「物流新時代」公式アカウント

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トラック運送業界の専門紙「物流新時代」を運営している、トラック情報社の公式noteです。物流業界・ドライバー事業者目線に立ったタイムリーな情報、業界の発展につながる情報を発信していきます。 ◆ホームページ:http://www.shinjidai.jp/

最近の記事

人材開発支援助成金の活用を  厚労省が支援

上限額1000万円  人材育成は、企業や組織にとって重要な課題であり、競争力向上につながることはもちろんのこと、人材の定着や離職率の低下にもつながっていく。そんな中で、厚生労働省が企業の人材育成支援のために推進している制度が「人材開発支援助成金」だ。  この助成金は従業員に対して職業訓練などを実施した際の、訓練の経費や訓練期間中の賃金の一部を助成する制度。人材育成に掛かる費用を軽減できるほか、積極的な人材育成の支援によって、従業員の生産性向上やキャリアアップ意識の向上を図る

    • 「引きこもり支援」採用キャンペーン   野島運輸

       野島運輸㈱(埼玉県草加市)が運営する氷川自動車交通(通称:氷川タクシー)は1月30日から引きこもり支援を目的とした採用キャンペーンを開始した。応募資格は「引きこもりである」「引きこもりであった」ことで、職務経歴などは問わない。  厚生労働省の定義によると、仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせず、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態を「引きこもり」と呼ぶ。 内閣府が2022年に行った調査によれば、15~64歳で引きこもり状態にある人は全国で推計14

      • 航空便と新幹線便に脚光 2024年問題受け

        航空輸送は毎年14~18%伸び  JR東日本は北陸新幹線を活用した列車荷物輸送サービス「はこビュン」について、3月22日から敦賀駅(福井県)からのサービスを開始した。同社は、金沢駅、富山駅発の列車を対象に「はこビュン」を実施してきたが、北陸新幹線敦賀駅開業に伴い、敦賀駅からの荷物輸送を始めた。  4月からトラックドライバーの時間外労働時間の上限規制がスタートした。この規制により、トラックの1日あたりの走行距離も制限され、長距離輸送が立ち行かなくなくなるのでは、と懸念されて

        • 「国内旅行」がしたい!  新社会人が始めたいこと

          ジンジブ調べ  「推し活」17%  高校生の就職を支援する㈱ジンジブ(大阪市)は、4月に入社した、高卒の新社会人(18歳~20歳)向けに、「2024年に新しく始めたいこと」に関するアンケート結果を発表した。  アンケートは、ジンジブが主催する、高卒の新社会人向けの研修に参加した2023年入社の高卒の新社会人100名に答えてもらった。(調査期間2023年12月6日~12月20日、有効回答100人)  2024年から始めたいことについて、最も近いジャンルを選択してもらうと(複数

        人材開発支援助成金の活用を  厚労省が支援

          お隣オフィス   離れた拠点間でお互いを等身大で確認

          遠隔点呼での活用も  ギンガシステム㈱(大阪市)は「お隣オフィス」を展開している。これは、本社と支店、事務所と工場といった離れたオフィス・拠点間を大きなモニターやテレビで常時接続し、お互いの姿を等身大で確認し、双方向でいつでも会話できる“空間共有システム”。  一緒に働いているような感覚でいつでも拠点スタッフとコミュニケーションが取れ、遠隔地との連携が強化できる職場環境づくりが可能。モニターなどを設置し、専用端末にマイクスピーカー、カメラ、インターネット回線を配線し、お隣オ

          お隣オフィス   離れた拠点間でお互いを等身大で確認

          折り畳み電動自転車で駆け付け  一人運転請負

          ONEMAN  ㈱myKeeper(青山大翔社長、和歌山市)は一人運転請負サービス「ONEMAN」を展開しているが、1月10日、㈱エースタイル(谷本吉紹社長、大阪市)との協業で、ONEMAN大阪支店の開設を発表した。  運転代行は顧客から注文を受けた後、随伴車に2人で乗って現場に駆け付け、1人が顧客の車、もう1人が随伴車を運転し目的地まで顧客と車を運び、その後2人で随伴車に乗って戻るというのが一連の流れだ。  そのため、ドライバー2名と随伴車1台が揃わなければ業務が行えない他

          折り畳み電動自転車で駆け付け  一人運転請負

          「スイッチ切っている」  トラックの自動ブレーキ

          新車の装着率は96%に及ぶが   「自動ブレーキ」は、トラックには車両総重量3・5トン超の車両が2013年以降順次装着が義務化されている。しかし、実際には、装備されていてもドライバーがスイッチを「オフ」にし、解除しているケースもあるという。   国土交通省は1月に道路運送車両の保安基準を一部改正し、トラックなど大型車の衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)の基準を強化し、新たに歩行者に対する制動要件を盛り込んだ。総重量3・5t超のトラック・バスが対象で、適用開始は新型車が2

          「スイッチ切っている」  トラックの自動ブレーキ

          社内に食育アドバイザー  Logic Works

          食に関する通信発行し、アドバイス  ㈱Logic Works(ロジックワークス、谷中裕和社長・大阪府貝塚市)には、「食育アドバイザー」がおり、ドライバーへ食生活の大切さや、栄養バランスに関するレクチャーを行っている。  谷中社長の妹の谷中愛さんは社員としてロジックワークスをサポートするが、学生時代からアトピーで悩まされてきたが、「食」を通じて体質が改善していった。そして体感した「自分が食べてきたもので体は出来ている」ということを、ドライバーに伝えるべく食育アドバイザーの資格

