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【不登校】親子の断捨離|エッセイ


思春期の不登校の子どもに対して、
どのように接したら良いか
悩むことはありませんか?


わが家の場合。
家から出ない子どもに
「何で?」と詰め寄ったり、



将来が不安になって、その不安で
親の方が落ち込んだり、



「何故分かってくれないの?」と
心底腹が立って、怒ったり…。



心が散り散りになって、
お互い消耗しつくして、
親子関係そのものが
危うくなった時期
がありました。



振り返れば気付くこと。
親子で真剣に
向き合っているつもりが、
様々な糸で
お互いをがんじがらめにさせて
いたのでは…?



これは避けた方が良い状況です。
もし、こじらせ親子の関係になって
悩んでおられるなら。


関係改善のために、
「断捨離」を
取り入れること
を提案します。





①断 →関係の見直し

赤ちゃんの頃から、手取り足取り
危険から遠ざけ、より良い方向へと
導いてきた
わが子。

でも、思春期ともなれば、
自分で自分の道を
選びたくなるもの
です。


(たとえ傍目はためには最適解でなくても)

過去の強力な親子の関係を断って、
本人の自由にさせてあげては
いかがでしょうか?



②捨 →進路を子どもに任せる

大切なわが子の未来図を描かれてきたことでしょうが、
一旦それは捨てた方が良さそうです。
子どもにはプレッシャーになります。


普通の進路から外れていたとしても、
親の時代からは
どんどん環境が変化
してきています。


不登校になっている子どもは、
エネルギーが枯渇こかつしていて、
ひねってもひねっても
水の出ない蛇口のようなもの。



更に親からプレッシャーが
かけられると、
カラカラに干からびて
悲鳴も上げられなくなるようです。



子どもが落ち着いて
元気になってきたら、
自分で未来図を描き始めます。




信じる気持ちが、
大切かもしれません。




③離 →遠くから見守る


文字通り、「離れて見守る」こと。

助けて欲しい時は、
本人から何らかのシグナルが出る
傾向にあります


程よい距離を置いて、
時には放置
してみても
良いかもしれません。



不登校の時期の
親のイメージとしては、
さなぎになった蝶を
孵化ふかするまで待つ状態
かと思います。



中は見えませんが、
とても繊細な時期なので、
完全に外に出てくるまで、
裂け目が見えても
無理やり破ったり、
勝手に温めたりしてはいけないようです



理科の飼育の時間を思い出すと、
イメージが出来そうです。


羽が整うまで。


***


いかがでしょうか?
わが家では試行錯誤の末、
「断捨離」を意識することが有効だという結論に達しました。



この気付きが生まれたあと、
息子とは次第に自然な親子関係
戻りました。



もしも、この記事のひとつでも、
不登校のご家族の
ヒントになれば幸いです。


       ***


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また、次の記事でお会いしましょう!


(※加筆修正しました)


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