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韓国アイドルの話まとめ

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【D-43】이달의 소녀の満ち欠けとARTMS

【D-43】이달의 소녀の満ち欠けとARTMS

最初からかなり変なグループでした。

12人のメンバーが、毎月1人ずつソロデビューしながらお披露目されていく。
最終的にメンバーが揃うのは単純計算で1年後。

(しかも実際はソロデビューの合間にユニット活動もあったので完全体12人でデビューした時、1人目のソロデビューから2年近く経っていた)

刹那的に入れ替わりの激しいアイドル戦国時代とは思えない時間の使い方。

その上、そんなデカすぎる前フリに

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【D-29】クォン・ウンビ「Glitch」が素晴らしすぎる

【D-29】クォン・ウンビ「Glitch」が素晴らしすぎる

このウンビさんのサムネが美しくて「なんか良い曲っぽいな・・・」とはうすうす感じていたのだが、いざ聴いてみると曲の中盤でもうSpotifyの毎日聴くプレイリストに追加していた。前回のソロデビュー曲『Door』とは打って変わって、わたしの大好きなハウス曲。

IZ*ONEのときから思っていたけれど、ウンビさんのボーカルはハウスのサウンドにめちゃくちゃ合っている。

普通なら、歌うときにただ音階を追いか

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【D-28】あの日、あの時、あの場所で

【D-28】あの日、あの時、あの場所で

全てのオタクに「あのときなんでその場にいなかったんだろう・・・」と思う経験がある。

こんなの絶対好きに決まってるのに、どうして今まで知らなかったんだろう。
あのときもう少しちゃんと見ておけばよかった。
あの日、あの時、あの場所で、君に会えてたら・・・・・・

もし将来タイムマシーンに乗ることがあったときに忘れないよう、行き先をここに残しておきます。

2014年 MAMA@香港いまや世界のBTS

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ロック好きの女がK-POPに沼落ちするまで

ロック好きの女がK-POPに沼落ちするまで

「これなんて書いてんの?(笑)」

友達のメモ帳に記されたハングル文字の短い文章を見ながら鼻で笑った。韓国が好きな別の友達が落書きしたらしい。なんで韓国好きな女ってすぐハングル書くんだろう。マジで読めないけど、多分サランヘヨって書いてんだろうな。そのときの私は、絶対に自分は韓国女にだけはならないと思ってた。

バイト先を聞かれて「タワレコ」と答えると、大抵の人が興味津々そうにへえ〜!と言ってくれた

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アイドルなんてそこに立って生きてるだけでエモなんだよ【女の子編】

アイドルなんてそこに立って生きてるだけでエモなんだよ【女の子編】

「プレゼント何が良い?」

すんごい善人ぶったこと言うようだけど、私のことを思ってプレゼントを考えてくれているその時間こそが私にとっては十分幸せな贈り物だから、基本的に何をもらっても嬉しい。世界観強すぎて意味不明な絵本とか激辛シュークリームとか食らっても、そうやってふざけてもいい関係だと思ってくれてる友達を私も好きだ。ただ、親はそれに該当しない。両親からのプレゼントとは、シンプルに欲しいけど買えな

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アイドルなんてそこに立って生きてるだけでエモなんだよ【男の子編】

アイドルなんてそこに立って生きてるだけでエモなんだよ【男の子編】

「いや、」で発言を始める人間がいる。人の発言を全部ひっくり返したい心理なんだろうか。いや、そういう奴は肯定しているときでも、口癖のように「いや」。何がそんな嫌なんだよ。私自身が完全にそういう人間なんだけど。なにかを断言されるとつい、「いや、」と言いたくなるのだ。一生反抗期だから。以前、あまりにも「いや、」と言いすぎて「リアリストだね」と言われたことがある。いや、そうじゃないんだ、ただ相手のロジック

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I.M -「DUALITY」大自己満ライナーノーツ

I.M -「DUALITY」大自己満ライナーノーツ

大変なことになっている。

DREAMCATCHERが新曲「ODD EYE」の後続曲(「Wind Blows」マジいい曲だから世界中のオタク聴け)で活動してるし、チョンハのスタジオアルバムがとんでもない傑作だ。ソンミ様のカムバックティザーも、わたしの脳内見たのか?というレベルで性癖すぎて困っている。そして前から噂だったGOT7ユギョムさんのJYPからAOMGへの移籍。K-POPアイドル界にとって革

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愛猫と書いて「あいびょう」と読む

愛猫と書いて「あいびょう」と読む

『Welcome To My Baverse | ep.02 I.M』がきのう公開されました。

見た当時の所感を残しておこうと思ってめちゃくちゃひさびさにブログを書いています。やる気の問題で書かない可能性が75%ぐらいあったけど、無事着手してます。やり始めたら半分達成したようなもんって言うもんね。

みなさんも、これを読み始めてるのでもう半分まできました。あと半分、お付き合いください。

00.

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【D-4】その一瞬のために生きてる

【D-4】その一瞬のために生きてる

それは、初めて「キル・ビル Vol.1」のファイトシーンを観たときだったと思う。
たまたまついていたテレビ画面の中で、ユマ・サーマンと黒人の女の人がキッチンでナイフを振り回して、家財道具をなぎ倒しながら女同士で血まみれで戦っている。心臓がバクバクしていた。刺激的なシーンに耐性があるかどうか、そんなことまだ考えたことすらない健康優良女児のわたしは、殺るか殺られるかの一進一退の攻防を食い入るように見つ

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【D-8】イ・ハイと踊るディスコ

【D-8】イ・ハイと踊るディスコ

イ・ハイが無双している。

ハイちゃんといえば、わたしの中では割とソウルフルな歌手というイメージだった。ソウルフルすぎて曲より声が耳にガンガンくるパワー系のボーカルだと思ってたから、YG時代の曲は正直あんまり聴いてこなかった。しかし、ハイちゃんが2019年末にAOMGに移籍してから、気づけばわたしの聴いている曲にハイちゃんの名前が書いてあることが増えた。ちゃんと聴いてみるほど、イ・ハイの声は軽やか

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【D-12】レドベルって天使なのかもしれない

【D-12】レドベルって天使なのかもしれない

「Feel My Rhythm」が素晴らしい。。

「G線上のアリア」の旋律にトラップのビートと瑞々しい5人のハーモニーが乗った瞬間、なんというか「めちゃくちゃレドベルだ・・・!」と思った。これまで築き上げてきたレドベルの世界観の城に明かりを灯すように、ライトアップされて改めてその城の壮大さを感じる。繊細でかわいくて毒々しくて、神々しい。

Red Velvet × オーケストラの掛け算ほど素晴ら

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