bo

日記だったりいろいろ

bo

日記だったりいろいろ

マガジン

  • 振り返り

最近の記事

  • 固定された記事

阪神タイガースと私

祖父は野球が好きだ。小さな会社をやっていた祖父の家の離れは野球連盟の支部になっていて、野球帽をかぶった知らないおじさんたちがたむろしていることもしばしばあった。 休日に祖父の家に遊びに行くと常にテレビでは阪神のデーゲームが映っていた。関東出身なのになぜか阪神ファンの祖父は、スカパーを契約して毎試合画面越しに檄を飛ばしていた。幼いころは野球のルールが理解できず、試合の間はとても退屈だった。しかし、ずっと見せられていると嫌でもルールがわかってくるものだ。私はだんだんと野球の魅力

    • THE YELLOW MONEY と私

      私がイエモンに出会ったのは2016年、再結成の時だ。新聞広告に載っていたJAMの歌詞が目に留まり、そこから興味を持った。YouTubeでまずJAMを聴き、衝撃を受けた。その歌詞のメッセージ性、吉井さんのユニークな歌声、力強いリズム隊、かっこよくも陰のある印象的なMV、ありとあらゆる面で魅了され、私は一瞬にしてTHE YELLOW MONKEYというバンドに恋に落ちた。 その後初めてテレビでのパフォーマンスを見たときに、さらに衝撃を受けることになる。ど派手な衣装とメイクに身を

      • 幸せになれよ、翔平

        参考 https://note.com/bobonbobob/n/n05bce5f4fa35?sub_rt=share_pw 忘れもしない2月29日。不動産屋からの帰り道、新宿駅前でスマートウォッチの振動がニュース速報を知らせる。画面には「大谷翔平結婚」の文字。何が起きたのか理解できず固まること数秒。5回ほど文字を読み返し、やっと脳が意味を認識した。思わず大声をあげる。 急に?え?マジで?なんで? 新宿という魔境を生き抜く人々はこれくらいのことには動じず、速足で私をよけ

        • 大谷デコピン

          大谷翔平のドジャーズ移籍が決まり、その金額の大きさと大部分が後払いの前代未聞の契約で話題となっている。もうあそこまで大物になるとやりたい放題だなあという印象だ。ぜひこのまま大スター街道を突っ走って行ってもらいたい。さて、契約とともに今回話題になったのが、大谷の愛犬の名前だ。MVP発表時の中継で映っていた愛犬に皆興味津々であり、入団会見の場で記者から名前について質問が出た。大谷の口から出てきた答えはなんと「デコピン」。その瞬間、日本人記者たちからだけ笑いが漏れた。引き取る時に元

        • 固定された記事

        阪神タイガースと私

        マガジン

        • 振り返り
          9本

        記事

          私とラジオ

          私とラジオとの出会いは2010年だった。当時小学三年生、誕生日に念願のウォークマンを買ってもらい、寝る前に大好きなコブクロを聴きまくっていた。ウォークマンにあるラジオ機能も使ってみたかったのだが、ネット検索の仕方もよくわからず、面白い番組を見つけるのは至難の業だった。しかしある日曜の夜に運命の出会いを果たす。私が偶然耳にしたのは有吉弘行のSunday Night Dreamerという番組闇ラジオだった。有吉さんは当時毒舌キャラで再ブレイクを果たしており、テレビで最近よく見るな

          私とラジオ

          英語を学ぶ意味

          偉そうに語れるほど流暢では無いが、英語を身につけて良かったことを記録しておきたいと思う。 よく言われるのは世界中の人とコミュニケーションを取ることができる、という点だ。これに関しては旅行や留学中にたくさんの繋がりが出来たので、本当に英語を勉強していて良かったと思っている。しかし、日本に住んでいるとなかなかそのような機会は無いので、海外へ行く予定のない人は英語は不要であるように感じるかもしれない。しかし、英語を身につけることによって得られる情報量が倍増することこそが、一番の利

          英語を学ぶ意味

          我本命

          しばらくマレーシア国内の観光地や大好きなベトナムへ旅行へ行っていたのだが、あまり体調が優れなかったのを無理していたのもあって、旅行から帰ってきてから寝るかゲームするか食べるかという生活をしていた。noteも放置して廃人生活を送っていたのだが、ゲームにも飽きてきたので軽い気持ちで中国ドラマを見始めた。中国ドラマは以前1度だけ「旦那様はドナー」という作品を見たことがあったが、とにかく長い。1シーズン24話あり、シーズン2まである。そしてツッコミどころ満載のファンタジー展開が続く。

          我本命

          マレーシアは暑くない

          まあ暑いんですけどね。 私は日本の未開の地、とある帝国の出身なので、暑さには慣れている方だと思う。気温は40℃に達することもあり、文字通り溶けるような暑さを体感し、中学高校は運動部に所属していたので、地獄のような環境で汗を撒き散らしながら己の暑さへの耐久性を鍛えてきた。 一方クアラルンプールは基本的に常に33℃前後であり、暑いと言えば暑いのだが、あの耐えられない故郷の気候とは比べ物にならない。 天気の話題になった時、日本の夏の方が暑いよ、と言うとマレーシア人に驚かれ

