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文化的な生活

文化的な生活


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人生(生きること)に意味などない、と思っているけれど、過ごす日々には意味がある方が良い。


先日、「人生に意味などないと思っていたが意味があっても良いのかもしれない」というような記事を読みました。それとは少し違うのかもしれないけれど、僕は僕で最近感じていることがあって。
久しぶりに下書きをしています。


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文化的な生活は、手っ取り早くその(日々の)“意味”を感じられる便利なテーマソングだと思う。

秋風が吹いて心地よい。スーパーにも、ぶどうや栗といった秋の食べ物が並んでいる。


ぶどうは先日買ったから、今回は林檎にした。そのまま生で食べてもいいけれど、もっと文化的な暮らしをしたい。


林檎をカットして、生地と混ぜて、パンケーキにする。何回か作ったことのあるレシピだから美味しいことはわかっている。見た目はフルーツタルトの煌びやかさには遠く及ばないけれど、おやつとしてはこのくらい気楽なのがちょうど良い。


秋はナチュラル系の服を着たくなる。もしくはアウトドア風のもの。アールグレイのフレーバーティーをいれて、林檎とあわせて買ったケーキシロップを掛ける。

ミニチュアハウスを作ってみたりもした。小道具に凝りはじめると終わらなくて、初心者なのでこのくらいで妥協した。次はもう少し本格的なものも作ってみたいなと思う。想像がどんどん膨らんでいくのに、技術がまだまだ及ばない。


キットなしで作るのは初めて


生きる意味を探す必要は無い。生きる意味(自分が存在することの意味)などないのだから。

ずっとそう思っているけれど、それは決して悲しいことではないと思うのです。

日々に意味を見出すのは自分自身(主観)であって、かみさまでも結果(客観)でもないのだから。「私が」疲れたから眠ったのだ。「私が」歌いたいから歌ったのだ。


単に林檎を食べるなら、どこか懐かしい味を味わおう。

紅茶をすすって、今日が有意義であったことを確認する(もちろんダラダラするだけの日もあるけれどそれもまた私が休みたいから休んだというだけ)。


文化的な日々は、この日常に、
確かに意味があること肯定してくれる。




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湊谷翔-Minatoya Kakeru-
最後まで読んでくださりありがとうございます。読んでくださったあなたの夜を掬う、言葉や音楽が、この世界のどこかにありますように。明日に明るい色があることを願います。どうか、良い一日を。