見出し画像

海の養殖魚たち🐟🐠🐡

 どうも、口内炎で苦しんでいる真っ最中、釣り・山阿呆です。

 今日は個人的に面白いと思う海での養殖魚3つをご紹介したいと思います。

ハマチ三兄弟👨‍👨‍👦
 海面養殖発祥の地、香川で生まれたハマチブランド3種です。
 長男・ひけたブリ 
 餌にはモイストペレットの他に栄養素を多く含むエクストルーダーペレットを与えています。

 次男・なおしまハマチ 
 餌には海藻粉末を混ぜていて、体表のぬめりや色の鮮やかさを増しています。
 毎月身体検査が行われて、しっかりひんしつチェックも。

 三男・オリーブハマチ
 オリーブの葉を餌に混ぜることで変色しにくく、生臭さのない身を作り出しています。
 
 チョコを餌に含むことで同じような効果があるということで"チョコブリ"も誕生しています。


伊予の媛貴海🧜‍♀️
 『愛媛の貴重な海の恵み』略して媛貴海、ことスマという魚のブランドです。
 スマというのはカツオに似ている魚で胸びれの横に黒い斑点があります。レア度の高い魚で『幻の魚』ともいわれます。
 マグロでもない、カツオでもない新たな魚として注目です‼️
 

 ちなみに日本で初めてスマの養殖に成功したのは東京海洋大学です。この大学については以前記事を書いたのでこちらも興味がある方はみていってください😊


BLUE CREST(ブルークレスト)🐟
 マルハニチロによって完全養殖されているマグロブランドです。
 失礼ながらおそらく知名度はあまり高くないでしょう。ですが間違いなく今後有名になると考えています。
 マルハニチロでは2010年に民間企業初となるマグロの完全養殖に成功しています。

 このマルハニチロは養殖に力を入れていて世界で初めてカンパチ養殖でASC認証を受けるという快挙をなしとげました。
 ASC認証は環境に優しい養殖をしている事業者にのみ与えられるもので、日本の魚の養殖では5件しか認証が与えられていません(2019年までで)。
 ASC認証がうまれた経緯なども過去の記事に書いているので興味がある方は是非読んでください。 

 環境にも配慮した養殖の先駆けとなった企業がうみだすマグロ。よくないですか??

 養殖は天然物より不味い、という悪い印象が根強いですがそれは過去のこと。現在は生産者の方の創意工夫で天然物と同等かそれ以上の美味しさをもつくりだしています。

 天然資源の枯渇が問題となっている現在、養殖が水産業の新たな道を切り拓いてくれることを期待しています🌏

 以上、オススメの養殖魚でした!!

 また明日もよろしくお願いします🤲

#養殖 #魚 #SDGs #ASC #MSC #ハマチ #ブリ #カツオ #マグロ #スマ #水産物 #漁業 #イラスト #note #毎日更新 #自己紹介 #釣り #環境 #アウトドア #名前の由来

この記事が参加している募集

自己紹介

名前の由来

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?