          マレーシアは暑くない

          マレーシアの長距離バス事情

          マレーシアの国内観光(特にペナン、イポー、マラッカ)では長距離バスに度々お世話になるので、経験を元にメリットとデメリットを書いていこうと思う。 メリット① 座席が広い 大抵どのバスに乗っても、座席が広々としている。構造としては片側に1席、通路を挟んで2席と横は3席しかなく、リクライニングも大きく倒すことができてさらにフットレストもついており、快適に寝られる。 メリット② 脅威の安さ 例えばクアラルンプールからマラッカまで約2時間半でRM15(500円弱)程で行くことが出

          マレーシアの長距離バス事情

          最後の晩餐

          最後の晩餐は何がいいか、と聞かれたらまっさきにビーフフォーと答える。早期退職してひっそりとフォーの店を開こうと企んでいるほど、私のフォーへの情熱は燃え盛っている。マレーシアに来るまではフォーにそれほど特別な思い入れはなかった。日本では何故かチキンのフォーをよく見かけるが、チキンフォーはそれほど熱狂的に愛してる訳では無い。おいしいとは思うが、それだけだ。加えて、大抵の店では乾麺を使用していて、モチモチ感があまりない。ベトナムへ行く機会もあったが、ビーフフォーの美味しさを知らなか

          最後の晩餐

          パッキング

          私はパッキングが大嫌いだ。面倒くさいことは全部後回しにしてしまうタイプなので、いつも出発前日の夜に始める。今こうしてnoteを書いているが、明日の8時半に出発する旅行のパッキングが全く終わっていない。私の楽観的性格上、何か忘れたら現地で買えばいいやというマインドなので、パスポートとお金さえ持っていけばいいだろうという考えなのだが、几帳面な友達と旅行に行くと、全てが入念に準備されていて、尊敬すると共に自分には到底不可能だと感じる。もう22時を回っているのでいい加減にパッキングを

          パッキング

          マレーシア留学記録〜地獄のロックダウン後編〜

          前編はこちら 学生寮には本来食堂やジム、キッチンなどの共用スペースがあるのだが、ロックダウン中はそれらも全て閉鎖されてしまった。頼りはグラブフードと夕方5時に閉店してしまう寮内のファミリーマートだけだった。 日本に帰国する選択肢はあったにはあったが、大学に長い準備期間を経て入学したのにも関わらずたった1ヶ月半で帰国するというのは非常に悔しかった。また、外国人の新規入国も禁止されていたので、1度出国してしまえばいつ戻れるか分からない。その間に学生ビザが切れようものなら、また

          マレーシア留学記録〜地獄のロックダウン後編〜

          マレーシア留学記録〜地獄のロックダウン前編〜

          無事にFoundation Yearという、大学の学部の準備期間にあたるプログラムに入学できた私は、新生活や学業に戸惑いもありつつも充実した日々を送っていた。(私の大学の学部は3年であり、その前にカレッジで半年から1年ほど基礎知識をつけることが割と一般的だ。) しかし、それは突然やってきた。渡航から1か月半ほどたった2020年2月半ば、新型コロナウイルスの感染者がいよいよマレーシアでも確認されたのだ。未知のウイルス、しかも死の危険があるということで、みんながパニックに陥って

          マレーシア留学記録〜地獄のロックダウン前編〜

          総監督

          阪神タイガースファンの祖父について書いたので、今度はその妻である総監督について書いていこうと思う。 母方の祖母は、スポーツ観戦が大好きだ。野球はもちろん、サッカー、卓球、水泳、テニス、ゴルフ、バレーボール、競馬など、幅広い競技をフォローしており、この世のすべてのスポーツの国際大会を追っているんじゃないかと思っている。これがオリンピックになると大変だ。朝から晩まで、時差ももろともせずに常にテレビに張り付いて応援している。もはや細かいルールなんてわからなくても全く問題ないのだ。

          総監督

          スイカゲーム

          単純なゲームほどハマってしまう。Switchで様々なゲームを購入したにもかかわらず、テトリス99やスイカゲームばかりプレイしてしまっている。特に課題に追われて時間が無い時ほど現実逃避の手段として熱中してしまう。さすがに3時間ぶっ通しでスイカゲームをやっていたことに気づいた時には、虚無感に襲われ、自分の精神状態がおかしいんじゃないかと疑った。 ただ、いざ大学が終わり、時間を持て余すと、ゲームをやる気があまり起きない。やれと言われればやりたく無くなるし、やるなと言われればやりた

          スイカゲーム

          マレーシア大学進学準備編

          私がマレーシア留学を決めた理由 マレーシアの大学進学には、IELTSという英語の4技能の試験を受けるのが一般的らしい。普通の公立高校を卒業しただけの私にとっては、リーディングとリスニングは基準に達していたものの、スピーキングとライティングが壊滅的であった。日本の英語教育の典型例である。そこで、まずは現地の語学学校へ2ヶ月ほど通うことにした。高校卒業後はバイトをしながら試験の勉強を進めつつ、学校や寮の手続きをした。 私の通った語学学校はKLCC駅のすぐ近く、クアラルンプール

          マレーシア大学進学準備編