学校が新しくなっても、学校は苦手なままだった。
８月の終わりになると、学校に通っていた
遠い昔の頃を思い出す。
学校は何度も転校しているからあれだけど。
小学校の時の教室は、新設校だったので。
新しい机の匂いがした。
新しい先生。
新しいクラスメイト。
新しい上履き、
新しい黒板、
新しい体育館、プール
などなど。
すべてが新しかったけど、でも学校が
あまり好きではないよっていう心の方は
ずっとくすぶり続けたままだった。
学校の勉強はもうそろそろわからなく
なっていたし。
わかりたくないわけじゃないんだって
思ってもなかなか理解できなくて。
わたしは教科書の1行でひとつなにか
つまずくと、それを放っておけなくて。
ちゃんと理解してからじゃないと次の
行に進めない。
そこは自力じゃむりなので、次第にもやっと
あきらめる。
むにゃむにゃっとわからなくなって、教科書が
嫌いになってめんどくさくなって空を見る。
雲になりたいって思いながら空を眺める。
そんな繰り返しで。
クラスの中でこぼれてしまっている何人かの
ひとりだった。
あの頃いじめにはまだあっていなかったけど。
勉強も嫌いだったけど、こんなわたしでも
わからないままでいいとは思っていなかった。
そして夏休みに大好きな従兄の英さんが
やってきて。
1問の問題に時間をかけてわたしの答えを
引き出すまで付き合ってくれた。
台形の中から三角形の面積を求めるという
そんなに難問でもない問題の筋道を丁寧に
教えてくれたことは今でも覚えてる。
そしてわたしも人並みにいろいろありまして。
この間、JOYさんというオンラインで家庭教師を
されている方とnoteで知り合ったのです。
なぜかというと。
web上に開いている、「ラッピング専門店」で
「あなたのキャッチフレーズ作ります」という
商品をお店に並べているのですが。
JOYさんがひとつこれくださいって仰って
くださいました。
そしてJOYさんのプロフィールを眺めて
いましたら。
その経歴がすさまじいんです。
偏差値が40以下だったそうです、そして
そこで奮起されて第一志望校の早稲田大学に
入学されます。
今2行でするっと書きましたがその努力たるや
素晴らしいです。
そして在学中にも塾の講師をされていて。
卒業するころに
わたし勉強を誰かに教えるの好き！
と、ふたたび目覚められるのです。
そして都内の私立高校の教員になられるの
ですが、
しか～し、よくよく考えてみたら
わたし学校って苦手な場所やったやんって
気づかれて。
不登校の学生さんが通う学校の講師を
経験されてから、学校に通えなくても
勉強はしたいと思ってる人は絶対多いよ！
と決意されて、今はオンラインの家庭教師も
されるようになったのです。
JOYさんのプロフィールの中の
得意なこと欄に
【得意なこと】
・理解できるまで何度でも同じ学習内容をあの手この手で教える事
・学習習慣を身に付けるための作戦会議
とありました。
これってわたしが小さい時にいちばん欲してた
ことちゃうの！ってなりまして。
あの頃出会ってたらな～って、頭の上に💭が
浮かびました。
そして、得意ときたら次は不得手なことですが。
こんなことが記されてました。
【不得意なこと】
・集団授業
・算数（数学）/理科
・やりたくもない勉強を無理矢理させる事
・生徒の気持ちや状態よりも学習進度を優先する事
・「つべこべ言わず、言うこと聞いてればいいんだよ」という指導スタイル
・お腹が減っている時の授業
もうこれはまるっと全部引用させてもらい
ますが、これってわたしみたいなこぼれ組みが
いちばん泣きそうなぐらいドンピシャなこと
ばかりのオンパレで。
JOY先生に習ってみたかったなってなったの
です。
そしてJOYさんのお客さんである不登校さんの
気持ちはもしかしたら子供だった頃のわたしの
気持ちを深堀すれば書けるかもしれないと思い。
JOYさんのキャッチフレーズを書かせてもらい
ました！
ご自分のホームページもこんなふうに
リニューアルしてくださっています！
そしてこんなにうれしい記事も書いていただき
ました！
ありがとうございます。JOYさん！
学校を卒業してからずっと時間が経った今、
学校って学校以外の場所にあることもあると
いうことをしみじみ感じながら。
JOYさんとわたしのように。
先生と出会うってほんとうにタイミングと
縁なんだろうなってつらつら思うわけです。
小学校の時の担任の先生は長谷川健司先生
でした。
長谷川先生お元気ですか。
頭を撫でてくれる時のあの手のひらの温かさ
夏の終わりに思い出していました。
よろしかったら遊びに来てくださいね。
蹴って 蹴って蹴とばした 水たまりに
うつるつかのまの 虹ゆらり
いつも、笑える方向を目指しています！ 面白いもの書いてゆきますね😊