呪術廻戦 27巻 【ネタバレあり読書感想文】 孤独と愛に漫才を?
★★★★⭐︎
amazonでレビューしたものです。
0.27巻のPVはファンタ学園超人先生だそうです
まあー実写なのにキャストが似てますねえ。
いやあ、頑張ったなあ。
1.「愛ほど歪んだ呪いはないよ」
雷神・鹿紫雲ー。最強の五条悟が宿儺に倒されたあと投入されます。
さらに凍星・裏梅が宿儺に呪具「神武解」を届けると、秤が裏梅を捉えました。
五条悟が亡くなるという一大ショックを受けてもなお、高専側は次々と術師をぶつけていかなければなりません。
しかし高専の人々は以前から、五条が敗北したバターンについても対処法を計画していたようです。戦う順番に割り当ても。
呪具「神武解」は万が死の縛りと引き換えに構築した武具だそうです。禪院真依もそうでしたね。
そんな宿儺に鹿紫雲は尋ねます。
万が、そして五条悟が話した強者の孤独と愛ですね。
それに宿儺は答えます。
強敵に執着し挑みたい認められたいという思いは、愛であり、呪いではないと宿儺は言います。さらに挑んでくる相手をその手で葬ることも慈愛だと。
好きの反対は無関心、とは聞きますが、強い相手、勝ちたい相手のことを常に意識して考えて思う強い執着は、一種の愛かもしれないですよねえ。
その理屈だとこの世で一番愛されているはずの宿儺は、愛など下らんと一蹴します。
他人に満たしてもらおうと思わないから。
宿儺は他人との関わりを必要としないで生きていくのだそうです。人を食いながら。
確かに人間ではもうないかもしれません。人の間にいないから。
一方で宿儺は、漏瑚の時もそうですが今回も、彼が下らんという慈愛の行為を繰り返し、あまつさえ倒した相手に丁寧にアフターケアまでしています。
言っていることとやっていることが一致していませんが、、とても人間らしいと思います。
矛盾しています。
が、だからこそ宿儺は魅力的に映るんでしょうね。悪い奴ですが。
2.「オマエにウケなくったってオマエ以外にウケたら関係ねーんだよ!!」
ここで人外魔境新宿決戦は一旦中止し、舞台は岩手へ。
羂索が死滅回遊を終わらせるために、泳者を殺しています。
そこへ登場したのは高羽でした。
元々売れない芸人で半分だけスーツ姿のどう見てもギャグ枠の覚醒型術師です。
が、実は彼は強かった。
高羽は羂索に術式を仕掛けます。次々に二人でよくわからないやり取りを続けることにより、羂索にはダメージが蓄積していきます。
羂索によると”高羽のお笑い欲が満たされるまで終わらない暴力で決着がつかない戦い”だそうです。
最終的に、相方が辞めてピン芸人になっていた高羽は、羂索とペアでお客さんの前に立って漫才をして満たされました。
高羽の術にハマった羂索は、呪力の感知ができず、乙骨に首をはねられるという呆気ない最期を迎えました。まあ、まだ後を継ぐものはいるようですが。。
この4話、、、正直面白くなかったです。
私お笑い見ないんですよねえ。
パチンコの時もそうでしたが、元のネタがわからなくて、、、
私の他に面白いと思った人がいればいいんでしょうね、うん。。。
3.高専側の総攻撃
新宿に舞台がうつり、虎杖と裁判の術式をもつ日車がペアで宿儺に挑みます。
日車の術式で、虎杖の裁判を再開し、宿儺の死刑に持って行こうとしますが、そこで予想外の展開が・・・
やっと登場した主役。
五条先生がいなくなって辛いところですが、高専メンバーは、いろいろ作戦を立ててきており、幸いうまく行って羂索は始末できたので、あとは宿儺と裏梅。
納得できる最期を迎えて欲しいものです。
こちらもよかったらどうぞ〜
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