見出し画像

「ナツコミ」に関する諸々と「この本はコミックじゃないの?」

始まりました。

参加書店で集英社のコミックを買うと「レンチキュラーしおり」(全22種)がもらえます(↑によると「極楽街」「The JOJOLands」「ピンクとハバネロ」のしおりは8月から)。

「配布方法は店舗により異なります」がポイント。基本はどこも一冊ごとに一枚だと思いますが、同じものを複数希望する際に制限枚数を設けたり。あとはお客さんが選べるか、店員のランダム配布か。扱う数が少なければ本と一緒にシュリンクするお店もあるはず。

なお私の職場は「お客さんが選べる」で、近所のチェーン店は「店員のランダム配布」でした。後者だと「選ばせてくれないんですか?」というケースにどう対応するかを予め決めておく必要があります。

選びたい気持ちはわかります。私も「ジョジョ」のしおり欲しいし。ただ手早く渡したい事情も理解できる。

「ナツイチ」や「新潮文庫の100冊」など配布物が多いシーズンです。加えてカバーや袋の要不要を訊ね、いまは決済手段も多様化。夏休み中は繁忙期で慢性的な人手不足だからレジへ長時間入る。すなわちミスの起きる可能性がぐっと上がるわけです。特典に気を取られて金額を間違えるとか本末転倒でしょう。

毎年思うのは「版元が予めランダム封入してくれないかな?」ということ。夏季に出る新刊及び重版分限定で。講談社のようにパックまでしてくれたら最高です。「選べなくなった!」という声が上がりそうだけど、ランダムゆえの楽しみもありますし。

もうひとつ。「この本はコミックじゃないの?」問題があります。漫画家の画集とか。「岸辺露伴は叫ばない」みたいなコミックから派生したノベルスもややこしい。そもそもコミックとは?

一般的な見分け方は裏表紙に印刷されたCコード。「9979」が雑誌扱いの「0979」が書籍扱いのコミックです。文庫版は「1179」「0179」など。

お求めはぜひお近くの書店にて。

作家として面白い本や文章を書くことでお返し致します。大切に使わせていただきます。感謝!!!