          社内に食育アドバイザー  Logic Works

          被災地復興に車両3台無期限で貸し出し

          片岡オート 11社の協力受け  ㈱片岡オート(兵庫県三木市)は自動車関連の11社と協力し、2月5日、能登半島地震で大きな被害を受けた輪島市に、2トントラックを始め車両3台の無償貸し出しを行った。   これらの車両は被災地の復興支援に活用され、需要がなくなるまで無期限で貸し出されている。  貸し出したのは2㌧トラック、4㌧ダンプ、2㌧ルートバンの計3台。いずれも販売用として同社が管理していた在庫品。11社が様々なパーツ装備に協力した。  車両には支援企業による支援物資が積み込

          被災地復興に車両3台無期限で貸し出し

          繁忙地域へタクシーを派遣   国内初の試み「ニセコモデル」

          オーバーツーリズム解消狙う  北海道ハイヤー協会、倶知安町(くっちゃんちょう)、ニセコ町、GO㈱(東京都)は、北海道のリゾート地「ニセコエリア」における冬季期間のオーバーツーリズム(キャパシティ以上の観光客が押し寄せること)による交通課題の解決として、車両や乗務員を他の地域から派遣する実証実験を行った。「ニセコモデル」というこの取り組みは⽇本初の試み。3月19日まで行われた。  繁忙期の観光地ではタクシーの台数に対し需要が大幅に高まることで、地元住民や観光客がタクシーに乗

          繁忙地域へタクシーを派遣   国内初の試み「ニセコモデル」

          休憩増やし「960時間」クリア?

          一部の運送会社で就業規則改正の動き  今年4月以降、運送会社の時間外労働について、月80時間・年960時間の上限が適用される。「実際問題、守っていくのは難しい」とする声は少なくないが、そんな中、運送会社の中には、就業規則を改正し、運転手に従来よりも長い休憩時間を与え、その分、残業時間を圧縮しているところが出てきているという。  例えば、運転手の拘束時間が1日12時間とすると、通常は、法定労働時間8時間、休憩1時間、時間外労働時間(残業)3時間になる。しかし、ある運送会社は

          休憩増やし「960時間」クリア?

          電動キックボードと衝突し死亡  

          バスやトラック注意必要  昨年12月1日、長野県軽井沢町の国道で、埼玉県に営業所を置く高速乗合バスが乗客を乗せ運行中、赤信号の交差点を進入してきた電動キックボードと衝突し、電動キックボードの運転者が死亡した。昨年7月1日から施行された改正道路交通法により、電動キックボードが免許無しでも乗ることが可能となったが、マナーの悪い利用者の存在を危険視する声も見られる。  電動キックボードは、日本では以前は原付と同じように扱われ、運転免許が必要とされていたが、昨年7月1日の道路交通

          電動キックボードと衝突し死亡  

          「ハイエース」 普免で無免許運転も

          同じ大きさでも2ナンバーは中型  インバウンドで需要増の中、要注意  トヨタの人気車種「ハイエース」は近年、インバウンドや介護施設の利用者を送迎する車としても需要が高い。それに伴い車両の改造も増えているが、そんな中、うっかり2ナンバーのハイエースを普通免許で運転し、免許取り消しになるケースがあるという。  先日、ある自動車販売店が中古のハイエースを仕入れて改造を行った。整備工場は販売店とは別の場所にあるため、販売店の若いスタッフが整備工場まで回送した。 若いスタッフは、そ

          「ハイエース」 普免で無免許運転も

          助成金活用し、高齢者雇用 一宏運輸

          過去最高売上を達成    一宏(いっこう)運輸㈱(東野功社長、大阪府羽曳野市)は土木資材、機械、電線などを輸送する運送会社。同社は助成金を活用して、高齢者雇用を拡大し、業績を伸ばしている。  どの業界にも言えることだが、少子高齢化で思うように採用ができず人材確保が難しくなっている。高齢者雇用は人材不足を解消するための有効な解決策となる、と考えた東野社長は、他社の運送会社をリタイヤした60歳超えの人を再雇用する取り組みを4~5年前から続けている。これにより同社はドライバー不足

          助成金活用し、高齢者雇用 一宏運輸

          「トラックの償却が追い付かない」  トラックの価格高騰

          新車に中古ボディーの架装依頼も  トラックの価格が高騰している。ある運送会社の社長によると「大型の保冷車は1台2600万円、ドライでも1600万円くらいまで値上がりしている」と話す。5年前と比べ100~150万円は値上がりしており、中型トラック(4トン車)の価格は20年前の大型車並みになっているという。  日本自動車工業会や経済産業省などの統計資料を見ると、例えば、中型トラック(4tウィング)の価格は、10年前と比べて(1012万円から1114万円に)12・8%値上がりし

          「トラックの償却が追い付かない」  トラックの価格高騰

          2024年問題解決セミナー案内

           トラック情報社では2024年問題解決セミナーを開催します。4月からトラックドライバーの残業上限規制と改正改善基準告示の運用が始まりました。しかし、自社の賃金規定や改善基準告示に沿った事業運営に不安を残しておられる事業者は少なくありません。セミナーでは、トラック運送業の賃金規定に詳しいムロタ社会保険労務士事務所の室田洋一特定社会保険労務士に「2024年問題に対応できる賃金規定」をテーマに、トキハマエキスプレス株式会社(大阪府岸和田市、車両台数26台)の原田幸之助社長に「改善基

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