【読書雑記】加藤周一『文学とはなにか』を読んでぼんやり考えたこと
中年のおじさんになっても「ブンガク」という響きに魅せられて、大きな価値を見出して、読書を続けています
しかし文学とか小説といった類はやはり不毛な行為と考えられていることが少なくないです
これはパフォーマンス至上主義と言っていいような費用対効果を気にする近年の価値観が背後にあるように感じています。
科学が客観性に優れているからとか、発明を産んでいるから素晴らしいのではなく、コストパフォーマンスやタイムパフォーマンス(タイパ!)が働くような技術を産むから選ばれるように、パフ