月1日〜12月6日

        • むずかしいアボカド

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        記事

          餃子のような月は見えなかったけれど

          6月25日(日) 帰宅後、ツイッターを開くと、「ただの人生相談」というタイトルのスペースが目に入り、なんとなく気になったので入ってみた。作家の女性が、友人の男性に人生相談に乗ってもらっていて、僕も含め25人ほどがリスナーとして参加していた。 仕事でうまくいかないことがあって落ち込んでいること、文筆業の収入が落ちていて、これからどういう方向性で書いていこうか、といった旨の話をしていた。作家という世界における、私的な悩みなので、わからないことや、共感できないことも多いのだけど

          餃子のような月は見えなかったけれど

          いいエッセイを書くコツ〜自分にしか書けないことはなにか?

          ある日、家に帰ってnoteのアプリを開くと、「今日のあなたに」というカテゴリで、こちらの記事がおすすめされていたので読んでみた。 初めて知ったのだけど、アメリカの大学受験では、パーソナルエッセイという、自分の人生や、印象深かった出来事について書いた文章を提出しなければいけないそうだ。 しかも、エッセイは合否を分けるほど重要なもののため、アメリカの高校生は締切の何ヶ月も前から必死にトピックを考え、周りの人たちからフィードバックをもらいながら、何度も推敲を重ねてエッセイを完成

          いいエッセイを書くコツ〜自分にしか書けないことはなにか?

          だらだら日記 2023.5.22

          今朝、シャワーを浴びながら、ボディソープが切れているのに気づき、「帰りにコンビニで詰め替え用買って来よ」と思っていたけど、完全に忘れていた。 一度家に帰ってくつろいでしまうと、外に出るのが圧倒的に面倒くさいのだけど、明日の朝シャワーを浴びるときに「あー、やっぱ昨日の夜買いに行っとけばよかったな……」ってなるのも、それはそれで面倒くさいので、スマホでこのnoteを書きながら家を出た。雨はもう止んでいる。 細かくランク付けしたことはないけれど、一年の中では5月が1、2位を争う

          だらだら日記 2023.5.22

          【だらだら日記2023】5月6日

          今日、北千住で飲んだ友達のおっちーが「キャンちゃんの文章好きだよ!」とnoteの文章を褒めてくれて嬉しかった&モチベがにわかに上がったので、夜中にしこしこがんばって書いてます。 ゴールデンウィークも終盤に差し掛かる中、昨夜はゴールデン街のバー『月に吠える』へ。 ゴールデン街は知ってる店にたまに行くぐらいで、新しい店に行くことはめったにないけど、金曜24時〜の店番の山下素童さんの連載記事「シン・ゴールデン街物語」が面白かったので一度行ってみたいなと思っていた。 とくに、AV

          【だらだら日記2023】5月6日

          何か書きたくなって書いた日記のような雑記のようなとりとめのない文章

          最近文章書きたい欲が高まって来てたので、ひさびさに日記?雑記?調の文章を書いてみる。日記や雑記形式の文章はテーマやゴールがなくても、その日あったことや最近考えたことベースでだらだら書けるし、いちいちタイトル考えなくて済むから楽。シンプルに日記でもいいんだけど、「雑誌」とか「雑談」とか「雑」がつく言葉が好きなので、「雑記」って表現が個人的に気に入っている。 あまり違いがわかっていなかったので、一応調べてみたら上記の通り。参照までに。 最近試聴したこちらのイベントでゲストの鈴

          何か書きたくなって書いた日記のような雑記のようなとりとめのない文章

          キャン的な日記2021④

          どうもここ最近は気持ちが、ぽっかりふにゃついていて、仕事以外で何かにエネルギーを傾ける気が起きなかったのだけど、夜桜がきれいで見頃なもんだから、つい最寄駅からの帰り道にコンビニで発泡酒とあたりめを買って、近所の公園のベンチで飲んでいる。もう全然寒くない。気がついたら春だ。 桜を眺めながら、ぽけーっとタバコを吸っていたら、なんだか不意に文章を書きたくなった。家に帰ると気が抜けて書く気無くなるから、花見しながら書いている。別に書かなきゃいけない理由も、結論もとくにないけど、何か

