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インテリアスタイリストの災難
ものともに。
世紀の変わり目とともに「もの捨て」の風潮が押し寄せた。日本版パラダイムシフトっていうのかしら?人というのは探究心あってこそ生きがいを感じる。あるべきものがそばにない時点で断絶、いざというとき一服の慶だったものを捨てる。そういったよすがをすべて離す人には、相当の悟りや行が必要だろうと思う。でもそうしなければ立ち行かないのなら否定しない。実際、東京の廃棄物はどのくらい増えたのだろう。世
インテリアスタイリストのつぶやき
ものを使う。
考えなしに自分勝手に使っていた道具が突然いうことをきかない。自分で治せるとたかをくくっていたらことは深刻だった。長い時間に無理なことばかり強いていたからなあ。ものには使い道という道があるんだよね…元箱に入っていた使用説明を読み始める。そ、そうだったか…もの言わぬものにものごとを教えられ、私の道は間違っていたと悟る瞬間でもある。栓抜き、爪切り、はさみ、包丁、鍋、鉄とアルミとテフロンの