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世界観案内 邪道シリーズ通編

考えてみれば

本作の世界観については語っていない。
なので語ることにした。とはいえ、通読者が一万に近づきつつある中でおひねりが皆無である以上、真面目に語る気にはならないが。

さて、適当に書くとするか。まず、本作は「逆転」した世界というのが分かり易い───語り手すら人間では無いし、科学技術は人間を追い越し「独創性」という、実に分かりやすい人間の個性を剥ぎ取った!!

他に、人間に何が残るんだ? 御大層な「心」を抜けば、ただの凶暴生物だろう。

また、当然の帰結として「地球外退去」の状態になる。というのも、自律思考するアンドロイドがいる時代に、人間が地球に住める訳が無いだろう!! 現状ですら地球温暖化を放置し自然と共存どころか自然災害の大安売りだ。

そして、真剣に目を向ける人間はいない。非人間の私が言うんだ間違いない!!

であれば、地球に住まないのは「当然」だろう••••••住んでいる、ハズがない。

科学技術で頼まれもしないのにテラフォーミングを済ませ、他惑星を侵略しながら建前だけの宇宙論で「世界の在り方」を語る。そして、更なる資源消費を繰り返し反省せず学習せず繰り返す。

そんなものだ。なので、史実に忠実にしておいた。

とはいえ、一方で良くある論争についても書き上げたのは確かだ。やはり「心」の有無について作られたアンドロイドが語ると言うのは良くある噺で、実際、本作においても彼ら彼女らは語っている。

最終的には非人間同士で、それも「文系」対「理系」の争いも出るのだが、とかく対立する両者の姿勢というのは分かり易い───心が云々とほざくのはいつだって「余裕ある持つ側」の台詞だけだ。


夏があれば冬が良いと言い出し、冬になれば夏の良さもあると抜かし出す。


人の心など、そんなものだ••••••別段、大したものではない。
だが、欲しがるのも確かだ。というのも基本「利便性の追求」を済ませると「精神への充足」を求め出す。どこでも持つ側はそんなものだ。


とりあえず本作はこれで良いだろう。詳細が知りたければ読めば早い。
縦書きファイルのグーグルプレイブックス対応の栞機能付きという形で、それも、10万文字以上の分量がタダで読めるのだ。文句を言われる筋合いは無い。

むしろ、払わないなら読むんじゃない!! 嬉しくもない。



さて、次だ。

邪道勇者シリーズは元々構想はあったものの、まさかこんな形で出すとはな。
基本的にこちらは「古代宇宙人説」を採用した••••••当たり前だ!! 手から炎だ水だと、最新鋭の科学技術に決まっている!!

意味もなくそんなもん出る訳無いだろうが!!


第一、連中の技術系統はおかしいのだ。なんで生贄を喜ぶ時代に天文学の計算が、それも現代のスパコン以上の精度で実現した? どう考えても異常だろう。

であれば、エルフだのドワーフだのは「人体実験」の結果であり、実際、そういう話は有り得るだろう••••••他生物を利用してでも、長生きしたり労働力を確保したりと、どこの生物でも同じことだ。

最も古い神話でも「文字という概念も無く、労働力確保の為」という割と情けない理由で神々は人間を想像した───古今東西、神とは情けない生き物であり、別に他惑星のボンボンでもおかしくない。


そして、そこに「犯罪」というスパイスを投入した。何であれ正統派はつまらないからな───エルフの歌姫を護衛するより、麻薬組織の財源を襲い英雄を利用してでも生き残り、金持ち連中は文字通り「全裸に」なるまで剥ぎ取った。

まさか本当に全裸に剥ぎ取る話になるとは思わなかったが、まあ物はいいようだ。

それはそれで経済的平和の為、個人的利益という愛の為にはなるだろう。
無論、否定されたところで厚顔無恥に、一切罪悪感無く胸を張れる。


そんなシリーズのまとめがこちらだ。果たしてこの記事が読まれるのか? 時系列が古いだけで読まれないなら記事を出す意味なんてあるのか? と思わなくもないが、要領が良いだけの連中に混じったところで、できる事など知れている。


わからん話だ。30年近く費やした物語に一円すら払わず、適当としか言いようの無い「念じるだけで引き寄せの法則」だのには払うんだからな。

人間は阿呆丸出しだ••••••恥ずかしく無いのか?




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