湊谷翔-Minatoya Kakeru-

どこかの誰かの、オレンジ色の光でありたい。宇宙の気まぐれに心からの感謝を。読んでくれた皆様の明日に明るい色がありますように。どうか、良い一日を。

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どこかの誰かの、オレンジ色の光でありたい。宇宙の気まぐれに心からの感謝を。読んでくれた皆様の明日に明るい色がありますように。どうか、良い一日を。

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私は生き方を探していたいんだよ。

2022/6/19(書き始めたのはこの日) *** 前世がオームだった人たち。 * 風の谷のナウシカ。言わずと知れた名作アニメですね。漫画原作の方は一回しか読んだことがなくて、いつか買い揃えたいなと思っています。 …というのはまあ正直どうでもよくて、風の谷のナウシカで一番魅力的なのは腐海の森と王蟲(オーム)だと思うのです(個人的な意見)。 腐海の森とオームの関係性を、僕のなんとなくの記憶を頼りに軽く言葉にしてみます。 * 腐海の森には菌類(きのこ)が茂り、空気

    • the beautiful world

      しっとりと冷たい雨が降っている。ふっと緑が薫って顔を上げた。 芝生を刈ったような強くて青い香りでもない。豊かな山の中で、ふんわりと積もった落ち葉が雨に濡れて立ち込める、しっとりとした香りでもない。もう少しさっぱりとして、少しツンとしたような。 本当のところはどうなのか分からないけれど、なんだか樹木の葉が濡れるような香りだと思った。 ここ数日、寝る前に読んでいる漫画作品があって、そのタイトルがとても好みです。 『それでも世界は美しい』 雨を降らす歌を歌う少女と、大国の幼

      • 回答(≠解答)

        根本的な考え方として、誰かのために行動、思考、選択する……ことのないようにしています。すなわち、全ての主語を「自分」にもってくる、というだけのことです。だけのこと、と言いながら、実はあまり他人に理解してもらえません。でも、全ての言動(と動機)は、自分自身の感情や理性(価値観)に基づいているでしょう?もしその感覚が薄いなら、ことあるごとに感情を確認すれば見つけやすくなります。 とりあえず、自分を主語にすることを心がけている理由から説明しますね。 理由は大きくわけてふたつ。

        • 文化的な生活

          文化的な生活 ** 人生(生きること)に意味などない、と思っているけれど、過ごす日々には意味がある方が良い。 先日、「人生に意味などないと思っていたが意味があっても良いのかもしれない」というような記事を読みました。それとは少し違うのかもしれないけれど、僕は僕で最近感じていることがあって。 久しぶりに下書きをしています。 ** 文化的な生活は、手っ取り早くその(日々の)“意味”を感じられる便利なテーマソングだと思う。 秋風が吹いて心地よい。スーパーにも、ぶどうや栗と

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        • 水平線に僕が立ったら
          106本
        • 車窓を流れた、あの街灯を。
          48本
        • せめて私は、それを大切にしたいんだ。
          42本
        • 一片の感情。
          14本
        • 共有点
          5本
        • 流転。
          5本

        記事

          2024/8/22

          お久しぶりです。 書き始めてみたものの、そんなに書くことはなくて……というより、皆さんに見てほしいものがあれば別で記事を出すので、ここで書くものはあまりないのです。 歌を歌いました。週に1度ほどひとりでカラオケに行ったりして歌っているのですが、なにせ帰宅後に歌いたくなってしまったのでしかたありません(近所迷惑にならないようにしないと……!)。 それでは。 おやすみなさい。

          ファンタジーの世界

          魔法というものの種類 雑談です。 * 大雑把に魔法使いと言った時に、実はいくつかの種類があると思っている。魔法というものを生み出す仕組み、原理が異なるというものであって、原理が同じならば西洋で〇〇と言うものが東洋で言う××に該当する、なんてこともあると思っている(当然、文化が違うので別物ではあるのですが)。 枯渇するもの 魔法と聞いてアニメやら映画やらを思い浮かべた時、その“魔法”や“魔力”というものは枯渇するだろうか。例えば、ハンターハンターの『念』は枯渇する。つま

          ファンタジーの世界

          ふれうるもの

          人の感情が読めるはずがない。魔法のように心の声が聞こえる人なんて存在しない。それならば、僕の見ているものは一体なんだろうと時々考える。 弱い自分には背骨がない。だから、ぴんと胸を張って誰かと向き合う力がない。 弱い自分が外に出ているとき、僕らは肘をついたり壁にもたれかかったりする。 自分は強くはないのだから、隙を他人に見せようとは思わない。だから僕らは、テーブルに肘をついたとしてももう一方の腕で体の正面を隠すようにガードする。 腕を組むのは拒否のサインだなんていうのはネット

          2024/5/18 8:22

          泣いて眠れる夜は優しい。 だから、泣きたくなる映画をつけてゆっくり泣いて、そのまま寝落ちした。 何に傷ついたかはわかっている。数日前の研修だ。……と言っても傷つくような酷いことを言われた、とかではないけれど、やっぱり疲れてしまったのだと思う。 2人1組なのだから雑談するのは当たり前で、結構盛り上がったりしたけれど、引っかかってしまうところもあって。 おすすめのマンガを聞かれて言い淀んでいたら「え、まさかじょせい向けじゃないでしょ?」って言われたこととか。 じょせい向けって

