甘さと人類(雑記6 産業革命〜現代)
甘さに対する人の認識や意味は時代の傾向に左右される。原始・狩猟採集時代の魅力的なものでありながらも首長が自分の寛大さを示すために人へ再分配しなければならなかった時代には欲望に対する踏み絵のようなものでもあったし、農耕が開始されるとヒエラルキーのトップ(貴族や富裕層など)にとっては薬的な意味を持っており万能薬であったり儀礼用に振る舞ったりするための権力としての象徴であったし、文明が発達し商業が盛んになり富の道具となり、砂糖の流通量が増えて産業革命により二次三次産業などが主流ると