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【日本人学校元先生が教える日本】人生で一番不幸は48歳。幸福なのは82歳。

タイトルを見て、皆さんはどう思いますか?
 
48歳に向かっている私は、
これからもっと不幸になるのかと
ぞっとしました。



こんにちは、hiroです。

私は今30代。
人生100年時代と考えると、3分の1が終わりました。
仕事で、いろいろな悩みを抱える中で「自分の人生」について
深く考えることが多いです。

□今の仕事を続けていていいのか
□もっとを活かすことができる環境はないか?
□人間関係に悩む仕事はつらいなあ…

そう自問自答する中で、こんな記事に出会いました。

この記事についての要約や、読んで感じたことなどをまとめます。

□仕事について悩む人
□子育てで疲れている人
□自分の将来に不安を感じる人

などに向けて、少しでも力になれると嬉しいです。5分程度お付き合いいただければ嬉しいです。


人生の幸福度と年齢の関係

アメリカのダートマス大学の経済学者デイビッド・ブランチフラワー教授が、世界132カ国で「人生の幸福度と年齢」の関係について調査した結果が以下の図です。

https://president.jp/articles/-/82406

この図から分かることは、まさに「人生で一番不幸は48歳。幸福なのは82歳。」ということです。
ではどうして一番不幸は48歳なのでしょうか?

その答えは・・・

幸せの基準を上に合わせる「不幸せ」


私もそうですが、最近は・・・
 もっとお金を稼ぎたい。
 もっと活躍したい。
 もっと筋肉をつけたい。
など、今よりも上に行くことしか考えていません。

しかし、高齢になると、
 「体が動くだけマシ」とか「食べられるだけマシ」と、
下を見られるようになってきます。

つまり、自分の中の「幸せの基準値」が高いのか、低いのか
「幸せ」と感じられるかどうかということです。

海外に暮らすと見える「日本の姿」

 
 私の人生の中で大きな出来事の中に「日本人学校」で働いた経験があります。
 日本で生まれ育ち、新婚旅行でも
「日本にだって海外よりいいところいっぱいあるじゃん。」
と、海外に行くが嫌だった私が(奥さんの願いで海外へ行きましたが…)
いろいろな出来事から、3年間海外で生活し、様々な文化に触れました。

 海外での暮らしは、日本での暮らしと比べると、比べ物にならないくらい恵まれていました。

 例えば、メイドが家事掃除などを毎日助けてくれる世界。
     運転手もついて、通勤ラッシュなど関係ない世界。
     広い部屋、ジムやプールなどの施設も充実している世界。
 まったく知らない文字や言葉に囲まれ、自分たちが外国人の立場として生活することは、時につらく、時に楽しい日々でした。

しかし私は、その国のことが好きにはなれませんでした。

いつでも「日本」と比べ、
いい加減な仕事をする店員や周りの人、
不衛生な環境へのいら立ちを
いつもストレスに感じていました。

もちろん、新しい出会いにわくわくしたこともありました。
だけどそれよりも
「早く日本に帰りたい。」

おいしい日本食に、
夕方や夜でも安心して過ごせる街。
深呼吸ができるよい空気。

そんな気持ちで過ごす日の方が多かったように思います。


くらべるから不幸に感じる


日本に帰ってきて、
やはり感じるのは、
「日本はすごい」
ということです。

時間ぴったりにくる電車。
安くておいしいご飯。
飲めて料理に使える水道水。
深呼吸するとおいしい空気。

これは本当に当たり前のことではないです。

だけどそれと同じくらい
「日本はくらい」ということです。

ニュースをつけても、
周りの人と話しても、

物価高、税金、円安、少子化、
今後の日本になかなか希望をもてないニュースが多い。

そんな中で見つけた今回の記事。
そしてその中の筆者は以下のような文にまとめていました。

「あの国は給料が高くて羨ましい」と、上ばかり見ていても、きりがありません。

日本はダメだと嘆くよりも、日本の良いところを認めて、それを世界に向けて発信していけばいいのです。

大事なことは、他の人や国と比べるのではなく、目の前の幸せを享受し、今の自分を心から大切にするということです。

精神科医 和田秀樹氏

みなさんは、今どれくらい幸せですか?
今、どれくらい不幸ですか?

わたしは、幸せになるために、どうしていけばいいか
少しだけ見えた気がしました。


それでは!

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