          短編小説【がれき】 後書き

          GWの中日、 灰色のパーカーを着た10代後半くらいの子が、 暗くなった公園でブランコを漕いでいる。 背後の歩道を歩いている僕には気がついていないみたいだった。街路樹と砂場の向こうで、蛍光灯の無機質な光に照らされた、音のない世界。 周りを見渡してみるけれど、誰もいない。 誰かを待っている風でもない。 僕の歩いている脇道にはこれといった街灯もなくて、車が通らなければ彼からは僕は見えないはずだった。それを何度か確認して、少しの間立ち止まった。 ブランコの脇に自転車が停めてあ

          短編小説【がれき】 後書き

          【短編小説】がれき

          昼間とかけ離れた静けさが救いだった。休みの日には、団地中の小学生が空き地や駐車場の脇で遊んでいるのに、日が暮れると途端にいなくなる。そうやって彼らが団地に吸い込まれていった傍らで、自分はこうして街灯の明かりの下に取り残されている。 新しいクラスで馴染めないわけじゃない。いじめられているわけでもない。だけどふとした時にはっと我に返るような。すうっと冷めてしまうような。どこか遠い感覚。 平気で並走しながら、集団で騒ぎながらから帰る。あの時ふと、このまま最後尾から消えてしまって

          【短編小説】がれき

          掬う音

          今日は久しぶりに何にもしない日だった。先々週は熱があったし、連休の前半は色々とお出かけした。人と会わず、大したこともせず、ずっとベッドの上で過ごしたのは、本当に久しぶりだった。これがたくさん続いたら上手く動けなくなるけれど、こういう日もなくちゃやっていけないことを、久しぶりに思い出した。 何にもしなかった、と言っても何らかのことをしていたのは事実なので、それを書いておこうかと思ったりしている、夜更かしな夜です。 * 最近、朝4時〜5時の間に目が覚める。前日何時に寝ても、

          2023/4/17

          僕が馬鹿みたいに人に興味が無いのは前から何となくわかっている。僕を知りたいから誰かを知りたくて、僕を知ってほしいから誰かを理解しようとするだけで。 絶望にも灰色の日常にも興味なんてないよ。大っ嫌いだからね。 泣いている人が居ない世界であればいいが、それはきっと夢物語で、かと言って誰かがそうなることを許容していることは必ずしも、僕が知る誰かがそうなることを許容しているということでは無い。 僕は僕の手が届く範囲で、また他の誰かはその人の手の届く範囲で。そうやってみんなが手を広げ

          2023/4/20

          自分よりあとからうまれた人が、こんなに早く去ってしまうなんて、親だってそんなこと思っていなかっただろう。なんて的外れなことを、ぼんやり考える。 しょっくはそれなりにあるけど、会ったのは数えるくらいで、だから大丈夫だとふたをする。 木曜の夜に親から電話があって、来なくていいと言われたのが、かなり前のことのように感じる。出勤し、同期と会話して、笑って。元々、あちらがさいこんしてから関係はほとんどない。小さい頃から知っているいとこふたりとこないだ会ったくらいだ(いい子たちです)。

          ふれうる今日を。

          お久しぶりです。僕がここに来て4年経ったそうなので、近況も兼ねて自己紹介記事を更新しようかと思います。 今年の4月から新社会人です。まだ研修中なので本配属が不安ですが、まあ不安に思っても仕方がないので今は同期とお話したり色んなところへ出かけたり、日々を謳歌しています。 誰かの人柄を読み取ったり価値観に関わるようなお話をしたりするのが好きです。縛られるのが苦手で、世の中の“普通”に疑問を呈し、場合によっては異議を唱えます。普通はこうするよねとか、普通はしないよねとか、そうい

          ふれうる今日を。

          ケ・セラ・セラ

          私は心配性で意気地無しで自信もなく、上手くやらなければと他者の評価を気にしすぎるきらいがある。 その一方で、僕はかなり身勝手な人間だ。 身勝手に生きていいと自身に言い聞かせる私の一部を、私は結構大切にしている。 人の言葉を引き出すのは楽しい。人の考えに触れるのは楽しい。面白い人だ、もっと話してみたいと(誰かに)思わせるような、非日常な存在でいるのが楽しい。 そう思ってもらえたなら嬉しい限りだね。これは本心だよ。というか、思ってもないことは言ったりしないようにしている。

          さよならに季節なんかないと信じていた。

          3月に泣いた記憶があまりない。 ずっと、別れの季節だと思えなかった。 4月が出会いの季節だというならわかる。でも、さよならに季節なんてないと信じていた。 さよならの季節はいくらでもなくすことが出来て、「手紙を書くよ」でも「今度会おう」でも「連絡先を交換しよう」でもなんでも、僕らはきっとそのさよならを否定することができる。 今までありがとう、と目をうるませる友達の気持ちがよく理解できなくて、それでも、またね、元気でねと声をかけて、不自然な表情でなかったかを気にしていた。

          さよならに季節なんかないと信じていた。