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自信満々じゃなくていい

自信を持って!自信を持たなくちゃ!とか聞いたり言われたり、自分に言い聞かせたりするかもしれない。

測りようもないし、掴みどころがないような感じもする。

簡単に手に入れられるものでもなさそうだし、必ず何をすればつく、というわけでもない気がする。


私はざっくりと2種類ある感じがしていて、



1つ目は 自分は自分でいいという自信

☆ 他人に何と言われようと(人間としてマズい事をしていない限り)自分は自分でいいと思える

☆ 本来の自分の自然な状態でいられる、そこからズレても気づいて戻ることができる

☆ 大多数がAだと言っても、自分がBだと感じたらその感覚を信じられる(そしてその後、どう行動するかを状況によって自分で決められる)

例えば、

人の多い職場で、もちろん自分のペースだけで何でもやれるわけではないし、誤解をされる事があっても、なるべく短いスパンで自分の心と体の調子を整えられる

人の意見や自分への見方は結構コロコロ変わる事もあるので、あまり気にせず自分の仕事や人に貢献することに集中する、そうする事で他の人もありのままの自分でいられるように励ますことができる

周りが騒がしかったり忙しくても、自分の心は平安でいられる、いようとする。誰でも友達と一緒にいるとか楽な場所にいればナチュラルな状態でいるのは簡単だけど、そうでない所でもどれだけ自分が自分でいられるか、いようとできるか、無理に自分の考えを押し付けるとかでもなく、ただそういうあり方ができるかを追求する  

分かりにくい例だったかもしれないけど、環境に関係なく、自分の内側のこと


2つ目は 社会的な自信



☆他者との関わりの中で生まれ育まれる、助け合うことができる

☆色々な実体験があるので、失敗してもやり直していける

☆経験をある程度積み重ねる事によって、できると思える、思ってもらえる
信用をしてもらえる、仕事として責任を持ってやれる

☆過去に乗り越えた困難の数だけ、人の能力を信じ励ますことができる

例えば、

小学生で野球が大好きで練習している子が、どんなに最強のメンタルを身につけたと思っても、堂々とした振る舞いを身につけても、今プロに混ぜてもらえる事は無いけど、努力を続けているうちにスキルが磨かれていき、将来のチャンスにつながっていく可能性がある

仕事の経験のない事で起業しても、うまくいく確率は少ないけど、その逆は今までのトライ&エラーからうまくいきやすいし、新しい挑戦もしやすい

机に向かっていくらたくさんの本を読み、知識を得たところで、それが使えるかどうかはまだわからないけど、実際に使っていくと使える知識とそうでない知識の違いを体感していく

がんばって、とか応援してますとか、上部だけの言葉でなく具体的なサポートができる

などなど、現実的な仕事、生活のこと。


日本と英語圏のカルチャーの違い


もちろんパカッと区切りがあるわけじゃないけど、なんとなく、日本は自分を低めて言うことが謙虚で美徳とされつつ、自信は秘めて持っていないといけないような、

英語圏だと、常に自信があるような言動が好まれるような感じがする。

(どちらのカルチャーの方が優れているという意味ではない)

私は、いくつかの仕事を兼ねている時に、例えば

A 月曜日は超日本的な職場で畳に正座して、足が痺れてきたけど長引く会議を黙って聞いていて

B 金曜日は様々な国の人が集まっている職場で、椅子をくるくる回しながら話を聞いている人もいる中で時間キッカリに会議は終わって

みたいな時もあって、

会議一つとってもだいぶ雰囲気違うけど、

Aのような場では例えば何か褒められた時に、
「いえいえ、全然そんなことないです。まだまだ下手です」
というべきで

Bのような場では単に素直に
「ありがとうございます」

と言うのが多分よしとされるのだろうけど、AとBでの受け答えの仕方を逆にしてしまう事もあったし、

今でも謙遜したりしなくていいところでもしてしまったり、逆で傲慢な感じだと受け取られてしまったり、もあると思う。

でも、どこからどこまでがどっちだ、というわけでもないし、こうなんだと自分の我を押し付けたいとも思わない。


英語を話すメンタルはゆるく


学校で習った英語は、基礎をしっかりやっているとかなり役立つ知識になっている。だけど実際に使う時には、その場その場での感覚とか、柔軟さとか度胸とかの方が必要だと思うし、正解のないコミュニケーションだ。

あんまり自信満々でも勉強しなくなりそうだし、自信無さすぎてもやる気なくなりそうだし、苦手意識は、学習の妨げになるからなるべくその心理的ブロックは外した方がいいけど、自信を持たなくては!と気負う必要はないと思う。

私も自信満々かといえば、日本語さえもっと学習したいな、と思う。英語学習のコーチング&ティーチングで生徒さんの行きたい方向に引っ張っていったり、数字結果を出してもらったり、興味がある事を伸ばしたりは得意。

世界中で英語学習は大きなビジネスだけど、ネイティブを崇拝する必要もないし、ネイティブになる必要もない。

外国語でも、母国語でも学習に終わりはないと思う。だからいい意味でまだまだ下手だな〜と思いつつ学習を続け、楽しくやっていけばいい。


なんか色々書いたけど、

自信があるかどうかよりも、


自分の弱み(私もヘタレなとこある、笑)も認めて行動すること、挑戦すること、自分を最大限に活かしていくこと、貢献しようとすること、楽しむことの方が大事だと思う。


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