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エジソン最大の発明【弘善湯@三軒茶屋駅】(1/2)

 エジソンを知らない人はいないと思う。彼はこれまでに数多くの発明品を世に送り出してきたのだけれど、特に「蓄音機」「白熱電球」そして「映写機」はエジソンの三大発明と言われていて、それらに代表される彼の発明品の数々は人々の生活を大きく変え、文化の発展に寄与してきた。

 そんなエジソンだが、最初からなにもかもがうまくいったわけではなく、1つの成功の裏には数え切れないほどの失敗を重ねてきたそうで、こんな言葉を残している。

I have not failed. I've just found 10,000 ways that won't work.
(私は失敗などしていない。1万通りのダメな方法を見つけただけだ)

 僕は、この言葉こそが彼の最大の発明なのではないかと思っている。失敗は失敗だと思うから失敗なのであって、見方を変えれば ”失敗する方法を見つけただけ” にすぎないのである。これほどポジティブな発想があるだろうか。
 人は、つい失敗を恐れて行動する前に萎縮してしまうことがあるけれど、エジソンのように考えれば全ての行動に意味があるように思えるし、成功に近づくための通過点のようにも思えてくる。
 たしかに、僕も今の状態が「成功している」とは言い切れないものの、これまでに恥ずかしいほどの失敗を重ねてきた。その時は取り返しのつかないことをしたと思い込んだり、絶対に立ち直れないと考えてしまうほど追い込まれたりしていたけれど、今考えれば全くそんなことはなかったのである。
 失敗したと思っても、そこで立ち止まらずに前に進み続ければ意外となんとかなるものなのだ。僕自身、過去の失敗のほとんどが良い思い出になっていたり、友人との間で笑い話にすることができていたり、今の自分の人生にプラスに働いていることは確かである。
 特に新卒入社した会社で営業職に就いていた時には人生で最も苦労をしたのだけれど、あの時に途中で逃げ出さずに努力を続けたことで身につけられたスキルが、確実に今の僕の生活に潤いを与えてくれている。もちろんケースバイケースではあるけれど、基本的には「やる」と決めたことは最後まで諦めずにやり抜く意思を持つことが、少なくとも僕の人生においては重要なのかもしれない。

 そんな9月19日(日)も、僕は自分で「やる」と決めたタスクを集中して片付けていた。最近では平日よりも休日のほうが仕事がはかどるので、一般的な会社員とは真逆の生活を送っているのである。
 窓の外はすっかりと暗くなっていて、少し疲労を感じていた僕は、気分転換がてら銭湯にでも行こうかと考え始めたのだった。いつも通りGoogleマップを開き、自宅からアクセスが悪くないエリアにある銭湯を検索してみる。

「ん? こんなところにも銭湯があったのか」

 僕はさっそく準備をして、三軒茶屋方面へと向かったのだった。

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ーー後編に続く

(written by ナオト:@bocci_naoto)

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