あまり知られていない寿司の歴史
OH!SUSHI
どうも、釣り・山阿呆の大学生です🎣🏔
昨日は「寿司・鮨・鮓」の違いについてご紹介しました。
今日は日本でのおすしの進化を見ていこうと思います。
・日本への伝来
寿司は日本食の代表料理ですが誕生は日本ではありませんでした。
東南アジアで生まれたのです。
奈良時代に遣隋使や遣唐使を通して伝わったとされます。
・なれずしとは
おすしは今では新鮮な魚を食べるイメージですが、もともとは保存食なのです。
それが魚と米を塩をつかって発酵させた『なれずし』というおすしです。
酢は使われていないですし、米はあくまでも発酵材料に過ぎないです。
主に川の魚で作られていました。
・なれずしの例
琵琶湖の鮒鮨(ふなずし)
琵琶湖にのみ生息しているニゴロブナを使ったなれずしです。
フナを米で挟み込んで発酵させて作ります。
漬け込んだ米は取り払って"身だけ"を食べます。
秋田のハタハタずし
秋田県の名産ハタハタ。
麹と野菜、米でハタハタを発酵させて作ります。
このような麹を使うなれずしは「飯寿司(いずし)」ともいいます。
・押し寿司の原型『なまなれずし』の誕生
室町時代になると新たななれずしとして"なまなれずし"がつくられます。
それまでのなれずしは数ヶ月から数年つけんこんでいましたが数日から数週間の漬け込みで作られるようになったのです。
それまでは米は発酵後捨てていましたが、その頃から米と一緒に魚を食べるようになりました。
このなまなれずしが現在の押し寿司の元となっていると言われています。
・にぎりずし誕生❗️
江戸時代になるととうとう発酵させずに、お酢をつかう現在のおすしが江戸でつくられるようになります。
それが『江戸前寿司』です🍣
当時は屋台で作られていて、すぐに食べられるということで人気が出ました。
そうして現在に至るのです。
以上、おすしの歴史でした〜〜
また次回もお楽しみに🤲
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