          キャン的な日記2021④

          キャン的な日記2021③

          2/11(木)今日は昼にPORTO品川店へ。かおりちゃんが入ってるときに行くのは初めてで、ひさしぶりに話せてよかった。ひろかずくん特製のポークビンダルカレーは、前に食べたときよりビジュアル面がパワーアップしていて、ますます食欲をそそる感じになってた。写真見てたら腹減ってきた。 品川店の後は、よーこさんラストデイで有楽町店へ。今日は、よーこさんの日に何度かコラボしているカレーじいじこと西山さんが、スパイスカレーを振る舞ってくれた。名前忘れちゃったけど(タコフ?)、写真左のハン

          キャン的な日記2021③

          キャン的な日記2021②

          2月3日(水)詳しくはよくわからないけど、今年の節分は2月2日だったらしい。節分の日が変わるのは37年ぶりで、2月2日になるのは124年ぶりだとか。節分=2月3日だと思ってたから、なんだか変な感じ。生きてるといろいろありますね。 昨日の夜に左下奥の仮歯が抜けちゃったので、いつもお世話になっている心のアニキ、ナベさんに連絡して、午前中に根津の渡邊歯科医院へ。休診日にも関わらず対応してくれてありがたい。仮歯をつけ直してもらった後、パソコンを買いに行くナベさんに付き合って、上野経

          キャン的な日記2021②

          キャン的な日記2021①

          1月30日(土)雲ひとつない晴天。けど寒い。東京だなって感じ。数日前に少し雪が降った。東京に来てもう10数年経つけど、初雪はいまだにテンションが上がる。 年明けてnoteを書こうと何度か試みたものの、書き上げる前に気分が変わり、公開まで漕ぎ着けられなかった記事が何本か下書きに埋もれている。文章ってタイミングと勢いが大事で、書きたいと思ったときに一気に書き切らないと、だいたいこうなる。 年末に日記形式で書いてみたときは、比較的書きやすかった。書きたいことが先行しているときは

          キャン的な日記2021①

          だらだら日記2020③

          ・12/18とりあえず、日記形式で2回書いてみて思ったのは、毎日何かしらの出来事はあるからネタには困らないけど、あったこと全部書いてると、結構な量になって、筆が遅くなるっていう(笑) なんでかわからないけど、昔から日記的な文章を書こうとすると、その日あったことや、思ったことを、時系列で逐一書いちゃって、だんだんめんどくさくなっちゃうんだよな。取捨選択が苦手だし、読み手にとって、何が面白いか自分じゃわからないから、とりあえず全部書いちゃえ、みたいになる。よく「何を◯◯するかより

          だらだら日記2020③

          だらだら日記2020②

          ・12月17日今日も寒い、と書いていたら、「東京、過去最多800人超の感染確認」のニュースがiPhoneの画面に流れて来た。数字だけ見ると大事のように感じるが、「去年と比べて10月の自殺率が40%増えてるらしい」という話をたくみから聞いた後だったから、コロナ自体よりも精神的な2次被害の方がよっぽど気になっている。「孤独は人を殺す」という言葉が頭に浮かぶ。先日、GRiDでマックスむらいさんにインタビューさせてもらったとき、むらいさんも「人って今、本当に孤独だと思う。」と言ってい

          だらだら日記2020②

          だらだら日記2020①

          ・12月16日なんとなくだらだらとした日記みたいな文章を書きたくなったので書く。日記だから毎日書くぞ、みたいなのは全然なくて、気が向いたときにゆるゆる書けたらぐらいな感じ。文章を書きたい気持ちは前からずっとあるし、溜まってるnoteの下書きや、しっかり書いてみたいテーマみたいなのもあるっちゃあるんだけど、ちゃんと書こうとすると意気込んじゃって、どうにも書き出せない。でも、何か書きたい。なので、とりあえず最近あったこととか、思ったこととか、なんでもいいから書きやすそうなことを書

          だらだら日記2020①