「今読んでほしい幻冬舎新書」を選んでみた
幻冬舎新書がずっと好調です。
和田秀樹「70歳の正解」「80歳の壁」「ぼけの壁」はどこの店でも平積み状態。堤未果「堤未果のショック・ドクトリン」も「100分de名著」の影響でよく売れています。
そして、それらに負けないぐらい人気なのが↓です。
新刊だと勘違いしていました。初版は2007年とのこと。
↑によると、紀伊國屋書店・さいたま新都心店の店員が「刊行から時間がたった書籍で今読んでほしい一冊」に選び、文中に出てくる「お言葉」をPOPで掲示したのがきっかけで再ヒットしたようです。
たしかに帯の「私があなたに判決するのは3回目です」「もうやったらあかんで」は絶大な破壊力。少なくとも私はちょっと中を覗いてみたくなりました。件のPOPもぜひ見たい。まだお店で使っているのかな?
もしかしたら、この本は紹介した書店員の長年の愛読書かもしれない。だとしたら、今回のヒットは相当嬉しいでしょう。我々はいつだって「自分の好きな本」「自信を持って勧められる一冊」をひとりでも多くの方に読んでほしいと願っています。
私も「刊行から時間がたった書籍で今読んでほしい一冊」を幻冬舎新書から選んでみました。
初版は2010年。残念ながら絶版状態です。己の無力さがもどかしい。
紀伊國屋書店・さいたま新都心店の店員さんに倣い、桜井さんが本書に書いている教えのいくつかを抜き出してみます。
・「鈍感」であることは、それだけでツキから見放される
・何かを失わなければ何かを得られない
・「悪い内容で勝つ」より「よい内容で負ける」
・昨日までの自分にこだわることなく、瞬間瞬間の思いに忠実でいること
・敗因の99%は自滅
関心を持ってもらえたら嬉しいです。図書館か古本屋で見掛けたらぜひ。いつか復刊すると信じています。
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