変革を始めるのは君だ(僕だ)
デジタル変革、ビジネス変革、組織変革、国家変革、色んなレベルで変革が囁かれるのは世の常。
自己変革ってのもあるわけだから、家族変革とか友達変革とか地域変革とか、言葉にはなってないけども、日々変わる自分と世界・時代の間で進む変革もきっと多々あるのだろう。
「変革」ってなに?
幸い、自分はデジタル変革という有象無象なフワフワしたバズワード領域で仕事をしているのもあり、日々変革という言葉を目にし、発している。
じゃあ変革って何かというと、決して形あるものなわけではない。何かつくったり、形づくられたり、成果が出たりするのが変革として取り上げられることは多いだろうが、それは何かの結果に過ぎない。
顧客と話してて気づいたこと
とある顧客からの要望があり、それについて検討したが、自分たちだけでは答が出ない不明瞭さがあったので、思い切って相談しに行く機会があった。
色々と突っ込んで聴く。いままで認識できていなかった事実や想いがそこにはあるのかもしれない。なるべく聴くことに専念するようにし相手の言葉を引き出す。
言葉に含める意味は話者の背景や価値感で変わってくるので、安易に受け止めるのは避けたい。繰り返したり、言い直したりし真意を確認したい。
そうしてると、たまに「お!これは知らない!」とか「なんと、そう思ってたのか!」というような瞬間がある。
コミュニケーションせよとは言うが、こういう瞬間こそ何か少し相手を理解でき、つながったと言えるときではないだろうか。
伝言ゲームではなく連想ゲーム
いま思いついただけなので練度は低いが、良質なコミュニケーションは単なる真水な情報の伝達にとどまらず、何かしら「発見」や「価値」がある連想ゲームであってほしいと思った。
色々な人たちが連なる連想ゲームで、最後に出てくるものは最初の言葉からは予想もしなかったアイデアやプロダクトなのかもしれない。
家庭や友人間であれば、おざなりの言葉の投げ合いではなく、押し付けではない気持ちや想いの交換なのかもしれない。
それは価値や発見の積み重ねで、それは関わる人々・状況が生む多様性による摩擦から生まれ、だからこそ人々の共感を呼ぶようなイノベーションと言えるのではないだろうか。
まとめ
そんな状況が大なり小なり作れると変革というウネリが始まっていくのではないだろうか。
でもこれは待っていたら始まらないのかもしれない。お互いの間にある暗闇を照らすような越境する動きを心がけたいものだ。
始めるのは君であり、僕なんだ。
こんなんでましたけど、って感じですね。
写真は昨日の新宿駅付近。たまにしか行かないので、人の多さにびっくり。
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