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家賃交渉【リフレ いわき駅前店@福島県】(2/2)

 昼過ぎにいわき駅に到着した僕は、近くの寿司屋に立ち寄って海鮮丼をいただき、予約していたホテルに向かった。

 初めて訪れるいわき。僕がほぼ毎週聞いているラジオ『オールナイトニッポン0(ZERO)』のパーソナリティを務める佐久間宣行さんの出身地であるということ以外にほとんど情報を把握していなかったが、落ち着いていて住みやすそうな街である。

 チェックインをして部屋に向かうと、僕は溜まっていた仕事を片付けてから、友人と共にTwitterスペースで1時間ほど雑談を楽しんだ。普段はYouTubeのコメント欄でコミュニケーションを取っているチャンネル登録者さんたちとリアルタイムに時間を共有することができ、とても有意義な体験となった。

 時刻は21時。僕が予定通りにホテルを出て向かったのは、近くにある別のホテルだった。

「やっと来れたぞ」

 そう、今回訪れたのは「リフレ いわき駅前店」だ。もともと「キュア いわき駅前店」という名で運営されていたホテルが2019年に閉業し、新たにオープンしたのがこちらの施設である。
 館内に入り、1階で受付をするとタオルセットとロッカーキーを渡された。「ファストコース」と名付けられたプランを選択したのだけれど、この料金が880円と破格であり、さらにその名前からして1時間程度の制限かと思いきや4時間も滞在可能らしい。人によって捉え方は違うようだ。
 受付の奥にあるロッカールーム内の棚には館内着が積まれており、そこで準備を済ませた僕は地下1階に移動して、さっそく浴場へと足を踏み入れた。

ーーシンプルで良いじゃないですか。

(公式サイト: https://rifure-iwaki.com/plan/sauna-bath/sauna-bath-standard/ )

 外部から遮断された静かな空間には先客が数人。混雑している様子は見受けられず、そして手入れが行き届いており清潔感がある。広めのお風呂が一つと水風呂が一つ、そしてサウナ室が一つ設けられた必要最小限の仕様だ。
 僕は身を清めてからお風呂に浸かって、さっそくサウナ室に向かった。ドアの前に用意されていたサウナマット用のウレタンシートを手に取り、中に入る。

ーーこれは昭和ストロング系というやつでは?

(公式サイト: https://rifure-iwaki.com/plan/sauna-bath/sauna-bath-first/ )

 室温は92℃で湿度は低め。比較的明るく、20人弱が座れる広さがある3段構造のベンチが設置されていた。
 最上段に腰をかけた僕は、正面のテレビを眺めながら静かに蒸され始めた。すると5分ほど経った頃には全身から汗が溢れ出し、7分ほど経つと心臓の鼓動が激しくなっていた。

ーーそろそろ出ようか。

 サウナ室を出た僕は正面にあるシャワーを頭からかぶり、水風呂に肩まで浸かった。

ーーちょうど良いな……。

 水温は16℃でバイブラなし。理想のセッティングである。そこで30秒ほどゆっくりと呼吸を繰り返し、立ち上がって浴場の中心に並べられた椅子に腰をかける。再び大きく深呼吸。

ーーこの静寂がたまらんのよ。

 日常から解放され、ただひたすらに自分と向き合うことができる大切な時間。僕はこのためにサウナに通っているのだ。それから2セットほど追加でサウナを堪能した僕はホテルに戻って就寝した。
 翌日、アポイントを取っていた経営者と合流して話を伺うと、その方は成功を収めるまでに大変な苦労を重ねていたことがわかった。それでも仕事を続けることができたのは、諦める選択肢をもともと持っておらず、「絶対にできるはずだ」というゴールのイメージが明確に描けていたからだそうだ。始める前から諦めていたら、何事もうまくいかないのである。

(written by ナオト:@bocci_naoto)

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①僕たちは自費でサウナに伺います ②それでお店の売上が増えます ③noteを通して心を込めてお店を紹介します ④noteを読んだ方がお店に足を運ぶようになります ⑤お店はもっと経済的に潤うようになります ⑥お店のサービスが充実します ⑦お客さんがもっと快適にサウナに通えます