7つの里農場

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最近の記事

四葉(すーよう)キュウリ

もともとの土質か私の技術力のなさか、ウリ科の作物には毎年苦戦する。ちなみに、今年はウリ特有(?)の虫のウリハムシが多く、ズッキーニやカボチャは定植早々に消滅した。まあ、よくあることだ。そもそも、毎年ウリ科の作物には苦労する。これは上述のように土質の問題もあると思うが、感覚としては多くの苗を定植し、生き残ったものを収穫するという感じだ。ちなみに、キュウリについては苗ではなく、直播きで栽培する方法もあり、今の時期からはそうする。多くて3回ぐらいに分けて時間差で種まきをすると、夏過

    • ひたすら草取り

      さて、今年は梅雨入りも遅く、水不足が懸念されますが、5月に定植した夏野菜たちは順調に育っています。一部、カボチャやキュウリはウリハムシと水不足で今年は駄目です。まあ、色々な種類の野菜を作っている意味は、一つの野菜が駄目でもどれかは生き残るという感じのところもあり、まあ仕方ない。次のことを考えるしかないです。今は今月末から来月に向けての大豆、小豆の種まきの準備もしています。 有機農業といえば聞こえはいい(?)かもしれませんが、夏場の仕事といえば草取り(除草)作業しかないです。

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        新ジャガ!

        • 食糧ができなくなる時代はすぐそこ(残念だが)

          この写真は春先の当農場の小麦。南部小麦を作っている。この後にイノシシに電柵を突破され、一部やられた。また、今年は暖冬の影響で収量はかなり少なくなった。冬越しの作物にとっては冬の寒さも成長には重要なことを痛感している。植物は寒さで栄養を体内に蓄えたりするのだ。気候変動の影響が肌で確認できることにある種の恐怖を感じている。 小麦についていえば、お世話になっている製麺所からわざわざ連絡があり、「今年は小麦の赤カビが異常発生しているので注意してください」とのこと。小麦は意外と病気が

        四葉(すーよう)キュウリ

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          田植え終了!

          田植え終了!

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          夏野菜(果菜類)の定植終了!

          夏野菜(果菜類)の定植終了!

          大玉トマトは雨よけなくても栽培できる?(教えてほしい!)

          さてさて、そろそろ梅雨の季節で、今日(5月13日)も冷たい雨が降り続いているが、当農場では夏野菜の定植(育苗ハウスから畑の移植)が目白押しである。また、この季節は田植えも同時進行でやっているため、毎日ヘロヘロのドロドロという感じで、1年で一番忙しい時期かもしれません。 トマトという作物は南米から伝わった作物で、乾燥を好みます。本来は日本のような雨が多く、湿度が高い気候には合いません。特に梅雨の前後に雨に当たり続けると病気が出やすいです。厄介なのはウィルス性の病気が出ると伝染

          大玉トマトは雨よけなくても栽培できる?(教えてほしい!)

          日本の海外支援型NGOはほとんどが中途半端の虚構

          私が現在、農業を実践しているのは、20年ほど前にある海外支援型のNGOに在籍し、そこでの経験が大きい。そういう意味では、感謝しないといけないが、未だ釈然としない思いがあるので指摘しておきたいと思う。 まず、こういったNGOに参加するのは悪いことではない。特に若い時に海外の色々な国、人々、文化があることを知り、またそれを肌で感じることは非常に重要だ。色々な無駄な机上の知識を頭に詰め込むより、そういった経験は自分の視野を広げるという意味で大切だ。しかし、そういったところに沼の主

          日本の海外支援型NGOはほとんどが中途半端の虚構

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          ジャガイモの土寄せ

          ジャガイモの土寄せ

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          サツマイモの植え付け

          サツマイモの植え付け

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          苗づくり目白押し!

          苗づくり目白押し!

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          種もみの種播き

          種もみの種播き

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          夏野菜たちがそろそろ芽を出す

          3月ぐらいからビニールハウス(通称育苗ハウス)に夏野菜の種を順次播いていきます。ビニールハウスは本当は使いたくないです。ガラスハウスを作る計画もありますが、時間がなくて...。日本の農業はビニール信仰がすごくて、これは戦後にアメリカの政策の一環として(?)農業が産業の一部として転換、というか洗脳された結果です。簡単に書くと、後に悪名高きモンサントという会社が三菱と組んで「三菱モンサント」という会社を設立します。ビニール資材を多用するようになった背景にはこういった会社の思惑も大

          夏野菜たちがそろそろ芽を出す

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          稲の種もみの塩水選と温湯消毒

          稲の種もみの塩水選と温湯消毒

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          深刻なナラ枯れ(森林荒廃の現状)

          3月も後半になりいよいよ農作業も忙しくなってきた。まあ、ぼちぼちエンジンをかけていく感じだ。ジャガイモの植え付けも終わり、夏野菜の種蒔き、苗づくりが目白押しで続いていく。今週末ぐらいには稲作用の種もみの準備もある。農作業に暇はない。作業に優先順位をつけて何とかこなしていくしかない。楽しくもあり苦しい日々(笑) さて、話は変わり、森林の「ナラ枯れ」の問題。これは、近年雑木林で起きているナラの病気です。カミキリムシが媒介した菌によって感染したナラがいっせいに枯れていきます。私の

          深刻なナラ枯れ(森林荒廃の現状)

          人参の種(春播き)

          当農場では3月のはじめに人参の種播きをします。感覚としては春の畑仕事のはじめという感じで、ここらから徐々に農作業のエンジンをかけていきます。手にのせてフッと息を吹きかければ、飛んで行ってしまうような薄く平べったい種です。人参は夏(8月ごろ)に播くものは「黒田五寸」、春に播くものは「春播き五寸人参」というものを作っています。 わざわざ名前を書いたのには訳があります。最近の日本の農業では古くから作られてきた伝統固定種の種はほとんど使われなくなってきました。上記の人参は古くから選

          人参の種(春播き)