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生まれる時も、死んでゆくときも ひとりだけれど。 生まれる時に、ひとりなんだけど ひとり…
もう会うことさえなければ これ以上の想いを 生まずにすむのでしょう 【photo】 amano yas…
誰も彼もが金木犀を歌っている、夜が冷えてくれば好きな人が恋しくなる、戻れない過去ばかり想…
道端に落ちている人間たちの愛が、あまりにも寂しげにこちらを誘惑してくるもので、つい拾い上…
ぼくらは愛に試されてばかりいて、きみとの間を埋め尽くすものをまだ、ちゃんと捉えられないで…
わたしはなぜだか、mysteriousなものに惹かれることが多いみたい。 好きな小説。好きなイラス…
この世には「名前のある痛み」と「名前のない痛み」が存在する。 「名前のある痛み」というのは、挙げればキリが無い。不登校、HSP、虐待、LGBTQ、、、 痛みに名前があることは、便利だ。私はこんな痛みを負って生きています。そう他者に存在を伝えることができる。逆に名前が無ければ「わたしはここに居ます。」そんなことすらも伝わらない。 こんな風に、人間はどんな物にでも名前をつけたがる。それは、名前をつけないと、気づいてもらえないから。他者と分かち合うことができないから。 名前
自分と合わないものを排除する。安心を築く。それをできるだけ壊さないように排除し傷つけあう…
死のうと思った。今どき心中だなんて笑ってしまいそうだけれど、私はこの人と──伊月さんと…
きみは私が触れた途端ポロポロと崩れてしまいそうなくらいに、そうきっと、脆いんじゃないかな…
記事を書き溜めないようにしている。 読み直す、っていうのが疲れるから。 怒りや憎しみが滲…
揺れ動く感情に 傷ついた心臓に 追い立てられる時間に なにか名前をつけようと、思ったのだけ…
仙台パルコで開催された最果タヒ展に行った。 自分が立ち止まる場所によって、その瞬間によっ…
"死のうと思っていた。" 太宰治の「葉」という作品の冒頭である。おそらく高校生の頃だかにこれを読み、この一節に取り憑かれた。ふとした瞬間にこのフレーズが頭に浮かび、私は確かに、自身の胸の内に僅かながらに死への憧れがある事を自覚した。 いつからなのかははっきりしないが、私は生きる事への執着心を失った。自身の人生の中で一番楽しかった頃はいつだったかと聞かれると、小学3、4年生の頃だと記憶している。この世代は、自分を飾り気取る事なく個性を発揮できる最後の時期だと思う。こ