#1歳児
ひなちゃんの言葉の引き出し
ひなちゃんの言葉の引き出しが少しずつ増えてきた。
これまでは、泣き方やタイミングでなんとなく伝えたいことを想像し、当たったり外れたりする中で手探りで通じ合ってきたという感触だったが、ひなちゃんの言葉が少しずつ増え、これまでとは比べ物にならないぐらい意思疎通ができるようになってきた。
我々にとって言葉のコミュニケーションは最も重要だ。特に、目で追っているものや指差しているものが何かわからない我々
言葉じゃなくたっていい
私たち特に全盲の視覚障碍者にとって言葉は重要なコミュニケーション手段だ。
これまで私自身、正直寡黙な人とはどう関わればよいか悩んできたし、言葉こそ正義だと言わんばかりに大切にしてきた。しかし、ひなちゃんが生まれそんな自分自身の価値観も少し変わった。
なにしろ非言語コミュニケーションの中で生きる者の最たる例が赤ちゃんであり、言葉が全然通じないからだ。顔の表情やしぐさからこちらが読み取らなければ
ひなちゃんの四方山話 『趣味あれこれ』
ひなちゃん:
ひなちゃんです。私もだいぶ成長し、2足歩行で歩き回れるようになりました。
去年の今頃なんてようやく首が座ったというところで、ハイローチェアに寝転がり手足をばたばたしているだけでした。1年で劇的に変化したんじゃないかと自分では思っています。
ただ、なにかとストレスの多い現代社会です。生き抜くためにはやはり自分でストレスを解消できるような趣味的なものをいくつか持っておいたほうがい