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知ること、感じること。【なにわ健康ランド湯~トピア@大阪府】(1/3)

 おそらく、ストレスを抱えずに生きている人間なんていないだろう。仮にストレスをあまり感じない気質の人であっても、それはストレスとの付き合い方がうまいだけで、大なり小なりストレスを感じる瞬間は必ずあるはずだ。
 このストレスの原因として挙げられる理由はさまざまだが、その上位を占めているのが人間関係だ。そして、人間関係におけるストレスの多くはコミュニケーションから生まれているのだけれど、ここで特に気をつけなければならないことが「思い込み」である。ちょっとした表情や態度の変化から相手の感情を推し量ってしまい、それによって相手とのすれ違いが生じてしまうことは、誰でも経験したことがあるだろう。目の前の相手の態度が悪くなった原因が自分にあるわけでもないのに、その相手に余計に気を使ってしまった結果として、自分との関係が悪化してしまうようなケースだ。
 逆に、言葉だけでは伝わらないこともある。たとえば「すみません」という言葉は、その状況によって意味が全く変わってくる。順番を譲ってもらった時の「すみません」は「ありがとう」かもしれないし、仕事でミスをした時の「すみません」は「申し訳ない」かもしれない。このように、「すみません」という言葉だけでは、その真意は全く伝わらないようなものなのだ。

 この理論を体系化した考え方に「メラビアンの法則」がある。これによると、言葉を通じて相手に伝わる情報は、全体の30%程度にとどまるそうだ。先ほど例に出した「すみません」という言葉だけでは、その真意の70%は伝わらないということである。
 言葉だけでは伝わらないことも、態度だけでは伝わらないことも、そのどちらも起こりうるのがコミュニケーションの難しいところだ。だからこそ、思い込みを防ぐためには適切なコミュニケーションを取る必要があり、冷静に判断をするためには情報を集めなければならないのである。
 したがって、適切に情報を届けるため、ないし受け取るためにはお互いに「言語情報」と「非言語情報」から総合して判断できるようにならなければ、なかなか良好な人間関係を構築することはできないし、社会でうまく生きていくことはできない。言葉からわかることなんてほんの一部であって、逆に言うと言葉以上のものを邪推しないことが大切なのである。

 だからこそ、僕は自分の目で、そして自分の体でどうしても確かめたいことがあった。4月21日(木)の大阪はあいにくの雨模様だが、行くと決めたら行くのが僕の性格だ。朝、ヒラリーズ心斎橋でチェックアウトを済ませた僕は、慣れない電車に乗り込み、布施駅へと向かった。

ーー続く

(written by ナオト:@bocci_naoto)

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