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ふるえる心〜詩のようなもの

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何でもない日の中に「詩」がある。 忘れたくない、一瞬の心のふるえがある。 noteだからこそ、綴ることが出来ました。つぶやき、または詩のようなもの。
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2024年3月の記事一覧

あいのかたまり|#詩のようなもの

あいのかたまり|#詩のようなもの

こんなに だいすき だから

すぐに

ふたり すれちがうの?

こんなに みつめあう から

すぐに

ふたり かなしくなるの?

あいの かたまり

むかしあそんだねんどのように

まあるく ひとつにできれば

いいのにね

・・・

❆ ・ ❆

ねえ じゆうちょうがあるの

あなたは なにをかく?

わたしは あとから

いっぱいの はなをかざるね

・・・

▶Que Song

愛のか

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恋心・万華鏡〈エピソード追加版〉|#詩のようなもの

恋心・万華鏡〈エピソード追加版〉|#詩のようなもの

てのひらの 万華鏡

くるり

―――くるり

まわすと

 色とりどりの欠片

近づいては

―――はなれ

はなれては

―――近付いてく・・

てのひらの 万華鏡

貴方に恋する

わたしの 心もよう

集まっては

―――散らばり

散らばっては

―――集まるの・・

 ❆ ・ ❆

ねえ

いちばん 綺麗なのは

何処まで 回せば良い?

止めてくれる 貴方の手

何時までも待ってる・

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じゅんあいのことば〜お休みの前に〜

じゅんあいのことば〜お休みの前に〜

どうして?

好きになった気持ちを 止められないの?

どうして?

焦がれるような 想い

今の私に 出来てしまうの?

眠る前にはいつも

貴方のことを 思い出すの

貴方の言葉 貴方の声が

私を包んで 離さないの・・・

“好き”の意味が 初めて分かった気がするの

”愛する”の本当の意味を

神様に教えてもらったの

I miss―“ YOU”.

お休みなさい・・・

✢✢✢

ほろ酔

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さくら はらはら〜はなのもとにて はるしなむ〈カバー小説〉|#しめじ様

さくら はらはら〜はなのもとにて はるしなむ〈カバー小説〉|#しめじ様

しめじ様のnoteより、カバー小説にトライしてみます。

しめじ様のnote+(プラス)、
最近ずっと嵌っている
YouTubeチャンネルの印象から、
インスパイアされて創作してゆきます。

まず先に、井上陽水のこの歌もお聴き下さいませ。

▶桜三月散歩道
歌:井上陽水/作詞:長谷邦夫

さくら はらはら 
〜はなのもとにて はるしなむ〜

桜 はらはら 舞い散り 散り敷く

白いワンピース 桜色

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Forget−me-not〈朝焼けの瞬間〉|#青ブラ文学部

Forget−me-not〈朝焼けの瞬間〉|#青ブラ文学部

山根あきら様のnoteを拝読。 #青ブラ文学部課題 「朝焼け」で
応募いたします。

↓ ↓ ↓

Forget−me-not
〈朝焼けの瞬間〉

朝焼けの仄赤い光が 

窓から零れる

疲れて眠る貴方の 頬を照らして

―――幸せ?と 起こさぬよう

唇だけ 動かした

閉じた睫毛

思ったより 長いのね・・・

“Please hold me tight.”

―――昨夜の私の台詞

“I'll

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spring fairy|詩のようなもの

spring fairy|詩のようなもの

あの やわらかな

 うすべにいろの はなびらが

   わたしの くちびるになるなら

あの かさなりあう みどりのはに

 うかぶ  あさつゆが

   わたしの ひとみをぬらすなら

あの かぐわしい はなのこうきが

 わたしの おもいのかわりとなり

   あなたのもとへ とどくなら

―――はるよ ねがいをかなえて・・・

  

わたしは ちょうにてんせいし

  あるくあなたのそば

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ambivalent〜confuse〜labyrinth|詩のようなもの

ambivalent〜confuse〜labyrinth|詩のようなもの

アンビバレントな感情は

子どもの頃から

持ち合わせていない

好きは好き 家族にも

誰にでも 真っ直ぐ伝えるだけ

駆け引き なんて知らない・・・

ファンタジーで 遊ぶのは大好きだった

私の頭の中では

チェシャ猫が進む道を教え

ドラゴンの背中にのって

大空を 翔け抜けた

貴方はそれをディルージョンと言うのね・・・

病的?―――そうかもね

夜 眠れないほど

思い詰めるのは 病

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