見出し画像

「一長一短」だからこそ

自民党&公明党以外は「消費税減税」を訴えています。

特にれいわ新撰組の「消費税の税収は法人税減税の穴埋めに使われ、社会保障には一部しか使われていない」という指摘は重要かと。

私は期限を区切って5%に下げるのがいいと考えています。全国民にフェアだし物価高の現状で本当に助かるから。

最低賃金の引き上げはいまではない。中小企業に対して酷です。もし日本共産党の掲げる「最低時給1500円」が実現しても、その分従業員が減って負担が増し、有休もろくに取得できなくなるのでは無意味です。そもそも働く場所がなくなってしまったら元も子もない。

給付金という案も出ていますが、その財源があるのなら日本維新の会や国民民主党が打ち出している「ベーシック・インカム」のテストをしてほしい。マイナンバーと銀行口座の紐付けには思うところがあります。でも消費税減税と同じく一律で、且つ迅速に行き渡るメリットは見逃せない。

国防に関しては、国民民主党の「専守防衛」「自分の国は自分で守る」「戦争を始めさせない抑止力の強化」がしっくり来ます。核武装の是非には言及していませんが、共有案も含めて選択肢のひとつではあるのでしょう。

一方で、れいわ新撰組や日本共産党の「唯一の戦争被爆国として、核兵器禁止条約を直ちに批准し、『核なき世界』の先頭に立つ」という姿勢も忘れてはいけないこと。原発も核兵器もゼロが理想です。でも当面は厳しい。ならば現実的にいかなるプロセスを経てそこへ近づくか。

コロナ対策は、日本維新の会に同意します。

どの党も人と一緒で一長一短。総合的な判断が難しいです。だからこそしっかり調べ、考えたうえで決めたい。票を入れれば「選挙へ行った」ことになるとは思いたくない。長年の習慣で機械的に同じ党へ入れるのも同じです。それは「政治参加」よりも「主権放棄」に近い気がしませんか?

7月10日まで熟考していきます。

この記事が参加している募集

習慣にしていること

作家として面白い本や文章を書くことでお返し致します。大切に使わせていただきます。感謝!!!