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幸福なことと自閉的世界観の構築について
私は幸福になると考えることをやめる。日々に満足して、夜になって1人机に向かって何かを書こうという気持ちがなくなる。歩きながら頭の中で思想や主張が煮えたぎることがなくなる。熱が失せて、まるで脳みそを取り上げられてしまったかのように考えることをやめる。
境界について
人間は名付けによって観念の境界を閉じるが、その実はっきりとした境界を持つものは私には見当たらない。
詭弁-正論-事実-真実-……、こ
ヨハネによる福音書1章1-5節
初めに言(ことば)があった。言は神と共にあった。言は神であった。この言は初めに神と共にあった。万物は言によって成った。成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった。言の内に命があった。命は人間を照らす光であった。光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。