5月の読書記録、後編です!
ぜひお付き合いください。
▼酒場學校の日々 & 世界はフムフムで満ちている 金井真紀
▶︎酒場學校の日々
お酒のある場所にどちらかと言えば
縁のない私にとってはまさに、
知らない世界を知った!ような感覚。
どのエピソードにも金井さんの
優しい眼差しが入る
読んでいて温かな気持ちになる。
▶︎世界はフムフムで満ちている
まさに「フムフム」に満ちています!
色んな仕事がある
色んな人生を送っている人たちがいる。
そんな当たり前を知る・感じる。
雨の時期にもいいなぁと思う。
さらりと読めるし、
どのページから読んでも大丈夫!
▼パリの砂漠、東京の蜃気楼 金原ひとみ
手に取ったきっかけは、土門蘭さんの「死ぬまで生きる日記」のなかで紹介されていた、この言葉に惹かれたから。
ずっと金原さんの言葉が、
真っ直ぐに私の心に刺さった
子どもの頃の悲哀の記憶もよみがえり
涙も流したが・・・
それでも、
生きてゆくんだ、と強く思った。
▼白河夜船 吉本ばなな
抜けられない息苦しさ
生きて愛することの切なさ
夜にゆっくりと読んでいた
ばななさんの初期の作品には
生と死がテーマになっているものが多く
最近のわたしはそれを求めているように思う
▼虹の岬の喫茶店 森沢明夫
こちらは再読。
悦子さんは、やっぱり素敵なひとだった
わたしも好き、こんな人になりたい
温かな気持ちと、勇気をもらう
▼瞳のなかの幸福 小手鞠るい
あなたの瞳のなかに
どんな幸福が映っているのでしょう
私の瞳の中にある「幸福」はなんだろう
身近な人、大切な人、
今私と関わりのある人たち
失いたくはないけれど、
それはいつか・・・
今日も最後までありがとうございました!
6月も読書を楽しみましょう!