サツマイモの植え付け

画像1 再三再四書いているが、私のところでは自然の資源を最大限に利用した循環型農業を目指している。山の落ち葉を集めてそれを積み上げたものを踏み込み温床という。その温床はハウスに作るものが1年目、そして2年目にはハウスの外にもう一度新しいものを作り直す。温床なので温度をもつのでその上にサツマイモ(親芋)を伏せ込んでサツマイモ温床を作る。3月の初旬に伏せ込み、4月の下旬にはこのような状態になる。
画像2 普通、芋類は親芋を適当な大きさに切って、それをそのまま畑に伏せ込みます。ジャガイモ、里芋、山芋など。サツマイモは芋は芋なのですが、ヒルガオ科の植物なので、芋を親芋とするのではなく、伏せ込んだ親芋から出た芽を植え付けます。写真にあるように適当な大きさのものを収穫し、できれば根を残して使いたいです。ホームセンターなどで売っている苗は販売用なので根がついていないことが多いですが、まあそれはそれで仕方がないことです。サツマの苗は強いので芽の部分が死ななければちゃんんと育つのであまり心配することはないでしょう。
画像3 サツマイモは養分がない土地でもよく育ち、有機栽培でも作りやすい作物ですが、連作障害には気をつけなければならず、なるべく毎年同じところで作るのは避けた方がいいです。多くの人が黒マルチ(ビニール)を使いますが、私のところでは使いません。草取り非常に大変ですがその点はこだわりの一つです。昨年は草取りに負けた(夏の暑さに)感じがあるので、今年は何とか頑張りたいと思っています。収穫は9.10月ぐらいです。

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