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家賃交渉【リフレ いわき駅前店@福島県】(1/2)

 ついに引っ越すことが決まり、最近はその準備で慌ただしい日々を送っている。生活インフラ周りの契約や粗大ゴミの処分、引っ越し業者の手配、家具家電の購入、退去のための自宅の清掃と新居の生活準備などなど、約4年ぶりの引っ越しは僕の記憶以上に体力と精神力を消耗するイベントとなっているのだ。
 しかし、ただ疲れるだけが引っ越しではない。もちろん生活レベルを上げるための前向きな判断だったわけだし、なにより良い経験となったのが家賃交渉である。僕は過去に何度か引っ越しをしたことがあるのだけれど、そのたびに家賃交渉における学びを得ていて、今回の賃貸契約ではその集大成とも言える交渉力を発揮したわけだ。
 僕が意識していたのは非常にシンプルで、もちろん事前に賃貸契約時のポイントを入念に調べ上げてから交渉に臨んだわけだが、とにかく「言いたいことは言う」ようにしたのだった。提示された見積書の内容を精査して、少しでも疑問に思った項目は「これはなぜ記載されているのですか? このサービスを契約することで、僕にどのようなメリットがありますか?」などと納得できるまで質問を繰り返した。そして淡々と「では、不要なのでここから外してください」と一つずつ意見を伝えていき、その結果として初期費用が当初の見積もりよりも大幅に減額されたのだった。提示された見積書の内容をそのまま鵜呑みにして契約していたらと思うと、僕はまた後悔することになっただろう。

 言ってみると意外と意見は通るものだ。逆に、意見を言わなければ状況は何も変わらない。思ったことは積極的に言ってみると良いのである。それでトラブルに発展したとしても、そこから学びを得て次に繋げれば何も問題ではない。実は「取り返しのつかない失敗」なんてものは案外少なくて、ほとんどの失敗は時間が解決してくれるのだ。最初から「できない」と思っていたら何もできず、それよりも「絶対にできるはずだ。そのためにはどうすればいいのか」と逆算して考えられるかどうかが、生きる上での大切なスタンスだ。
 僕はこのことを、出張先で会った経営者から学んだばかりだった。

ーー後編に続く

(written by ナオト:@bocci_naoto)

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